ツルノリヒロの生活と推理

アーティスト、ツルノリヒロの気ままな発信基地。

「Gift」ボーカルバージョン完成!

2021-03-28 21:02:05 | お知らせ
「Gift」韓国版が完成し、日本版の「ボーカルバージョン」「インストバージョン」と合わせて3曲カップリングで、
韓国内で流通される予定であることは先述の通り。
日本版の2種類はアメリカ在住のMusic Mix Engineer 真田浩之氏にミックスをお願いしていたのだが、
『リリースの前には再調整しようと思っていたから』とリミックスをしてくれている。
そしてまずボーカルバージョンを送って来てくれた。
これが、素晴らしい・・・
音に深みとつやがあり、まるで前回とは別物。
こまったなあ・・・POLYとの韓国バージョンは、僕のミックスだから、差が出てしまうぞ!
でも、それもこのプロジェクトの面白さか・・
 
テトは去年の4月にやって来たから、桜は一緒には見ていない。
なので近くの哲学堂公園に桜を観に行って来た。
今年の桜は中々いいね!
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

板垣誠アルバム「Charming」完成!

2021-03-28 01:43:11 | お知らせ

昨年から制作して来たアルバムプロジェクト、三枚同時に取りかかっていた内の二枚が完成し、フルーティスト比翼智子さんの1stアルバム

「Canto de los Pajarito(小鳥のさえずり)」は1月末に発売され、細坪基佳さんのベストアルバム「Best of Ballad」は3月3日の発売となったことは報告済み。
そしていよいよ三枚目、一番時間がかかっていたアルバムが完成し、発売となる。
アルバムタイトルは「Charming」Jazzのヴィブラフォーン奏者、板垣誠氏のソロアルバムだ。
演奏はヴァイブにウッドベース、エレクトリック&ガットギターのトリオ。
板垣氏のヴァイブは、鳴ったその瞬間ぞくっとなるほど柔らかく、美しい!
そして品のあるセンス溢れたフレージングは、ジャズファンでなくても魅了されるだろう。
個人的にも尊敬し、大好きなアーティストだ。
その彼のアルバム、ミックスにはとても苦労した。
モニターシステムを使わない一発録り。
アコカフェも一発録りだが、僕らはヘッドフォンをし、なるべく離れた場所で、しかもアクリル板をついたてに立てて録音している。
だが今回の彼らの録音は、生音でみんなの音が聴き合える距離で、と言うことでアクリル板も立てず、できるだけ近づいての録音だったため、

お互いのマイクに入ってしまうお互いの音、「かぶり」と言うが、これをどう処理するかで時間がかかりまくった。
いろんなことを考え試してみるも中々納得出来ず、ミックスだけで何回やり直したろう。
さらにマスターリングでやり直し、それでも気に入らず、最終的にはもう一度ミックスから全てやり直した。
そして、ようやく納得出来るものが出来たのです!
よかったよかった...
今回も僕は録音、ミックス、マスターリング、写真撮影、アートワーク、デザインを担当させていただいた。
是非多くの人に板垣氏の音を聴いていただけたら、と思っています。
お申し込みは以下のフォームから。

「Charming」お申し込み

税抜価格2,500円(税込み価格にしなきゃいけなくなるんだよなあ、だと2,750円か・・)

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ドアノー/音楽/パリ」展

2021-03-17 20:55:16 | アート

ツルスタには至る所に絵や写真が飾ってある。


これは本棚、本はほとんど見えず、好きなポストカードが飾ってある。
上の段の左側、ポストカードブックなのだが、フランスの写真家ドアノーの作品集。
今日は、渋谷文化村ミュージアムで、彼の「ドアノー/音楽/パリ」展をやっていたので観に行ってきた。
ちなみに右側のポストカードブックは、同じくフランスの写真家アジェの作品集。
ドアノーよりも5〜60年前の写真家だ。
さて、他のポストカードは誰の作品でしょう?ってクイズにしてどうする・・

感想?「すばらしい」の一言。
是非皆さん観に行って欲しいなあ。
切り取られた写真から音楽が流れ、ストーリーがわき上がる。
止まっていないんだよね、被写体が。
そのまま流れて行く動きが感じられる。
写されている人々も、とても自然体で、スナップとポートレートの狭間のようだ。
ピエールブーレーズやメシアン、ピエールバルー、知っているアーティストもみんな若くて!
この頃のパリはエネルギーに溢れていたんだろうなあ(今溢れていないと言うわけではないが)
ドアノーよりも少し年上に、マルセル・デュシャンやマン・レイ、ジャン・コクトー、マックス・エルンスト、エリック・サティと言った、
そうそうたるアーティストがいて、毎日の様にカフェドゥマゴに入り浸り、コラボレーションをしようとしていた。

そう言えば、Acoustic Caféの名前は、そんなカフェに集い、何かを作ろうとしていた彼らの様に、
集まりたいミュージシャンが集まれる時に集まって、自由に音楽を作って行こうと言う思いから付けたんだったなあ・・・

図録も素敵だ。
表紙を飾るのは歌手、女優として一世を風靡し、昨年亡くなったジュリエット グレコ。

まだデビュー前だったそうで、この界隈で有名だったこの犬を撮影しようとして、偶然そこに居合わせたのが彼女だったらしい
超美人だものね、撮影するよね。

でこの後デビューし、二年ほど後に今度はちゃんとした撮影でドアノーと再会したそうだ。

観終わってとても心に残った言葉がある。
「私にこれだけ多くの写真を撮らせて来たのは、生き延びるための反射的本能だったのだろうか?
おそらく、消え去るイメージを所有したい、と言う欲望だったのだろう。
あるいはもっと単純に、この世界に生きている自身の喜びを刻み、明快な形にするための方法だったのかもしれない」

