夢のもつれ

なんとなく考えたことを生の全般ともつれさせながら、書いていこうと思います。

題詠:パンプキン・パイ

2006-10-30 | poetry
   パンプキン・パイ 大きなかぼちゃを買った ジャック・オー・ランタンを作り 中身でパンプキン・パイを作った お湯でぐらぐらゆでて クリームとシナモンとナツメグを混ぜて 玉子といっしょにミキサーにかける パイ生地に流し込んで オーヴンでじっくり焼くと とっても甘いにおいが誘う それをテーブルの上のランタンが見てた ちょっとゆがんだ三角の目で 鼻も口もぽっかり空けて まわりが暗くなって . . . 本文を読む

高校は予備校か?

2006-10-29 | news
 ぞろぞろ出るわ出るわ、あきれるほどたくさんの学校が必須単位である世界史などの授業をしてなかったんですね。しかも教育委員会にはウソの報告。これにはいろんな論点があると思いますが、必須単位だけど受験には必要のない科目を履修させないのは正しいのかと、世界史は高校で習わなくてもいいのかの2つに分けて考えてみます。  1つめの論点は、極端に言えば高校では受験に必要な科目だけ教えればいいのか否かってことに . . . 本文を読む

テロメアと占い

2006-10-26 | monologue
 テロメアって聞いたことがありますか? 染色体のはじっこで細胞分裂がうまくできるようにしているもので、年をとるとだんだん短くなっていくそうです。何年か前のクローン羊ドリーのテロメアが生まれた(できた?)ばかりなのに既に短かったっていうことで有名になりましたけど、細胞のがん化とか老化とかと深く関係があると言われています。もし、テロメアの長さをコントロールできれば不老不死も夢じゃないって思って(もちろ . . . 本文を読む

「グレーテルの森」のできるまで

2006-10-25 | music
 以前に「グレーテルの森」という詩を書きましたが、それはお友だちのぽけっとさんの依頼によるものでした。こんな筋書きでとぽけっとさんが書かれたのをほとんどそのまま書いただけで、詩らしくないと思われた人も多いでしょう。でも、私としてはそれでいいんじゃないかと思っていました。感情をあれこれ表現するlyricsと違って、ストーリーを語っていくballadはあまりもって回ったような言葉遣いで流れを邪魔しない . . . 本文を読む

題詠:恋煩い

2006-10-23 | poetry
   恋煩い ねえ、だいじょうぶ? 最近、様子がおかしいよ ご飯のおかわりもしないし 好きなアイスも食べなくなって ため息ばかりついている ダイエットしてるの? だから機嫌が悪かったりするのかな ほうっておいてよって 怒ってものを投げつける ほらほらそれが心配なんだ ああ、そういうことなんだ だったら告白しちゃえばいいじゃない 悩んでたっていいことないよ 言えれば苦労はしないって? じゃあ . . . 本文を読む

マグダラのマリアとは何だったのか?・下

2006-10-22 | art
 前回に引き続いて、「マグダラのマリア」(岡田温司著)に沿って彼女がどのように表現され、受け止められていたかを見ていこうと思います。  アッシジの聖フランチェスコ(1182-1226)は放蕩から神への帰依という生涯と鳥や魚にも語りかけ、太陽や月を兄弟と見る自然観・宗教観においても極めて魅力的な人物ですが、彼の創始したフランスシスコ修道会と悔い改めた娼婦としてのマグダラのマリアはとても近しい存在で . . . 本文を読む

題詠:隠れた月

2006-10-21 | poetry
   隠れた月 ぼくのベッドを月が訪れる 隙間だらけで、がらんとしているのを 憐れんでくれたのか 白い光はシーツも温められないのに こんな遅い時間だけど あいつもあの月を見ているだろうか 誰かに抱かれてあえぎながら たった一人でそっと口笛を吹きながら 大きな雲が流れていく どうせ月を覆ってしまうんだったら もうこんなところに来るなよって 伝えておいてくれ . . . 本文を読む

