今日、サルコジ大統領が中国へ行くついでに日本へ寄ってくれている。フランスは原子力開発の超先進国だとかで、原発問題収束に向けて全面的に協力することを約してくれたらしい。非常に心強いことだ。すでにアメリカが各種支援をしてくれている。
原子力エネルギーの見直しが今後、世界レベルでフクシマを契機に行われることは間違いないだろうが、水力、火力に比べると、原子力エネルギーのほうが格段に効率が良い。各国の行政としても原子力エネルギーをできれば積極的に活用したいと考えている。
フランスでいえば、電力資源の70%以上を原子力に頼っている現状、イメージの悪化を防ぐ意味でも事故の早期収束は思惑が一致する。アメリカにとっても同様である。要するに福島の問題は世界レベルで解決しなければならない問題だと認識されている。
日本としてもこれを利用して、言い換えれば、甘えれるところは思いっきり甘えて支援を受け入れることである。原発事故は一刻も早く、最優先で解決を図らなければならない。復興財源、責任問題や賠償問題はその後でよい。過去の歴史や面子などにこだわって万が一にも解決が遅れるようなことのないようにしなければならない。
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