レクイエム・ノート~Dies Irae① 2005-07-29 | music セクエンツィア(続唱)は、9世紀頃にミサ曲の中に採り入れられたものだそうで、聖書を基に創作的詩句を加えて数多く作られたのですが、トリエント公会議(1545-63)などで大幅に整理され、レクイエムにおいてはこれが13世紀にチェラーノのトマスが書いた“Dies Irae(怒りの日)”となって長く定着しました。分量的に他を圧して長いので、例えばモーツァルトのレクイエムで有名な“Lacrimosa(涙 . . . 本文を読む