夢のもつれ

なんとなく考えたことを生の全般ともつれさせながら、書いていこうと思います。

ブラームスとシマノフスキとショスタコーヴィッチとスクロヴァチェフスキ

2008-09-20 | music
9/10にサントリーホールで行われた読売日響の定期演奏会に行って来ました。プログラムはスタニスラフ・スクロヴァチェフスキ指揮で、ブラームスの交響曲第3番、シマノフスキのヴァイオリン協奏曲第1番(独奏はアリョーナ・バーエワ)、ショスタコーヴィチの交響曲第1番です。 ブラームスの出だしはおとなしめなのに音(特に木管)がとがっているように感じました。ブルックナーを髣髴とさせるようなもやもやしたところか . . . 本文を読む

2連詩100題(完結)

2008-09-15 | poetry
091 揺らぐ もしあなたがとても疲れて 水銀の涙を流してたら あたしのボートに乗って 夜の深さを測りに来て 葦笛を吹いてあげる へたっぴぃだし、変な顔だけど くすくす笑わないで 赤い月は潮が満ちてくるのを 舟べりから伝えてくれる 092 夜明け前 初電までの1時間半がいちばん眠い 唄いたい歌は2時間前になくなって 水っぽくなったウーロンハイが並んでいる 店を出ればまだ暗くだるい ゴミ . . . 本文を読む

2連詩100題vol.9

2008-09-09 | poetry
081 勾玉 口に入れて冷たい感触を味わう トゲと穴を舌で確かめる 眩暈のような古代のにおいが立ち込める 鏡を見ない日はあっても 死を思わない日がないように するりと抜けて夜の海に沈んでいく むっとするようなみどりいろの風が地面を這う 082 まさか 気がついたらあたしは賀茂川の畔にいて 浴衣を着て立っていた 胸乳に汗が粒になっているけれど 横顔を涼しげに見せる 洛東、洛北と裾を翻しな . . . 本文を読む

8月最後の週末の日記

2008-09-01 | diary
土曜日の朝は5時半頃に目が覚めました。まだ寝ようかなと思いながら、週末にやっておきたいことを思い浮かべました。すぐにいくつも思いついたのとPCを使わないとできないことが多いんで、起き出してしまいました。 まず区の図書館のサイトにアクセスして、「藤原定家」で検索しました。思った以上に文献がそろっています。メモを取っておきます。次にHMVのサイトでベートーヴェンとシューベルトのピアノ・ソナタを検索し . . . 本文を読む