星空☆Casting

釣れるものはみんな釣りたい。
夜の海で一人
ひたすら同じ事を繰り返す快感。
さあ、ご一緒に。

藻場のminimaru

2013-05-15 13:42:48 | メバル

現在の越前海岸。

シャローの藻場が熱いです。

足下はこんな感じ。

水面を覆う海藻を見ると水中も同じように鬱蒼としてると思いがちなんですが根幹部分は結構まばらでお魚が潜む空間は充分にあるんです。

例えて言うなら煙突が何本かあって、その上空に煙が横に広くたなびくような感じ。

そして水深が2mを超える沖では水面直下にルアーを引く事の出来る隙間があります。

そんな水域をminimaru50で流して行きます。

minimaru50は水面直下をデッドスローで引く事の出来るルアー。

スローリトリーブが効くのはメバルの見てる範囲がすごく狭いから。

元々水面を意識しているメバルって見る範囲が狭いんですが、繁茂する海藻が視界を遮りその傾向が加速されるんです。

そんな狭い範囲を一瞬でルアーが通過してしまったらメバルはあっさり諦めてしまいます。また次があるやって。

それにminimaru50はjighead2g以上の飛距離を持ちます。2g単体で水面直下をデッドスローに引く事は不可能ですよね。

飛距離が出て水面直下をゆっくり引ける。そんな矛盾をこのルアーは両立させているんです。

発泡ウレタンボディーとフロント重心の絶妙なバランスがそれを可能にしています。

とにかくテンションを掛けていれば沈まない。藻場には最適だと思います。

カツーン!とシーバスも色濃く潜んでますね。50~60cm程度とサイズはありませんがメバル連発の合間の楽しいアクセント。

 

メバルはもうボコボコですw

26~28cm。

食い方を見て頂ければお分かりかと思いますがほぼ100%フロントフックに掛かってきます。

下から突き上げるような食い方をするんですね。この食い方はベイトが「逃げる何か」である事を示しています。

この日はやや波気があり5分おきに決まって2波の強い波が来るんですがそのタイミングで連発。

てっきり波で流れ込んでくるお魚を食べてるんだと思ってたんですが帰宅して捌いてみると...。

ワレカラ。ごく少量バチも混じっていました。

多分藻場のメバルは周囲に無数にいるこのワレカラを常食していて

強い波などの何かのタイミングでベイトフィッシュが流れ込んで来たとしたら瞬時にそちらにシフトするんだと思います。

minimaru50に出るあたりはコン!と強くて、メバルが喜び勇んで食いに来ている事がロッドを通してひしひしと伝わってきます。

全く躊躇がないんですね。やった!お魚来た!と言ってるのが目に見えるようなんですw

 

あまりご存知でない方が多いようなのですがBREADENでは毎月13日にmail magazineを発行しています。

BREADEN HPからメルアド登録が必要ですが毎号BREADEN Field staffの激コアな記事が掲載されています。

先月号にはわたくしつーも書かせて頂いていますのでよろしければ是非。

今月号には健太郎さんのminimaru50解説が詳しく掲載されています。

このルアーにはシャロータイプもあるんですが軽いはずのシャロータイプが一番飛距離が出ると言う驚愕の事実が。

minimaru50は「揚力」を持つルアーです。飛行姿勢が安定しているのでいつでもその長所が生かされるんです。

これも発泡ウレタンとアウトシンカーのおかげです。軽と重のメリハリがしっかりしているからこそなんです。

そのバランスがシャロータイプに最も現れるという事なんですね。びっくりしました。

 

さてこの日の続き。

20発ほど掛けてminimaru50で届く範囲を釣り切った感じなのでつー18番のフローティングキャロ。

波気があったのでGulp!の枠を装着して50m沖の根回りのよれを直撃。

29cm。

これもグッドサイズボコボコでしたw

このGulp!の枠。実はsammyさんもお使いになられる事があるとの事。「キャタピラー」と命名されてるんだとかw

 

次の日も海へ。

この日は波が治まり完全な平水。

近距離のメバルのサイズが落ちた感じ。

 

