昨日の深夜(というか今朝未明に)、NHKでチェルノブイリに関する
ドキュメンタリーの再放送があったので、3本立て続けに見ました。
・・・というか、うちは録画機器が事実上ないに等しいので、
見たいものはその時に見ねばならぬようになっているのです。
(地デジ対応テレビ購入により、VHS録画できぬようになりました)
非常に興味深い内容で、日本がここから学ぶべきことは多いのでは?
と思いました。詳しい番組内容はリンク貼っておくので、NHKのHPで
読んでみてくださいね。
●「永遠のチェルノブイリ」 (国際共同制作 NHK/フランス/ベルギーなど)
●「被曝の森は今」 (フランス制作)
●「見えない敵」 (ドイツ制作)
最後のドキュメンタリーは、特にズシンとくるものがありました。
私とほぼ同年代の画家が登場し、事故直後にチェルノブイリで
作業にあたった経験を語ります。
やせ細った体で、非常に冷静に落ち着いて話すのが印象的でした。
彼の体は被曝の影響からか、徐々に体調不良を訴えますが、
ガン以外の病気は、事故との直接的な因果関係が証明できないとして、
十分な生活保障がもらえず、非常に貧しい生活を強いられていました。
その後、病状が悪化し、脳の手術をしますが、亡くなる直前は
「まるで廃人のようだった」と友人が回想するシーンがありました。
最後、彼は森の中で死体で発見されます。
昔はとても明るい色使いの絵を描く人だったのに、事故以来、
冷たいブルーを基調とした孤独な絵になってしまっており、
死の恐怖と闘う彼の心を写しているようでした。
私と同年代で画家という立場の近さもあってか、
自分と照らし合わせながら見てしまったのですが、
このような現実も知らず、また知ろうともしてこず、
私はのほほんと生きてきたのです。
物質的な豊かさに心奪われて。
自分が情けなく、恥ずかしく、その気持ちを一言で言うと
「なにやってんだかなぁ、わたし」というセリフが一番近いのですが、
見た後はしばらく言いようのないショックを覚えました。
という訳で、朝っぱらから非常に重たい気分になったのですが、
それでも見てよかったです。
ドキュメンタリーの再放送があったので、3本立て続けに見ました。
・・・というか、うちは録画機器が事実上ないに等しいので、
見たいものはその時に見ねばならぬようになっているのです。
(地デジ対応テレビ購入により、VHS録画できぬようになりました)
非常に興味深い内容で、日本がここから学ぶべきことは多いのでは?
と思いました。詳しい番組内容はリンク貼っておくので、NHKのHPで
読んでみてくださいね。
●「永遠のチェルノブイリ」 (国際共同制作 NHK/フランス/ベルギーなど)
●「被曝の森は今」 (フランス制作)
●「見えない敵」 (ドイツ制作)
最後のドキュメンタリーは、特にズシンとくるものがありました。
私とほぼ同年代の画家が登場し、事故直後にチェルノブイリで
作業にあたった経験を語ります。
やせ細った体で、非常に冷静に落ち着いて話すのが印象的でした。
彼の体は被曝の影響からか、徐々に体調不良を訴えますが、
ガン以外の病気は、事故との直接的な因果関係が証明できないとして、
十分な生活保障がもらえず、非常に貧しい生活を強いられていました。
その後、病状が悪化し、脳の手術をしますが、亡くなる直前は
「まるで廃人のようだった」と友人が回想するシーンがありました。
最後、彼は森の中で死体で発見されます。
昔はとても明るい色使いの絵を描く人だったのに、事故以来、
冷たいブルーを基調とした孤独な絵になってしまっており、
死の恐怖と闘う彼の心を写しているようでした。
私と同年代で画家という立場の近さもあってか、
自分と照らし合わせながら見てしまったのですが、
このような現実も知らず、また知ろうともしてこず、
私はのほほんと生きてきたのです。
物質的な豊かさに心奪われて。
自分が情けなく、恥ずかしく、その気持ちを一言で言うと
「なにやってんだかなぁ、わたし」というセリフが一番近いのですが、
見た後はしばらく言いようのないショックを覚えました。
という訳で、朝っぱらから非常に重たい気分になったのですが、
それでも見てよかったです。
辺見庸さんの「こころの時代」の再放送がまたあるそうです。 6/5(日)5:00-6:00 教育 6/6(月)14:00-15:00 デジタル教育 6/11(土)13:00-14:00 教育 |