夢のもつれ

なんとなく考えたことを生の全般ともつれさせながら、書いていこうと思います。

冬至かぼちゃとパイ以前の林檎

2008-12-25 | diary
諸事情により自炊することが多くなっている。まあ、外食をしてもいいし、何がなんでも自炊するといったこだわりはないのだが、外食やコンビニ・スーパーの出来合いのものばかり食ってるとぼくみたいないい年をしたおっさんには、よくないなと思って。 別に栄養バランスがどうたら、ヴィタミン不足や脂肪過多がこうたらという、健康食品の能書きとは無関係にこうした加工食品に頼ってると心が肌荒れしてくるだろう。引越しの時に . . . 本文を読む

BSHの楽しみ:12/15読売日響定期演奏会

2008-12-19 | music
12/15の読売日響の広上 淳一指揮の定期演奏会の感想を簡単に。 1曲目は、ヴァイオリン:ルノー・カプソン、チェロ:ゴーティエ・カプソンによるブラームスのヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲。ほとんど気持ちよく寝てしまったので特に書くことはない。アンコールはヘンデルのパッサカリアだったのかな、なかなか喜悦感のあふれるいい演奏だった。 休憩後の2曲目もブラームスで、ピアノ四重奏曲第1番をシェー . . . 本文を読む

ひかりの速さ

2008-12-11 | poetry
       ひかりの速さ えっへん。 アインシュタインがCMでやってるように、 E=m×c×c (n乗って書きにくいからこうするにゃ) これを変形して、 c×c=E/m 右辺はエネルギーを質量で割ったもの。 ぼくのエネルギーを体重で割ってもいいし、 クルマのエネルギーを重量で、 飛行機のエネルギーを空を飛べる軽さで、 ビルのエネルギーを鉄とコンクリと中にいる人などなどで、 地球のエネルギーを . . . 本文を読む

「ぼくの人生と」

2008-12-10 | poetry
   ぼくの人生と ぼくの人生は一冊の本に似ている きれいな絵があったり おもしろい写真が載っていたり 少しばかりの詩のように短い文章と あまり多くはない脚注がついた わりと軽めの外国のペーパーバックスのような 海からの風と オリオン座が そんなことを教えてくれたような気がする 残念ながらまだ未刊らしいけど あたしの世界もおんなじような music*al だよw ********* . . . 本文を読む

グレングルード変奏曲

2008-12-07 | music
0.Aria グールドがゴルドベルク変奏曲を演奏したのではなく、ゴルドベルク変奏曲がグルードを演奏したのである。 衝撃?誇り?そんなものはどちらでもいいと考えただろう。 とりわけ聴衆や厳密さを欠く演奏など何ほどのものかと。 1.~30.の変奏 (オートマティズム。太陽があるのと同じくらいの疑いのなさ、風に舞う……) 00.Aria da capo グールドがゴルドベルク変奏曲を変 . . . 本文を読む

夜明けの深き淵

2008-12-04 | poetry
  夜明けの晩 ぼくはidを掘れと言われて (誰とも知らないのに信じて) ぬかるんだ地面を深く、深く掘った (雨も雪も降らない廃墟の都市で) 何が出てくるのか (かごめ、かごめ) 冷たい水、硫黄臭いお湯 (恩寵の鳥) はたまた途方もなく重い金属 (いついつ出やる) ひょっとして血のような宝石 (籠の中の鶴と亀御が) 待ち望んだ眠り、永く深い (死は生の地滑り?) でも、底はもうなかった (後ろ . . . 本文を読む