ツルノリヒロの生活と推理

アーティスト、ツルノリヒロの気ままな発信基地。

日本神話その7

2010-05-31 01:44:59 | ライブ
舞台はこんな感じ。
久々に焼けたなあ・・・

やはり本番は昼間で、勝手が違うし、世界に入り込むことが難しかった。

日本神話、公演した演目は十作品以上になる。
それぞれに作曲をする訳だが、何せ読み語りである。

この台詞から、この台詞まで音楽をつけたい、さらには終わりはこの言葉でカットアウト!
などと考え、それに曲をつける。

けれど、毎回その間の時間は同じではないから、メロディーや展開は決まっていても、
その後はその場その場での即興で合わせてゆく。
いや、メロディーや展開すら、その場で変わってゆくこともある。
これが病みつきになる。

浅野さんがいつもより情緒的に読み出した。
僕らの演奏もテンポを少し落とし、フェイドイン気味に寄り添う。
すると浅野さんの語りは、その演奏に乗るように、ゆっくりと、声を抑えた語りとなってゆく。

と言った感じ。

是非機会があれば皆さんも、いらしてくださいね!!!
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日本神話その6

2010-05-31 01:42:17 | ライブ
舞台から見た客席。
ちょっとした円形劇場のようになっている。

それにしても明るい。
僕は夜、ライトアップされた舞台の経験しかないので、雰囲気が出るか心配になる。

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日本神話その5

2010-05-31 01:25:46 | ライブ
本番の日!

今日は快晴、二時からの本番なので、昨日のように寒くはならないだろう!・・どうだろう・・・・
朝一で、ここのところ僕のマネージメントを手伝ってもらっている、ベティーさん到着。
11時出発。

雲一つない快晴!
暑い!!

いや、熱いと言うべきか!
ヂリヂリと、普段太陽にほとんどさらさない、顔が、二の腕が、首が・・・
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日本神話その4

2010-05-30 02:24:09 | 今日一日
6時半にはリハーサルを終えた。
実は夕刻になるに従い、暖かかった空気はたちまち冷えてゆき、リハの終わり頃にはとても寒くなっていた。
パーカションのピースケは、長く演奏をしない箇所で、突然舞台から裏へと消える。
そして次に現れる時には一枚多く服を着込んでいるのだ。
だんだん着膨れしてゆくその姿が、うらめしく思えるほど、僕も凍えていた。

なので、ホテルに戻るなり、地下の温泉へ!
入った瞬間は、とても熱いと感じられたお湯が、少し立つとぬるく感じ始める。
いかに身体が冷えていたか、ということの証明・・・

やっと身体もあったまり、食事へと向かう。
今回の浅野さん再出発ステージに当たり、僕のファンの方達も記念すべき第一回を見に来てくださった。
その方達と、前々回、とてもおいしかったお店に行こうとしたのだが、
金曜の夜ということもあり満席で入れない。

そこから40分、探したなあ・・・・

やっと入れたお店は当たり!

写真は岩牡蠣、おいしかった!
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日本神話その3

2010-05-30 02:15:32 | ライブ
今までもそうだったが、前日に舞台を作り、セッティングをし、リハーサルをやる。
今回は僕にとって初めての昼公演!
リハーサルは4時から始まった。
開場の万葉文化館は、飛鳥寺、飛鳥寺資料館のすぐそばにある。
4年前、その両箇所で演奏をさせていただいたことがあり、とても懐かしかった。

会場から見た、明日香の空、美しかった・・・
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日本神話その2

2010-05-30 02:02:41 | ライブ
今回の演目は「コノハナサクヤヒメ」
前回やったのが4年前の大阪で、かなり改編されたものだったから、それを元に戻しつつ、
新しい形にした今回用に、音楽もかなり作り直した。

長い作品なので、今回は一本だけ。

野外で行うことの多いステージ上で、風で飛んでしまわないよう、台本は始めた時から巻物の形にしている。
新しい巻物は、文字のポイントを従来よりも小さくしたのにも関わらず、とても長くなってしまった。

