ツルノリヒロの生活と推理

アーティスト、ツルノリヒロの気ままな発信基地。

サマー・タイムマシン・ブルース

2006-07-31 11:49:10 | 映画
仕事の合間にテレビをつけたら、「サマー・タイムマシン・ブルース」をやっていた。
去年岡崎で「日本神話語り舞台」のリハーサル終了後、二つ三つ先の駅まで見に行った。
感動した。
僕の、去年、ナンバーワン邦画かも知れない。
帰京後、あらためて、新宿武蔵野館まで見に行った。
すべてがわかってから見ると、さらに痛快であった。

映画は、なるべく、映画館で見るようにしている。
かつて、長年の友人であり、尊敬する、映像プロデューサーの松元一郎さんに、
「どんな映画でも、スクリーンで見るべきだよ」と言われた、その時の松元さんの、愛おしむような、優しい目を忘れられない。
音楽もそうかも知れない。今はアーティストが作った音を圧縮し、どう見たっていい音は出ない、小さなプレーヤー、果ては、携帯電話で聞く時代だ。
「どんな楽曲でも、ちゃんとしたプレーヤーで聴くべきだよ」
映画にせよ、音楽にせよ、そう考える人は少ない。
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ローズ・イン・タイドランド

2006-07-29 11:08:26 | 映画
吉祥寺スターパインズカフェに、9月におこなうライブの詳細を決めにゆく。
詳しくはホームページにアップするのでそちらを。

帰りに思い立ち、テリー・ギリアムの「ローズ・イン・タイドランド」を見に行く。
グロテスク、露悪的・・・「ドニー・ダーコ」以来の後味の悪さに閉口する。
もっとも、テリー・ギリアムは、元々そう言う監督なのだから仕方ない。
モンティパイソン時代の「ホーリーグレイル」やその後の「バンデットQ」「12モンキーズ」などは好きな映画なのだが・・・
音楽が合っていなかったせいかもしれない、とふと思う。
音楽一つで、世界は一変する、テリーギリアムが描きたかった世界に、向かおうとする観客を、音楽が引っ張って引っ張って、「リアル」に引き戻してしまうのだ。

ツルノリヒロホームページはこちら
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青木まり子さんレコーディング2

2006-07-26 23:36:34 | レコーディング
青木まり子さんのレコーディング、ツルスタでの最終日。
歌入れ、河合さんのハモ、コーラス入れ。
河合さんはベーシストだが、自身のソロアルバムを2003年にリリース、その中では自ら歌っているのである。ライブ活動も積極的におこない、ギター一本で弾き語りをしているのだから、ハモ、コーラス共に見事なものだった。
そして最後に僕のバイオリン入れ、いつも困ることだが、自分のバイオリンを録るときには、エンジニアが不在になってしまう。
今回は、河合さんにエンジニアをお願いする。
河合さんとはかれこれ26年のつきあいになる。
音楽的センスはもちろん、エンジニアとしてのセンスも持ち合わせているので、スムーズに録音が出来た。
河合さんに感謝である。
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青木まり子さんレコーディング

2006-07-25 11:30:58 | レコーディング
シンガー青木まり子さんのレコーディング3日目、今回はレコーディングエンジニアのみの担当。
ギタリストの森さん、ベーシストの河合さん、今回のプロデューサー、アレンジャーであるマキさんのピアノを録音。合間を縫って青木さんの歌録り。
うまい演奏家達のレコーディングは速い。
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Hob Nobレコーディング

2006-07-24 11:24:01 | レコーディング
盛岡を朝7時半に立ち、帰京。2時より西川、野中両氏によるユニットHob Nobのレコーディングを、ツルスタでおこなう。僕はプロデュース、弦アレンジ、バイオリン、エンジニアを担当。
最終日で、トラックダウン2曲を終え、そのままマスターリングへ。野中氏から歌で心残りの曲がある、という発言があり、ここまで来たら徹底的に、と歌い直しを決定、まだまだレコーディングは続く。
Hob Nobはジャンルの垣根がない、非常に面白いユニットだ。
ライブもやっているので、みつけた方は是非。
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日本神話読み語り2

2006-07-23 23:00:40 | 今日一日

読み語りの舞台が終わった後に、直会(なおらい)と呼ばれる打ち上げが、神社内であった。百畳はあろうかという広間に、料理や飲み物が並び、長い縁側をはさんだ庭では、ラム肉を大量に網にのせ、片っ端から焼き上げてゆく。
今日の舞台を東京から見に来てくれた、長年の友人であり、盛岡出身の現代詩人、城戸朱理氏(僕らは朱理庵と呼ばせてもらっている)も参加し、なんとみんなの前で紹介を受け、本日の感想まで述べてくれた。
毎年、年はじめの舞台には、必ず参加されている出雲大社の千家宮司、山口県の防府天満宮の鈴木宮司も見えられ、大いに盛り上がる。(千家宮司の親戚のお嬢さんが、出雲大社の巫女さんをやっておられたとき、僕のファンクラブに入っていてくれた。[住所:島根県出雲大社、職業:巫女]には感動した)
パーカッションの大石君とは、普段東京では飲む機会がほとんどない。いつも車だからである。
なので、初めて、一緒に飲むことが出来る。
ちなみに朱理庵とは、飲まずに会うことはほとんどない。

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日本神話読み語り

2006-07-22 22:00:51 | 今日一日
女優、浅野温子嬢の「日本神話読み語り」舞台、この音楽監督を務めて4年目になる。
日本全国の神社の境内で、ライトアップされた神殿をバックにおよそ二時間、2編ほどの神話を、彼女が身振り手振りをまじえ読み語り、僕が5弦のエレクトリックバイオリン、シンセサイザーを、パーカッショニストのリズムにのせ、演奏している。
今日は、今年初、盛岡八幡宮での舞台だった。この語り舞台、今までの三十数カ所の中で、初めてと言っていい、雨の中の舞台。僕らは神殿の軒下で演奏できたため、濡れずにすんだが、お客さんは、傘を差してはいけないため、全員雨合羽を着用しての観賞だった。
雨のため、湿度が高く、バイオリンの弓は全くと言っていいほどテンションが無くなる。つまりはべろんべろんな状態。チューニングも、すぐに合わなくなり、苦労する。パーカッショニストの大石君も、パンディロの皮が延びきってしまい、使用できずにいた。
舞台の出来には、かなり満足。雨の中、お客さんの、身じろぎもせず舞台に見入る姿に、感激する。4年目に入り、かなりグレードはあがってきている。

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