夢のもつれ

なんとなく考えたことを生の全般ともつれさせながら、書いていこうと思います。

切り刻む単調な梅雨空溶ける身体

2022-06-22 | haiku
わたしだけかもしれませんが、ナスは斜め切りにするのが通常で、画像のように細かく刻んだのは初めてでした。 たった3本ですが、だんだんめんどくさくなってしまいました。 元々は昼食のそうめんに変化を持たせようと、ナスとひき肉に豆板醤と赤味噌を入れればおいしいだろうという発想でした。 ところがお昼にはお腹が空きすぎてて、具なしそうめんで済ませ、夕方になって作ってみました。 で、必然的に出来上がった肉 . . . 本文を読む

ソーダ水麦わらトキの羽の色

2022-06-21 | haiku
市川市動植物園のフライングケージで撮ったものです。それ自身には色がついていないけれど、その微細な構造によって光が干渉するため、色づいて見える色を構造色と言うそうです。 周りにはシュバシコウやフラミンゴがいて、色とりどりで、その中を一見地味で小さめのムギワラトキがすたすた歩いていくのがおもしろかったです。 . . . 本文を読む

夏の川ジャズのカケラを流してく

2022-06-20 | haiku
荒川に架かる橋にとっかかるのに息が切れてしまって、橋のたもとで休憩しているとサックスの音と柱の下で練習している人がいるのに気づきました。 うまい下手じゃなく、もうちょっと先の方まで聴きたいのに演奏してくれないです。 練習だから仕方ないけど、どんな感じの曲を練習してるのか知りたいのに残念です。 念のために言っておきますが、わたしはジャズはほぼ聴きません。 以前、知人に「ジャズは聴かないの . . . 本文を読む

八幡の森夏に踏み入る不埒者

2022-06-12 | haiku
この本八幡にある不知八幡森のことは、かつて若い女性から、少々おおげさに教えられました。 わたしは怖がりなんで、彼女の期待どおり震えあがったんですが、今回たまたま前を通りかかり、放生会と関連させた、市川市教育委員会の冷静な考証を読んで、ほっとしました。 日曜ということもあるでしょうし、市役所の真ん前ということもあり、看板を読んだり、小さな祠を覗き込んだりする人が絶え間なかったです。 とは . . . 本文を読む

気の強い双子に会いしヒメジョオン

2022-06-11 | haiku
土手に行くとよく見かける野草で、花びらが細く、硬い感じで可憐なようで、そうでもないです。 名前を知らなかったんですが、ちょっと調べてみたらハルジオンかヒメジョオンのどちらかだとわかりました。 で、その見分け方ですが、Wikiによると「ハルジオンは、背は低く、花は大きくて少なく、根本に葉がある。また、ハルジオンの蕾は下を向いて項垂れているような特徴がある。ハルジオンの茎には真ん中に空洞があり、 . . . 本文を読む

梅雨寒の心身ともに温まる

2022-06-09 | haiku
推しのウマ娘はゴールドシチー、オグリキャップ、ヒシアケボノ、マチカネタンホイザなどなどいっぱいいますが、やっぱりメジロマックイーンがいちばんです。 彼女は黒マックが3回、白マックが2回ガチャから出てるんで、相思相愛と言っても過言ではないでしょう。 黒マックは47人の手持ちの育成ウマ娘の中で唯一の☆5です。 6/1に配布チケットで白マックが登場した時の画像です。 どこかの温泉のポス . . . 本文を読む

ムキになり草叢歩く芒種かな

2022-06-08 | haiku
昔、与えられたお題で、2連詩を100個作るというプロジェクトをこのブログでやっていました。 2回やったので、200個です。 その100個目がこれです。  100 忘れない  草叢の息が詰まるようなにおい  若葉を透かして見る日光  どんぐりが屋根に落ちる音  尖った雨が灰色の雪に変わるとき  あなたと過ごした季節  終わってしまった音楽  消えてしまった世界の色彩  とてもありふれた些細なこ . . . 本文を読む

茄子の汁芒種の色と成り果てぬ

2022-06-08 | haiku
茄子は栄養のほどは知りませんが、漬物にしても、焼いても、揚げても、煮てもおいしいです。 茄子紺と呼ばれる鮮やかな色がさわやかで、食感はよくないかもしれませんが、焼きナスも皮を剥かない方がいいと思います。 天ぷら用に買ったナスを赤だしの味噌汁にしました。 天ぷらは海老、スルメイカ、ナス、玉ねぎ、椎茸、ちくわとそれなりに種類をそろえると、到底1回の夕食では片付きません。 翌日のお昼は天ざる、夜 . . . 本文を読む

芒種入りふた月前の寒さかな

2022-06-08 | haiku
6/6に芒種に入るのと時期を同じくして、関東は梅雨入りしました。 梅雨寒なのかな、4月並みの寒さとかテレビでは言ってます。4月には6月並みの暑さと言っていた日もあったと思いますが。 雨の写真を撮りたくて、6日に帝釈天界隈を歩いてみました。 参道入り口の大黒鮨です。ランチでは物足りないので、アラカルトで食べることが多いし、お店の人もわたしがそうするものだと思っています。 が、しかし、それだけ . . . 本文を読む

夏の薔薇カメラの腕は上がりしか

2022-06-07 | haiku
6/4の土曜日に足立区生物園に行った帰りに、ふと青井の薔薇園に行ってみようと思いました。平安時代の物語によくある、昔の恋人に逢いに行ってみたら零落していたというプロットが無意識に動作したような気がします。 さすがに異形の鬼女に変わり果てていたということはありませんでした。昼間だし、バラだし。 この公園はスマホからOLYMPUS PENに切り替えるきっかけになりました。 「この美しい姿をい . . . 本文を読む

日盛りにヒトは信じぬリスザルや

2022-06-06 | haiku
まあ、ヒトを信じてないとか、悪党面とか、おまえはサルのことをどこまでわかってるんだ?って言われそうですね。 インスタにいいねをくださった中にリスザルを飼っている方が複数おられて、そのリスザルは穏やかというか。かわいかったです。 いやー、SNSっていいですね。 . . . 本文を読む

梅雨前に昼を決めれず自己嫌悪

2022-06-05 | haiku
食べ物の写真を撮る理由の1つはカメラの練習です。今のカメラならきれいに写すのは造作もないわけですが、食べ物はおいしそうに写ってるかどうかというわかりやすい評価基準があります。 いざやって見ると料理のどの辺りにピントが合うのがいいのかなど、考えることはいろいろあります。 もちろん長々とカメラをいじくり回してはお店の人に失礼です。素早く撮り、素早く食べるを心掛けたいものです。 . . . 本文を読む

短夜やふくろうの首傾げたり

2022-06-05 | haiku
内容はインスタグラムに書いたとおりです。 短夜という季語がとても好きです。 夏至前後までの夏の季語なんでしょうが、まだ梅雨入りしていない昼間の強い日光が夜まで冷めていなくて、そのまま明け方を迎えようとしている、そんなイメージを抱いています。 . . . 本文を読む

張り切ってお出迎えする夏のリス

2022-06-04 | haiku
先に撮った&インスタに先に挙げた、こちらを先に挙げるべきでした。餌だしww 足立区生物園は小さい子向けと謳っていたので、遠慮がちにしていました。 でも、9:30の開園と同時に入るとリスがパフォーマンスを見せてくれました。 . . . 本文を読む