首相辞任で気がついた点、おかしな点
・「わたしはあなたとはちがうんです」。捨て台詞的なわりには結構親密な間柄でないと交わせないことばである。記者とはどういう間柄なのか。飲み仲間と見た。
・笹川総務会長の話。「2代続けてといっても、安倍さんの時は、あれはだれが見てもビョーキだったから、一緒くたに考えることはできないよ。」。1年もたつのに安倍さんの辞任の原因が病気だったというのは初耳である。
・上記とも関連するが、福田さんの記者会見の途中で「会期中に辞任するとなれば、入院したとかいうような形をとらざるをえないでしょ?」。自然に口から出たのだろうが、説得力があるようなないような。結局、ふつうに辞任しても病気でやめても、どっちにしてもそこには明確な境界線はないということである。
・某民放局。昼間防災訓練での首相のスピーチ「備えあれば憂いなし。」をあてつけのように引っ掛けてまとめていたが、レベル低すぎ。利かしたつもりなのだろうが、ウィットも皮肉も幼児レベル。対外的には、首相が次から次へ辞める政治のレベルもはずかしいが、テレビ局のおつむのレベルも尋常でない。BBCあたりに報道内容が報道されていないことを祈る。
Orz