無限の可能性 ~The Possibility of Infinitie~

人には、動物には、自然には・・無限の可能性があります。日々の出来事感じることを
書いていきたいと思います。

武の真髄ってなんなのか・・・・・・・・・・!!

2013-02-20 13:42:12 | ソウルボイス 魂の声

 

時折・・・・武の先人達に思いを寄せる時がある。古来から日本に伝わる武術・武道とは如何なるものなのか?

そして、どの様な方達が流派を興し伝承されてきたのか・・・・

おりしも私自身も ある古武道を伝承された一人である。かれこれ武を稽古・鍛錬してきてから30年は優に超えている。それは今も続いているのだ!!

流行で武道や格闘技に興味を持ち、稽古するのとは違って、必然的にやらなければならない・・・いわば使命のようなものを感じながらの稽古である。他流にも足を伸ばし良い所は取り入れ不要なものは捨て去る。このようにして流派の余分を取り除き完璧を目指す・・・・・

途中で挫折の繰り返し・・・・・

そういう時に過去の先人達に思いを馳せる。

その時代にあった発展を遂げてきて今にいたるのが古武道の世界!!

その昔に、円明流 創始者の宮本武蔵はどんな御仁だったのだろうか?とか、尾張柳生家である新陰流伝承者達はどのような心持ちだったのだろうか?等 いろいろな思いに心奪われる時がある。

一子相伝で受け継がれてきている古武道もたくさんあり、その人達はどのように鍛錬し伝承していっているのか?等 いろいろな思いが去来する時がある。

今の時代、殺すか殺されるかという武道の本質よりも 戦わずして戦うというものの方がいい・・・

技を習得するのは誰にでもできる。しかし、精神を受け継ぐのには用意にはいかないものだ。

争いや戦いを避けるために武の本質はあるのではなかろうか?

そう思うと 先人達のたゆまない努力が伝わってくるように思える。

日々鍛錬をして体と精神を鍛え己に打ち勝つ事が本当の奥義に思える今日であるのです。

綺麗ごとではなく その昔に散々と血生臭い恥ずべき事の経験が嫌というほどあり、そこから見出せた事は・・・・・自ら争ってはならない・・・という事。

そのための武なのだと、自らを戒める事で理解出来る境地があるのだとわかりました。武とは戦わずして勝利する事・・・即ち 自分に勝、生かすという事が35年以上実戦鍛錬して初めて理解できました。こらからも鍛錬の日々が続くと思うと楽しくてワクワクとしてきます。武を通して人生を見つめる事ができるのです。武と医は相通ずる所もたくさんあり、急所は即ち救所となるのです。戦わずして勝・・・・・・先人達が教えてくれたこの言葉の意味が今・・・何となく解りかけている今日この頃です。

ありがとうございます。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。