んじゃぁという事でついに禁断のminimaru50+どーよ玉フローティングキャロ。

あっさりと28cm。

またまたボコボコでした。

 

このどーよ玉。釣友のどーよくんが手作りしてくれています。

飛距離、方向性、水への馴染み具合。

数ある飛ばし浮きの中でも出色の出来だと思います。類似品もあるんですが中通しのパイプ周りの造作が素晴らしい。

そこってとても重要な部分なんです。硬さであるとか精度とか。よく分かって作られてるなぁと思いますね。素晴らしいです。

とかく波や風と闘わなければならない越前メバリングにおいて今や無くてはならないものですね。

それにこの日のような穏やかなシャロー。サイズのあるお魚は遠くにいますので必需品です。

市販もされています。450円~470円と激安。

ウェイトの仕込まれたシンキングバージョンも3種類ラインナップされています。その仕込み方がまた職人芸。

現在のところ買えるのは福井市のフィッシングpointさんのみのようです。ご興味のある方は是非。

 

その後たかかんさんりゅうさんふなむしさんと合流してこれまた藻場の防波堤に。

近くの灯りの明暗がくっきりと出るポイント。

藻場って言ってもどこにでもありますから、もうひとつ絞り込むためには「灯り」を絡める事。

「灯りのある藻場」であれば今は外す事はないですね。

激しくバイトした瞬間に藻の中めがけてダッシュする超高活性。

息を殺したスローリトリーブの中でのいきなりのバイトですから心臓に悪い悪いw

こちらも負けじと一瞬で水面まで引きずり出す必要があります。

なので強いタックルが必要。しかし軽いルアーもキャストできてリトリーブを感じられる繊細さも必要。

最近溺愛はGRF-TR 85PE special ♡Houri-islandです。

従来の85PE specialを更にかつんかつんに追い込んだセッティングになっています。

ガイドセッティングとグリップ周りの変更だけでこんなにロッドの性格って変わるんですね。

とにかく遊びのないロッド。言わばType-Rです。僕的には単体の釣りに使って行こうと思っています。


藻場の釣りの欠点はサイズを選べない事。

尺絡みの強烈バイトに完敗したその次のキャスト。

可愛いなぁw

どなたか。藻場でサイズを選んで釣る方法を教えて下さいませw

 

TACKLE DATA 

ROD/BREADEN Glamour RockFish TR85PE special Houri-island

REEL/ DAIWA EXIST2004 

LINE/VARIVAS LIGHT GAME mebaru0.4G 

Leader/VARIVAS Avani Eging Plemium shock leader 7lb 

Lure/BREADEN minimaru50,Gulp!の枠

Float/do-yo dama glow F 

Snap/BREADEN となりのアイツSS/Black


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38 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (かずひこ)
2013-05-19 15:58:30
めちゃめちゃ釣れてますね☆そしてすっごく楽しそう!
ミニマル、使ったことないんですが師匠の説明を読むと凄く使いやすそうですね。こりゃ買いに行かねば!
僕は来月前半までは釣りに行けそうにありません……。6月中下旬に少し行けたらなぁって思ってます。それまでは妄想で頑張ります!
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Unknown (りゅう)
2013-05-19 19:50:11
更新頻度がすこぶるイイ感じですね^^
藻場でミニマルで掛けた場合と
ワームで掛けた場合ではキャッチ成功率は
どんな感じでしょうか?
って直接聞けばよいでしょうか?^^
藻場での釣りの場合は少しでも足場の高いところの方が
有利なのですかね
足場の状況によってバラシ頻度が結構変わるような
気がしましたw
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→かずひこくん (つー)
2013-05-20 03:38:49
やったぁ。コメント一番乗りぃw
えらい釣れてますよ。大変です。多分今が一番釣りやすい季節かも。
minimaru。
僕も昔は苦手だったんですが使い込むうちに長所が見えて来て、今ではこれは長所しかないんではないかと思い始めてるところ。
是非使ってみてね。
6月下旬~7月頭であればメバルは間に合うね。
また去年みたいにヒーローになって下さい。
頑張って。
返信する
→りゅうさん (つー)
2013-05-20 03:47:42
ありがとうございます。
である調をですます調に変えたら書きやすくなりましたw
いえいえここで聞いて頂いた方が皆さんにもお知らせできますし。
キャッチ率は変わらないんじゃないかと思いますよ。
でかいハードルアーであれば幾分ファイトは弱くなりますがminimaru50程度なら変わらないでしょう。
バイトも激しいので掛けどころも選べませんけどね。
ただフローティングキャロで長距離の場合はキャッチ率は落ちますね。
まず遠くの魚はなかなか浮かせられないと言う事。それにフロート部の重さでその先のリグが水中に入り気味になります。
短距離の単体のようには水面に出せませんね。
足場が高いという事はラインに角度が付けられるという事ですから当然浮かせやすくはなります。
でもそれも距離次第ですね。
シャローの長距離って言うのは藻がなくても厳しいですからね。お魚がどこでも行けますから。
とにかくゴリ巻きですね。タックル強化しかありません。
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Unknown (ふじろう)
2013-05-20 07:11:05
そっか。
ふむふむ。
えっ? そうなの。
なるほどな~。

