夢のもつれ

なんとなく考えたことや物語や詩を音楽ともつれさせながら、書いていこうと思います。

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citrusとまどかマギカの欠陥

2018-02-04 | monologue
 今、放映中の『citrus』というアニメはいきなり女の子同士がキスしたりして、百合的要素が満載で、異性同士だとこうはいかないだろうという意味でもおもしろい。例えば右の黒髪の芽衣は生徒会長で校則にうるさいくせにイケメン教師と校舎裏でべろちゅーをしたり、母親の再婚で義理の姉になった左の金髪の柚に何も言わずにキスをした挙句、「あなたがしてほしそうな顔をしてたから」と言い放つ。  仮に芽衣を男の子だ . . . 本文を読む
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稲妻のようなひらめきなしに書く気がしない

2017-11-02 | monologue
 昔付き合いのあった女性に「あんたがなぜ小説を書くのか、わからない」とよく言われた。ちゃんとした定職があって忙しくしているのに何を好き好んでということもあるだろうが、彼女は元々画家やマンガ家が作品づくりに苦吟する様子をテレビで放映していても、「もう遊んで暮らせるだけの収入があるのに、なんで無理して働くのかしら」といったようなことを言っていたから、芸術を始めとするクリエイティブ系の人のことがおよそ . . . 本文を読む
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小説を書きたがらない小説家

2017-10-29 | monologue
 庄司薫と言っても、今の若い人は知らないか、知ってはいても読んだことがないかもしれない。その彼が本名の福田章二名義で書いた作品で中央公論新人賞を受賞してから10年ほど沈黙した後、『赤頭巾ちゃん気をつけて』で芥川賞を受賞した際に「その間、何をしていたのか?」とインタビューで訊かれて、「テレビを見ていました」と答えたそうだ。当時は人を食った発言だと思われたようだが、同じ答えを今やれば「引きこもりだっ . . . 本文を読む
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捕鯨問題は正義の問題か?

2017-09-18 | diary
「私はラブ・リーガル」(drop dead diva)という海外ドラマの法廷戦術の意外さや恋愛模様の多彩さがおもしろくて、dTVでずっと観ていた。さすがにシーズン6ともなると何年も経つのだろう、中央向って左のかわいいステイシーもすっかりお姉さんになってしまった。その最終話で日本の捕鯨を妨害したNPOの女性を主役のジェーンが、「捕鯨は世界一美しく賢い生き物を惨殺する」ものだと批判するのを聴いて、 . . . 本文を読む
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「わたしにつまずく」とはどういう意味か?

2017-08-16 | philosophy
   前回の記事で「つまずいた」という言葉を使ったけれど、ぼくとしては聖書を意識したものであり、とりわけ上に掲げたマタイ福音書26章31節に基づくバッハのマタイ受難曲が念頭にあった。この後、一番弟子のペテロが逮捕されたイエスを否認し、すべてがイエスの言ったとおりに事が進んで、深い悔悟の涙にくれる場面は感動的だ。でも、石につまずいたり、計算問題につまずいたりすることはあっても、イエスにつまずくとは . . . 本文を読む
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オトナげない日本の私

2017-08-12 | monologue
 記事を休んでいる間に3件コメントをいただいた。奇特なことだと思うけれど、人に読まれる可能性のない文章を書くことがない自分とは根本的に違うというだけのことかもしれない。特におもしろいと思ったのが、この記事への次のようなコメントだった。 突然のコメントお許し下さい。 私はあなたのように知識を持ってはいないので、至極興味本意に目を通させて頂きました。 やはり、私のようなものでは理解できる内容ではあり . . . 本文を読む
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ニカウさんから小泉文夫への旅

2016-10-24 | music
 先週の水曜日の10/19に知人と人間とコンピュータと動物のことをしゃべっていて、かつて人気のあったニカウさんが出演したブッシュマン、今は大人の事情でコイサンマンという映画を勧められました。その経緯から説明しましょう。ぼくは人間を知るのにはコンピュータと動物の両方から漸近するのがいいって日頃思っていることをしゃべって、それはコンピュータやAIはすべてプログラムで動いているんだから、数字や記号とい . . . 本文を読む
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子どものサッカーとインフラの共通点

2016-10-20 | tale
 ぼくが小学生だった頃はたぶん東京オリンピックで銅メダルを取ったことと野球やソフトボールがピッチャーばかりが目立つ非民主主義的なスポーツだという理由があって、体育の授業中にサッカーをやることが多かった。ところがそのありさまと言ったら、ほとんど全員がボールに殺到してドカドカ運動場を走り回るという代物だった。今はMFというみたいだけど、当時はハーフバックと呼ばれていたポジションでと言われて、いかにも . . . 本文を読む
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教訓詩2.