写真は、その長い巻物を楽屋で見、呆然とする、初めてこの作品をやるパーカッションのピーすけ。
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日本神話

2010-05-30 01:54:45 | ライブ
浅野温子さんの読み語り、新しい体制となっての初舞台が、奈良は飛鳥の万葉文化館、野外ステージで行われた。
ここ半年ちょっとで4回目の奈良である。
うち3回は橿原ロイヤルホテルに泊まっている。
前回泊まった時と、部屋の位置が変わり、窓からの景色もほんの少し移動する。
なんだか楽しい。
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韓国公演レビュー

2010-05-28 02:21:29 | 今日一日
韓国のイベンターLeeさんから、公演のレビューが届いた。
掲示板に寄せられた感想と、ブログからのものを翻訳して送ってくれたのだ。
あまりにも嬉しくて、涙が出た。

ブログのアドレスを二つほど紹介しておくので、

http://blog.naver.com/papkan?Redirect=Log&logNo=50087592058

http://blog.naver.com/sizico2?Redirect=Log&logNo=130085314321

良かったらご覧になってほしい・・って読めないので、
一つ、日本語訳も紹介しておく。



朝から午後までそれほど熱心に勉強してた訳じゃないけど、
ずっと図書館に引きこもっていたせいか、5時ころにはまぶたがするすると降りてきた。
ちょっとだけ寝て(ちょっどだけよん)、ライブに行こうと目をつぶったのが最後。
目覚めたら、なんと6時半。ハッ!
いそいそと、サインしてもらうCDとデジカメを手に
ライブ場のホアムアートホールにゴーゴー!

私の持ってる『For your memories』は
中村由利子さん(ピアニスト)と前田善彦さん(チェリスト)が
都留教博(つる・のりひろ)さんと一緒に作ったアルバムだったけど、
アコースティック・カフェは「カフェ」だけであって、
出入りが自由なプロジェクトグループなのでメンバー交代も頻繁にあるみたい。
(X-Japanのメンバーも活動盛りだったし)
でも、メンバーが替わっても自分らしさをなくさないのが
アコースティック・カフェならではの魅力^^
今度の韓国公演では
都留教博さん、あやこさん、ひらぬま ゆりさんがメンバーとなり
心に響く演奏を聴かせてくれた。

CDの音質がライブよりよかったりもするけど、
わざわざライブを聴きに出かけるのは
生きてる生の音楽を全身で、五感で、肌で
直に感じることができるからではないだろうか。
ただのCDでは計り知れない深い感動の妙味。

すべての曲がよかったけど、
特に響いて、涙まで流してしまった演奏はやはり、
アンコール曲だった一番有名な
「Last Carnival」「 Invierno Potenoaliber tango」、
演奏する人のアドリブが目立った「Je te veux」、
アコースティック・カフェバージョンで新たに編曲した
「Day tripper I’ll wait for you」もほんとう、すてきだった。

弦楽器が出すやわらかくて、トントンと弾けるようなスタッカートの音が好きだなぁ。
少し惜しかったのは、あの有名な「Long long ago」が演奏リストから外されたことT-T

さてと、リーダーの都留教博さん。
ほぼ完璧な韓国語を駆使しながら、ライブを進める姿がかわいかった。うっふ~
「다음은 어쿠스틱 카페의 『For your memories』앨범에 수록된 곡이무니다」
(次はアコースティック・カフェのアルバム『For your memories』に入ってる曲です)
おしゃれで、やさしそうで、すばらしい演奏力とプロデュース能力まで。
いったいあなたに足りないのはなんなのよ~!T-T
バイオリンを弾く姿があまりにもカッコよくて、一目ぼれしちゃった。
花より美中年ってか~。

