コミュニケルーム通信 あののFU

講演・執筆活動中のカウンセラー&仏教者・米沢豊穂が送る四季報のIN版です。

春爛漫

2022-04-09 | life



ふるさとは花の丸岡 城の町 一度来たまえ我が佳き朋よ

我がふるさとの城下町♪(ついでにクリックしてみてね。今は昔、よく口遊みました。
歌唱は梶光男さん。私と同世代、僅かな期間でしたが大ファンでした。)

丸岡城は四季折々にいいのですが、やはり桜花(はな)の頃は格別です。
我が家から歩いても10分ほど。
コロナが終息しましたら、ANONO KAZE の友よ朋、城下に集い、楽しき
語らい、宴のひと時をもちましょう。
前回記しました Mrs.modestさん につづいて、やはりブログでフォローして
頂いている arith さんから「お手伝い出来ることがありましたら」との嬉し
いメッセージを頂きました。arithさんはリケジョ。私なんぞのズブズブの
ブンブンケ(ブンブンブン蜂が飛ぶ♪のようですね)とは違ってcreative で
素敵な方。とてもうれしく存じております。

閑話休題
拙ブログでも何度かご紹介していますが、畏友・釈真聴(カウンセリング
研究会くりのみ主宰・鈴木新太郎)さんから頂いた会報の「落穂拾い」の中に、
ある女性の方のお話が掲載されていました。
とても意義深い内容ですのでその一部をご紹介致します。


私は6年前に主人(65歳)を見送りました。主人は家族思いで優しい人柄。
とても健康的でゴルフが大好きでした。(中略)
少し前から顎の下のリンパ腺の小さな瘤を気にしていました。(中略)
精密検査の結果ステージ4のリンパ腫、転移も見つかりました。(中略)
約1年間、手術、放射線、抗ガン剤治療をしましたが帰らぬ人となりました。
主人は「先に逝ってすまない。遺されたあなたが落ち込んでいるのは見たくない。
生きがいを見つけてあなたらしく明るく過ごしてもらいたい」と言ってくれました。

 それで彼女は生きがいとして陶芸を習い、或いはご主人と同じ趣味だったゴルフを
再開されました。「陶芸もゴルフもその時は楽しいのだが何か物足りなかった。
と言われます。
ちょうどその頃、釈真聴さんの「カウンセリング研究会・くりのみ」とのご縁があり、
学びや、 会員の皆様との交流で心の拠り所を発見されました。そして、
主人も私も仏教に関心のない生活でした。今、主人が私の背中を押してくれている
ような感じでいます
」とお気づきになられたのでした。


ANONO KAZE の集いも、正にそのようでありたいと思っています。
ぜひ、皆様にお仲間になって頂けますことを念じております。
されど、これもご縁と申すものですね。

昨8日はお釈迦様のお誕生日・花まつりでしたね。有難いことです。
有難いことが有難いと分かることが大切です。

お釈迦様の残されたお言葉を一つご紹介致しましょう。
人身受け難し、今すでに受く。仏法聞き難し、今すでに聞く。
この身今生に向かって度せずんば、さらにいずれの生に向かってか、
この身を度せん。・・・。

“生まれ難い人間に生まれさせて頂き、聞き難い仏法を聞くことが出来ました。
今ここで、救われなければ、一体いつ救われましょうか。
お経を読むのも、お写経をするのも、そしてお寺参りも大切には違いありません。
でも、それのみが仏道ではありません。どうぞ味わってお読み下さい。
「今ここで」の気づき、気づかされに気づいて頂きますれば幸甚の至りです。
そのきっかけがANONO KAZEにあります。

            それではまた。今宵これにて。yo-サンこと 釈豊照