2016-10-10 | poetry
  イクナトーンが見た空の色 色即是空 神を信じるかと問われれば 信じると答えよう 神は偉大なり! 空即是色 パスカルは賭けに勝ったかと問われれば サイコロで遊ぶ時間はないと答えよう 神は永遠なり! 放下著 赦しなさいと頼まれれば 神を殺した贖いであればと答えよう 古ぼけた神は青雲の彼方に! . . . 本文を読む
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教訓詩1.

2016-10-07 | poetry
 教訓詩1.   Do not stand at my grave and weep     inspired by Mary Elizabeth Frye Do not stand at my grave and weep: I am not there; I do not sleep. I can not hear a thousand winds that blow, I can no . . . 本文を読む
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my favourite songs

2016-10-03 | poetry
    恋堕ちる時 惑星に乗れ 正しい街 どこに行ったんだろう? あのバカは I Want to Take You Higher Ride A White Swan Move Over Fat Bottomed Girls イロトリドリノセカイ 向いあわせ 依存症 わかんない When the World Comes to an End Can You See Me Still Crazy . . . 本文を読む
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あたしたちの彼の倫理

2016-09-29 | poetry
   あたしたちの彼の倫理 あたしの彼ってちょっと変態で そう言われるとかえって喜んだりする でも、好き嫌いなくなんでも食べるから あたしが主導権を取ってあげないと ランチ1つなかなか決められない あたしの彼もかなりの変態で コスとか設定とかシナリオまで書いちゃう でも、お酒はあんまり強くないから あたしがちょっと本気出して飲むと とろんとした目になってよくしゃべる 付き合い始めた頃は不倫 . . . 本文を読む
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異端審問で自由死の彼方に正義が立ち上がった件

2016-09-20 | tale
 異端審問の2日目を迎えるにあたって、検事どものていたらくに呆れ果てた保守派の巨魁数人が深更より鳩首凝議していた。 「あいつらじゃどないもこないもどもならん! 我らがにっくきやつの首根っこをとっつかまえてひいひい言われるのみじゃ」 「でも、法廷に立つとお腹が痛くなりそうだよぉ。これIrritable Bowel Syndromeの診断書ね」 「きさんが根性なしのヘタレってことは半世紀以上前から知 . . . 本文を読む
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スペシャリスト/自覚なき殺戮者:Un spécialiste, portrait d'un criminel moderneは何を表現しているのか?

2016-09-14 | review
 この映画はhuluで見たんですが、その解説によるとナチスの戦犯アドルフ・アイヒマンの裁判を捉えた350時間にも及ぶテープを、ハンナ・アレントの著作「イェルサレムのアイヒマン 悪の陳腐さについての報告」を踏まえて編集した幻の傑作で、ユダヤ人追放のスペシャリストとして頭角を現したある男の、その実像をあぶり出したものとのことです。原題のフランス語を直訳すると専門家・現代の犯罪者の肖像となるでしょう。 . . . 本文を読む
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自由は服従と依存なくしてはありえない件の異端審問

2016-09-05 | tale
 5月以来引っ張れるだけ引っ張ってきたけれど、そろそろ年貢の納め時かと思わないでもないので、いよいよいかにしてこの国を70年代の大阪の中学校教師曰く最も社会主義が理想的に行われている祖国に近づけ、50年代の埼玉を舞台にした映画で描かれたような地上の楽園に向かって改革を行っていったか、歴史と現実を語る時が来たようだ。  それは保守派による異端審問の場がスタートであった。そこに弁護人も断って被告と . . . 本文を読む
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