それから、あやこさんやひらぬま ゆりさんも実際見てみたら
小顔でかわいいっ!しかも、親切。
サイン会するとき、CDやらパンフレットやらとサインを三つももらってたのに
全然、喜んでやってくれたわ。都留教博さんと握手までしちゃった!!!
一番目に座っていたひらぬま ゆりさんに日本語で話しかけたら
私がしゃべれると思ったのか、ゆりさん、ずっと日本語で話してた。
聞けば、なんとか意味は分かるけど、
例えば「みなさんの音楽はいつも私を元気にしてくれます」
というのは日本ペーペーの私には無理です。とほほ…。
だから、日本語と英語で話しかけたみたけど、
またもやあやこさん。
留学派だからか相当発音がいい。ふむ。
私が旅行に行ったときは流暢に英語をしゃべる
日本人ってめったになかったけどなぁ。
とにかく、次のライブまでには日本語を完璧にマスターしちゃうぞ!

彼らの音楽は洗練されているけど、見かけだけって感じがしない。
華麗だけど、真率でしつこくない。
無言の饗宴というのだろうか。
美しくて、清楚で、飾り気がなく欲張らない。

彼らの曲を聴いているときに、いつも思ってた。
こんなにきれいな音楽を作れる人の心はどんなに穏やかで、きれいだろうと。
それから、他人の心に響く力を持っていることが
素敵でうらやましかった。

アコースティック・カフェの有名な曲のひとつ、「Last Carnival」は
二十歳のころの私を思い出させてくれる大切なプレゼントみたいな曲。

前にも言ったけど、
いろんなことに迷っていた二十歳のころは
この曲を聴いてほんとう、たくさん泣いたわ。
何度も何度も聴いてた思い出の曲です。
この曲の何も欲張らない心が、そのころの私はほしかった。
「Last Carnival」を好んで聴いてたあのころを言うなら
派手なカーニバルが日の沈みとともに幕を下ろし、
花火の火花も闇の中に消えていくって感じ。

今はこの曲を聴くとヒマラヤが浮かんでくる。
ボランティアや旅行でネパールを渡り歩いていたころに
よく聴いてたからかもしれない。

ポカラの町のどこからでも見えるマチャプチャレ(魚の尾)山脈の鋭い角度。
触れたら切れそうな険しくて冷たく見える雪が、
日差しにきらきらと光って暖かい感じがしたね。
ボランティアしてた学校の後ろに広がっていた峡谷…。
すべてのことが言葉にならないほど感動的だった。
かけ替えのない記憶の欠片たち。
ラスト・カーニバル。

自分の二十歳のころの感性と孤独、苦悩が
そのまま残ってるアコースティック・カフェの音楽。
実は、今までそれを二十歳の思い出にして、
心の奥にずっとしまっておいてた。
閉めておいた感情たちをライブの間、
ひとつひとつ引き出して、そっと一人でかみしめていた。

私にかけ替えのない大切なしらべを贈ってくれた彼らに
心から「ありがとう」を贈りたい。


逆に僕らの方が、感動した。
本当にありがとう・・
ほんの少しでも、人に感動を与えられたら、と思って音楽を作っているけれど、
こんな答えをもらったら、もっともっと頑張らずにはいられない。





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保田與重郎生誕100年記念映画

2010-05-23 02:51:20 | 今日一日
保田與重郎生誕100年記念映像作品が完成した。
今日は公開の初日。
新橋のヤクルトホールに、ほぼ満員の聴衆が集まった。

場内が明るいうちから、予告編が流れる。
今回の作品では、完成映像を見ることができずに音楽を作らなければならなかった。
バラバラの素材は見せていただいていたから、そこから感じた雰囲気、世界を、音楽にしてみたつもり。
予告編に使われている曲だけで、その手応えを感じた。

本編を見終わって、アニメにしろドキュメンタリーにせよ、音楽を作らせていただいた映像作品の中でも、
とてもうまくできた作品に感じた。
ほっとした。


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ツルソロ

2010-05-22 11:35:10 | ライブ
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