酒と鉄道の日々

大好きな酒と趣味の鉄道の話題を絡め、時評・四方山話に酔うコーナー。

ガクゼン! 幼稚園児に教育勅語とは。

2006-08-08 05:50:43 | Weblog
 本日8/8付け朝日新聞によると、大阪の私立幼稚園で、畳に正座させられた園児に、こともあろうに、教育勅語を教えているという。

 あまりの驚きに、しばし、呆然としてしまったのは私だけではあるまい。

 「畳に正座」は置くとして、幼稚園の年長組といえば、まだ4-5歳。モノゴトの判断もナニもできない、年端も行かぬ子供たちに、ナンということをするんじゃ。

 この幼稚園、まさか、旧・オウムや、「摂理」が運営しているんではあるまい。

もっと、驚いたのは、園児の母親なるものが「親孝行とか、良いこと書いてあるじゃない」と支持していること。

 こんな女は母親になる資格なんぞない。自分の子供を母親としてしつけることもできないから、幼稚園に全面委託して、その教育方針には疑問を鋏まない。「ハテナ?」なんて、微塵も思わず園任せ。こんなのに限って、園内で事故でも起きようものなら、泣くは、叫ぶは、一転して、訴訟だ! などと、騒ぎ出す。

 事故って、肉体的な被害だけではないのだぞ。可愛い我が子の精神が、脳と瞳が、教育勅語を復唱させられることによって、確実に歪んでいく。

 「私立」をいいことに、仮にも文部科学省所管の幼稚園が、純粋無垢な子供たちを、さながら洗脳するがごときは、許容されてはならない。
いや、もしかしたら、文部科学省はシカトしてるのかも。そうだよね、なんたって、「国」に従順な子供→おとなに成長していってくれた方が、ゼッタイイイものね。

 園も園だが、園児のご両親も、もう少しは、深く考えてくださいよね。こんなオソマツな園に通わされ、洗脳されることを拒否する術もない。
 園児たちが、ただただ哀れだ。