勘違いな私

2006-10-20 | diary
 それなり長くブログをやってきたんですが、どうも私は勘違いをしていたのかなって今日思いました。と言うのもこういうブログはダメだよ10か条みたいなのを発見したからです。  これによるとまず著者の紹介がなかったり、写真がないのは信用されないし、親しみも持たれないそうです。プロフは全然書いてないし、それ以上に年齢や職業や家族構成を推測されそうな記事をほとんど書いてない私はダメですね。ブログを頻繁に書い . . . 本文を読む

題詠:見つめ合う

2006-10-19 | poetry
   見つめ合う いろんな困難や障害を乗り越えて 何度も行き違いや仲たがいをして でも、やっとお互いの気持ちに気づいて 夜景をバックに見つめ合う二人 って、映画のラヴシーンとは全然違って 合コンで消去法的に付き合い始めて 別れる理由も積極的にはなくて 何より相手がいない状態がお互い怖くて 見つめ合うと吹き出してしまう二人 ホントはちょっとドキッてしたけど 少なくともあたしはね でも、あたし . . . 本文を読む

自己実現できる職場

2006-10-18 | diary
 今月末で私の職場の新人が辞めるそうです。自分のやりたい仕事と違うので、もう一度専門学校に行って資格を取りたいということです。こちらからするといろいろと覚えてもらってこれからという時期ですから、かなり残念ですが、本人の決心は堅いらしいです。今は就職の状況もよくなっているので、自分に合わない職場にしがみつく必要はないのかもしれませんし、彼女(その新人は女性なんですね)が辞めたい理由として言っているも . . . 本文を読む

題詠:秋の七草

2006-10-17 | poetry
   秋の七草 ね? 秋の七草って言える?  せり、なずな、ごぎょう、はこべら…… それって春の七草じゃない  そうだっけ? じゃあ、何? えっと萩でしょ、ススキでしょ  ススキって食べれるの? 秋の七草は食べないの  お粥にしないの? しないよ  じゃあ、要らない 食べたりするんじゃなくて見るものなの  草なんか見てどうするの? 桔梗とか撫子ってきれいじゃない  そう……かな 女郎花とか藤 . . . 本文を読む

マグダラのマリアとは何だったのか?・上

2006-10-15 | art
 「マグダラのマリア」(岡田温司著)という本を読みました。ノリタンw(我に触れるな)の記事を書いていて気になっていたことがかなりわかってすっきりしました。その私の問題意識を中心に紹介しようと思います。  まずマグダラのマリアはしばしば娼婦だったのがイエスと出会って自らの生き方を深く後悔し、付き従うようになったと思われていますが、そういう記述は聖書にはないということです。つまり彼女が娼婦だったと . . . 本文を読む

Just can't help it.

2006-10-14 | pops
 ウタウイヌ3を買ったときに勢いで、東京事変の「Just can't help it.」も買いました。私がポップスでCDやDVDを買うのはaikoと椎名林檎にほぼ限られているので、盆と正月がいっぺんに来たようだというのはちょっと違いますが、なんだか高揚した気分でレジに行ったのは事実です。  aikoと違って椎名林檎の場合は手放しで好きっていうわけではないんですが、稀な才能の持ち主であることはいつ . . . 本文を読む

期限切れの旅行記

2006-10-13 | diary
 PCにたまったデジカメ写真を整理してて、2年前にコペンハーゲンとウィーンに行ったのが目に付きました。10年以上前にウィーンに住んでいて、また行きたいなってずっと思っていたのがようやく実現したわけです。その間に海外旅行には何回かリゾートに行ったし、仕事でストックホルムとミュンヘンに出張したときには合間を見つけてザルツブルクとかを訪れたりしましたが、ウィーンにはチャンスがなかったんですね。賞味期限の . . . 本文を読む

明和9年のメール

2006-10-12 | gag
 サイトにインターネットメールのアドレスを掲載してるんで仕方ないと思うんですが、いわゆる迷惑メールがいっぱい来ます。この10日間だけで70件ほどもあって、ほとんどがフィルターで振り分けてくれるんで目にすることもなく、あまり気にもしていません。出す方も機械というかプログラムにさせているんでしょうから機械同士でいたちごっこをしているようなものなんでしょう。  しかし、今初めて見たんですが(たぶんw) . . . 本文を読む