へたなガイドブックのメソッドより、よっぽどためになります。越前でミニマルは何個も殉職させたけど。もう一回トライしてみます。
PS
近所の大型量販店、フィッ○ング遊やイシ○ロはいつ行っても品切れです。つーさんから強く13に督促しといてくださいw
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→ふじろうさん (つー)
2013-05-20 12:20:19
そうなんです。
そうそう。
そう!そうなんですよ。
でしょ~w
minimaruってその形状から素直に見てもらえないところが結構ある気がします。
しかしよく考えられたルアーなんです。使えば使うほどそれが分かってきます。
今回は単なるただ巻きでの釣りでしたがまだまだ引き出しは多いルアーだと思いますね。
逆に言えば使い手の思い通りになるルアーだという事。
殉職ですか。今の時期はボトムで使う必要ってないですからロストは少ないと思います。
掛かるとしても海藻ですので僕の使ってるタックル程度であればまず大丈夫ですよ。
そのルアーを信頼するためにはやはり釣る事ですね。
それが出来やすいよい海で釣りまくってそのルアーを自分のものにしちゃうんです。
それが出来れば厳しい渋い海でも釣れるようになります。
要は確信ですね。釣りに一番大事な事です。
あら。そんな有名店で品切れしちゃってるんですか。営業さんにお伝えしておきます。ありがとうございました。
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Unknown (84)
2013-05-20 12:56:38
お疲れ様です!!
藻場の釣り…
藻場ゲーですね(笑)
水中の様子やメバルの食生活、ミニマルの特性、読んでて頭の中にすぐイメージが浮かんできました。
すごく分かりやすかったですし参考になります。
本当にボコボコですね!!
一度でいいんでボコボコを経験したいです(笑)



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Unknown (たかかん)
2013-05-20 22:42:15
ボコボコ釣れますよねぇ(^^)

たまに掛かるでかい奴をどうやって獲るかなんすよねぇ…(^-^;

藻場の大きな課題すよねぇ

今度じっくり語りますか(笑)
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Unknown (ヤマジ)
2013-05-20 23:40:36
初めまして。

私は愛知県に住んでおりまして数年前よりアジやメバルを釣りに越前方面へ足を運んでおりますが、つーさんのブログを拝見させていただくたびに地元の方の強みを痛感します。

もちろん、ポイントを知っていてもただそれだけではだめですが…。

ミニマルはいいですよね。過日も越前のとある漁港の堤防先端、ウィード、明暗絡みのポイントでミニマルの新色を使いメバルを釣りました。


またの記事を楽しみにしています。
返信する
Unknown (まっちゃん)
2013-05-21 00:57:55
つーさんの釣果で触発されてる方はかなり多いんでしょうが・・・僕もその一人なんですがつーさん、ボコボコに釣れすぎですよ(^O^)

僕はボコボコにやられてます・・・

あんなに凶暴な魚だとは思いませんでした・・・
今までは自分が持っているロッドでも十分だと思っていたんですが、みなさんがブリーデンさんのロッドを使う理由が身をもって理解しました。

僕も購入してリベンジします(^O^)v







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