音楽を作る作業も、同じだと感じた。
だが、まだまだこれだけ多くの曲を、、とは言えていない。

3月31日まで、澁谷 Bunkamura ザ・ミュージアムにて

 

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

韓国版「Gift Project」

2021-03-06 21:42:09 | お知らせ
「Gift」韓国版が完成した。
「Gift」とは、昔作った曲で、コロナ禍で外出もままならない時期(今もそうだが)にみんなにリモートで音を重ねて行ってもらい、新たな楽曲として世の中への「贈り物」となるようFacebook上ではじめたプロジェクトだ。
日本版は歌詞が付き歌が入ったバージョンと、インストゥルメントのバージョン2種類が出来、ニューヨーク在住のレコーディングミキサー、真田氏にミックスをしてもらい完成し、Facebook上で発表させてもらった。
そして、今度は韓国バージョンが完成。
参加してくれたのは
「Fusion Percussion Band POLY」と言うグループだ。
彼らはDr,Percussion,E.Bass,A.Piano,Sax,Vibraphone と言う6人編成のグループで、
まだ若いグループだが韓国ではとても人気のあるグループだそうだ。
アコカフェの元音源とクリック、楽譜を送ったのだが、元音源に合わせて重ねると言うよりは、
グループで新たにアレンジし、レコーディングしたようで、元の演奏を当てはめようにもノリが合わない。
なので逆に僕らの方が録音をし直し、重ねる形となった。
結果、かなり素敵な韓国版「Gift」が完成した。
これは韓国内で公式配信(流通)されるので、今先にここで発表してはまずいのかな・・
まずいんだろうな・・
と言うことで、発表はしばしお預け・・
早く聴いて欲しくてうずうずしているんだけれどね・・・
収益が出た場合、僕側の分は全額慈善団体、あるいは芸術家支援団体など、ふさわしいと韓国エージェントが考えるところに寄付させていただくことにしている、これもまた「Gift」と言うことで。
韓国側では、すでに完成している日本版「Gift」の音源も、合わせて流通してはどうか、と言っている。
だとすると、日本版に参加してくれたミュージシャン達に、確認をとらなくては。
コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

細坪基佳 Best of Ballad」いよいよ発売!

2021-03-02 16:12:08 | お知らせ
昨年から制作して来たアルバムプロジェクト、三枚同時に取りかかっていた内の二枚が完成し、フルーティスト比翼智子さんの1stアルバム「Canto de los Pajarito(小鳥のさえずり)」1月末に発売されたことは投稿済み、もう一枚、細坪基佳さんのベストアルバム「Best of Ballad」は明日!3月3日の発売となっていて、
僕はアレンジ、演奏、録音Mixマスターリングで参加させていただいた。
全15曲中、6曲がリアレンジされ新たに録音し直した楽曲で、残りの9曲は、今までの細坪さんのSoloアルバムの中からバラードの選りすぐりをリマスタリングした。
ライブアルバムから収録した2曲を除いて、全て僕が録音からミキシングまで担当させていただいているから、このベスト盤に納められた楽曲は、詩曲はもちろん、声の、演奏の、そして録音の歴史でもある。
懐かしく、そして楽しさで溢れた歴史だ。
また、大学で、昨年度はのべ90名ほどの学生を教えたが、中には将来が楽しみな、才能の片鱗を感じさせる若者が何人かいて、その中の一人、自ら曲を書きエレキギターを弾き、ガールズロックバンドで歌う女性に、このベストアルバムで1曲、細坪さんの字ハモコーラスをお願いしている。
長い年月を経て熟成された、細坪さんのベストアルバムに、二十歳のミュージシャンが、若い空気を運び入れてくれている、そして全く違和感がない。
細坪さんの、音楽を作ることへの溢れ出る愛情と、その若々しさが、違和感無くマッチさせるのだろう。
是非聴いていただきたい1枚だ!
細坪基佳BEST OF BALLAD 15篇の物語
¥3,300 CD 税込
発売日:2021年3月3日
品番:CVOV-10067
細坪基佳オフィシャルホームページ
からお求めいただけますし、
徳間の流通ですので、全国のCDショップで取り寄せ購入できます。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「Canto de los Pajarito(小鳥のさえずり)」発売中

2021-03-02 16:12:08 | お知らせ
昨年依頼され制作して来たアルバムプロジェクト、三枚同時に取りかかっていた内の二枚が完成し、一枚が1月末に発売、もう一枚は3月3日の発売となり、後一枚、もう一息でそろい踏み!
まずは、フルーティスト比翼智子さんの1stアルバム「Canto de los Pajarito(小鳥のさえずり)」
ピアノは渡部優美さんで、僕はRecording、Mix、Mastering、そしてアルバムアートワークも担当させていただいた。
収録曲はバートンの「ソナチネ」、ライネッケのソナタ「ウンディーネ」、ピアソラの「タンゴの歴史」、
そしてポンセの「エストレリータ」 総収録時間58分に及ぶ、聴き応えのあるアルバムだ。
お二人の演奏も息の合った、そして何より音楽的にとても素敵な演奏なので、是非聴いていただきたいと願う。
販売は、村松楽器での店頭販売が20日より。
そしてネットでの販売は以下から!
比翼さんのHP、下部に申し込みの方法が載っている。
ツルスタのピアノは、老いてなお、ますます美しいのだった!
(盤面の白部分は抜きで、盤面の銀色が出ている。
  そして、それを取ると!・・・)
 
 
 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする