本心はどこに？

日本放送、フジテレビは法廷においては、惨敗となった。今後の上告の予定はないという。
この問題のかけ引きは、話合いにおいて行われていくしかないということになった。
しかし、フジテレビ、日本放送の対処策というものは、業務提携などという考えは全くというほどもっていないのではないのか？？

本日、タモリをはじめとする芸能人たちが、ライブドアの傘下で働くならば、これから出演をしないという記事が掲載された。芸能人たちが組合なるものの中で出演拒否をしているという。
はっきり言えば馬鹿バカしいと思いませんか？これぞ談合企業としかいわざるおえない。今まで日本放送、フジテレビにお世話になっている芸能人は、ここでライブドアを応援できるわけない立場にいる人達である。ライブドアを応援できる立場にない人間がいくらなんと言おうと、真実味もなく、また、これはフジテレビ側の印象を悪くする一方ではないのか。

現状では、会社の経営権の話しばかりが突出しているが、もっともっとインターネットとメディアの融合の可能性や、未来のあり方などを特集して欲しい。ビジネスとして判断した場合、これがマネーゲームではなく、ビジネスとして確たる証拠や未来像が見えてこなければならないと思う。ライブドアの放送でもそのあたりをやっているが、まだまだライブドアの視聴者は少ないと思う。メディアでもっともっと取り上げて欲しいと思います。そして世論を巻き込んで、ライブドア賛成派を増やしていかなければなかなかあの狸じじい一連は動かないと思う。

世論を巻き込んで、今後のメディアの行方を考えられるようになれば、ライブドアは圧勝できるのではないか。現状のフジテレビ、日本放送の話合いは、かたちだけの話合いになっている。もっともっと今後の放送のあり方の議論を交わしてもらい。ビジネスとして成立させて欲しい。話合いはそのまま話愛となって、未来のメディアのあり方を創造してもらいたい。

インターネットとメディアの未来はあるか？

毎日テレビで活躍中のフジテレビであるが、どうやら軍配はライブドアが強いようである。今後は両者がまともに顔を合わせて今後のインターネットとメディアの融合という議題を本気で語り合うときがきた。逃げ腰にならずに、未来を考えた行動と責任を果たしてもらいたいものだ。

この話し合いは、今後のインターネットの必要性に大きく左右される会談となっていくのであろう。歴史に刻まれるときである。

花粉症もおさまってきたから、がんばって仕事しようかな。

ライブドアはどうなった？というか花粉はどうなった？

ここ数日の間、花粉に悩まされて、ブログどころではなかった。数日休むとなぜか話題もなくなってきてしまう。ライブドアの話題はテレビで毎日のように報道っされているだろうが・・・花粉症とは恐ろしい病気だな～とつくづく感じる。
今年になっていきなり発症。確かに鼻は敏感ではあったのだが、花が効くと思っていた。においや、香りといったものには敏感に反応する。そして香りだけでどんな料理を作り、どんな材料を使っているかどんな味付けになっているのか、感じてしまう。以前テレビでも見たがスメリストという職業があるらしい。香りをかぎ分ける仕事である。スメリストの職業はたぶん鼻が利く分、花粉症にもかかりやすいのではないだろうか？スメリストの天敵でもある花粉。これは頭の脳を破壊してしまうらしい。何もやる気がなくなり、ボッッをっとした毎日である。
花粉に悩まされている方は、どうなんだろうか？しかし人によって様々な症状もあるからややこしい。とりあえず毎日マスクは必需品だ。そして薬も飲む。目薬をさす。うがいをする。面倒なことだけど鼻水たらりには変えられない。花粉症の諸君。なったものだけがわかるこの気持ち。憂鬱な日が続きそうだ。

ライブドアと日本放送の決め引き

昨日新株予約券発行の指し止めの結論が出された。ライブドアの圧勝であった。
フジテレビは、この結論を不服として、審議を持ち越し異義申し立てを行った。
つい先日堀江社長の行っていた。「もう詰んでいるんですから・・」といった言葉を思い出す。
フジテレビは穴熊で王様を囲ってみたものの、じりじりとその穴熊ｈ崩されてきている。

異義申し立てをしてみたものの、時間稼ぎであって、穴熊封じの１手が刺されてしまっている。
ここへきて両者の言動にも少しづつの変化がみられているようだ。

堀江社長：あくまでも友好的な提携をしていきたいと、この友好という言葉を使う機会が多くなってきた。

日枝会長：あくまでもビジネスであって、お互いが提携することでメリットがあるならば、友好的な提携へも応じる構えを見せ始めた。

お互いがビジネスということで、旧態依然とした殻を破ろうとしているが・・・・日枝会長の言葉にはまだ、何か隠されているに違いない。このビジネスとういう観点で捕らえた場合はフジテレビ、日本放送のほうが、確実にその実績、業績、失敗などの蓄積された企業であるがゆえに、ライブドアの主張する業務提携が両者のメリットになるかどうか？このあたりが焦点になってくると思う。

日枝会長のこのメリットというハードルはかなり高くなってきていると思う。このハードルを越えるための、大きな武器を準備する必要がある。堀江社長には、日枝会長のハードルを軽く越えてしまうくらいの、大きな大砲を準備してもらいたい。

業務提携の日はいつになるか・・・楽しみである。

花粉に悩まされています。

先日あたりから、なにやら鼻がひくひくとかゆい。そして頭が重たいのです。この症状はなんだろう初めての感触。
テレビで盛んに報道している花粉症ではないか・・・・熱はないからインフルエンザではない。

鼻水たら～～り、頭は重たい。そして関節が痛くだるい。
あ～何もやる気が起こらない。思考能力もなし。当分の間、考えることはやめて、治療に専念しよう。

ほりえもんはどうなっただろうか？ニュースさえも頭に入ってこない。新株予約券の発行指し止めを個人株主が集まって指し止め請求を行ったと聞いている。これは判決にも影響するだろうか？
日枝会長が法廷までにも裏から手を伸ばしていないだろうか？正々堂々という言葉があるが、日枝会長からはこの言葉の印象はまったくない。

もっと仲良くやってくれよ。お互いに力をあわせてやってみて、だめだったらほりえもんも自分から自信をなくしてあきらめるでしょう。アメリカがそうだったように。日枝会長は７０歳・・ほりえもん３２歳。日枝会長！！もっと若者の可能性を信じてくれよ。そう世の中の声が聞こえてきそうだ。
花粉症に悩まされ、ダウンしているようじゃいけませんね。

フジが日本放送株３６・４７％取得

フジが３６・４７％取得、ＴＯＢ成立を発表

　フジテレビジョンが実施していたニッポン放送の株式公開買い付け（ＴＯＢ）で、フジテレビは８日朝、ニッポン放送の発行済み株式総数（３２８０万株）のうち、３６・４７％を取得し、ＴＯＢが成立したと発表した。

　合併や取締役の解任などの重要事項を株主総会で決議するには、３分の２以上の賛成が必要だが、フジテレビは３分の１超を確保し、単独で否決できる拒否権を持った。

　一方、ライブドアは市場でニッポン放送株を買い進め、すでに４３％程度（議決権比率４６％超）を確保しており、さらに過半数確保を目指して買い増す方針だ。

　東京証券取引所の基準では、大株主の上位１０人と役員の株式保有比率が８０％を超えると、１年後に上場廃止となるが、両社の持ち株比率を合計すると７９％超に達しており、ニッポン放送は１年後に上場廃止となる可能性が強くなった。
（読売新聞） - 3月8日8時51分更新

気になる公開買い付けだった。テレビのニュース速報と同じ時間もうネット上にも報告されていた。
この情報の速さ・・・すごいですね～
それを気にする私自身もひまですね～。

公開買い付けに賛同していない企業、TOYATA他・・結局関連ある企業、または、なんらかの提携、友好関係にある企業が談合をした結果となった。まさに談合資本主義である。
困ったときには、力を合わせて企業を守る。安泰である。談合資本主義の原点はここにある。

そこに現れた、鹿内元フジサンケイグループ会長。この人の動向も気になるところだが、すんでしまったことには蚊帳の外にされた人生。鹿内一族無念。

TOBの行方か温泉か

フジサンケイグループの鹿内さんが突如登場してきた。新規株式予約券を発行する前ではあるが、なにやら動向は面白くなってきた。

先日は久しぶりに、遊びに１日を費やした。温泉へ行って、旨いもの食べて・・・・。
インターネットの生活を送っていると、とかく情報はパソコンで収集。現実の世界が見えなくなってきている。買い物をしようにも、あそこのネットショップであるからやめとこ。電気屋さんで買い物に行っても、あそこで買えば楽だからわざわざ重い荷物を持たないでもいいからやめとこ。結局は何も買わない。ネットショップの便利なこと。

しかし、考えてみれば、温泉でのんびりすることは、パソコンでは買うことができない究極のリラックス。
究極のリラックスもパソコンで買うときがくるだろうか。
便利な世の中になってしまい。自分で計画する時間もなくなってきた昨今、究極のリラックスをお金で買うような忙しい時代になるのが恐ろしい。堀江モンや日枝会長の動向をうかがっていたら、ついついこの人たちに究極のリラックスを買ってもらいたくなってしまった。
温泉でのんびりとして、マッサージして、気持ちよくなっていたらふと、そんなことを考えてしまった。リラックスしてリフレッシュすることは大切なことだな～ぽかぽか。

