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例年、議長会主催の議員研修会が開かれますが、首を傾げざるをえない内容が少なくありません。
近年議会基本条例を制定し、研修報告を議会事務局に提出しインターネットで公表することになっています。
おかしいと思う点を報告書に記しましたが、当ブログでも公表します。
1. 研修名(主催者) 県下町村議会議長会研修会(長崎県町村議会議長会)
2. 研修日時 平成29年7月3日(月)13時00分開会
3. 研修先 長崎県市町村会館 6階会議室 長崎市栄町4-9
4. 研修目的 議員の資質向上に資するため
「今後の政局・政治展望を探る」ジャーナリスト/東海大学教授 末延吉正氏
安倍晋三総理に近い人物であることは事前に分かっていたが参考になればと思い聴講した。
- 行政批判すると大学の研究費を削られる…。(大学自治権の侵害を許容?)
- 議員は政務調査費(活動費)でちょっと酒を飲むだけで怒られ大変。
- 木村草太(憲法学者)のようなクソガキに何がわかるのか。
- 加計学園問題は朝日が悪く書いて国民を煽った。
- 前川喜平(前文科事務次官)が行った場所は管理売春の施設。
など、安倍政権と違う立場やリベラルに対するすさまじい憎悪に満ちた講演であった。(前川喜平氏が売春や猥褻行為をした事実は出ていない)
ちなみに委員長研修会(平成28年8月25日)の講師(全国都道府県議会議長会元議事調査部長 野村稔氏)は
- 政務調査費に領収書添付必要なし。
- 本音を話す時は傍聴者退席させればよい。
- 討論が長い議員、討論時間を制限したらよい。
などの発言があった。
研修の目的は議員の資質向上であるが、講師の言動が議員の資質向上につながるのか、また品性を問われる発言内容ではないのか指摘せざるをえない。町村議長会の講師選定のあり方を、常識ある人にするよう繰り返し問題提起しているが、現段階までそうならない。