西武王国の崩壊

昨日、時あたかも同じくして、西武王国を築き上げた堤会長が逮捕された。
私は幼少時代ひばりヶ丘で育った。西武池袋線、池袋から電車で３０分。まだ田んぼや、畑も多くあった。あの頃は東京都北多摩郡という住所であった。急行などまだ、あまりなく鈍行で走っていたと思う。

北多摩郡には、高度経済成長に伴い、ひばりが丘団地が乱立された。ちょうどその後、志村ケンが歌でも歌っている、武蔵村山～の巨大団地も出来上がった。北多摩郡はあっという間に１０万人都市を超え、東京都東久留米市が誕生した。市政が誕生してからは、ものすごい勢いで町が変わって行った。その頃と同じくして、西武鉄道の時代も始まった。東久留米の駅前には、その頃は何もなかった。今でこそ西武デパートをはじめ、乱立の勢いであるが、その時代は、駅前に多摩ボウルというボーリング場しかなかった、小学生の私も当時はよく、ボーリングに連れて行ってもらい、コタンというラーメン屋さんでラーメンを食べた思いが残っている。

西武の勢いはちょうどその頃１９６０～７０年代から勢いを増していった。
池袋にはスケートリンクがあって、当時中学生のデートスポットでもあった。それから高田馬場にビックボックスができ、学生などは高田馬場に集まっていった。池袋にサンシャイン計画、西武球場ができて、学生時代は西武王国の恩恵にあいまり、楽しい学生時代を楽しませてもらった。

そんな時代もあって豊島園をはじめ、後楽園、西武球場、また、苗場スキー場へと、とても楽しい学生生活だった。堤会長の逮捕はそんな楽しい時代の終演をも感じる。

私と同じ思いをもった友人も多いのではないでしょうか？東久留米第５小学校で育った人、前沢幼稚園に通ったみなさん。南中学校へ通った同級生。すべてみんながそんな悲しい思いを感じているに違いない。西武王国の第１幕は終わった。これからまた、新しい西武の再建が始まる。

あの頃の西武は今はない。

その後の行方

毎日の株価の動向も気になるところ。

東京地裁は、ライブドアから起こされていたニッポン放送のフジテレビに対する新株予約権の発行差し止めの仮処分申請に関して最初の審尋を開催した。

そのときと同時して堀江社長はセミナーを開催していたという。（報道筋によると）
なんと参加費用８５０００円（９０分）のセミナーである。テーマはM&A
１００人近くの参加があったというから、セミナーでは、８５０万のセミナーといことだ。
９０分間にして時給に換算して５７０万円・１時間の計算。なんと時の人とはそんなものか。
一般サラリーマンが１年間で６００万の収入なのに・・・やれやれ、なんとなんとうらやましい限りかもしれない。


話しもとに戻せば最初の審尋では、日本放送は新株予約券の発行でスタジオの改装に当てるといっていた内容は一新されて、「発行価額の総額と同じ約158億円を臨海副都心スタジオプロジェクトに充当する」と記載を修正したらしい。行き当たりばったりの事業というしかほかない。１５８億もの資金を、行き当たりばったりの事業に使えるのであれば、なんともったいないことか。失費しようがおかまいなしの体質としかいいようがない。

昨日のニュースでは、日本の資本主義の甘さをつかれた番組があった。このようなことは、イギリスではニュースにもならないと言っていた。日本の資本主義は馴れ合いの資本主義が蔓延してしまったようだ。あえてアドバイザーは、日本の資本主義とは、「談合資本主義」であるといっていた。

まさにそのとおりである。政治と経済の馴れ合いの中、談合社会が蔓延して、世渡り上手といった、世間様には、いい印象ではないが、上司から見ればかわいい部下として働いた人はたくさんいると思う。談合資本社会の成熟した成れの果てが現在の社会でもある。

今回の件をアンケートで集計してみると、ブログを利用している世代や、若い世代、世の中の変化を求めている世代はどちらかといえばライブドアを支持している。そして、談合世界で育った、規律や倫理、馴れ合いを大切にしている世代は日本放送を支持している。
そして現在の社会でもこの談合資本主義は行われている。ある意味、今回の一件は、この「談合資本主義」を見つめ直すいい機会を与えてもらっているのである。談合資本主義においては、社会の成熟は、なかなかすすまない。互いに競い合い、その中から新鮮なものがうまれてくるのだから。

この結末は異例の速さで決着がつく。もうその日までに時間がない。日本放送株主総会の日はマジかに迫っている。