日々呟く。

とうとよ/清貧の独り言。

書けたり、書けなかったり。

2005年08月26日 20時36分41秒 | 司書講習日記
ふしぎふしぎ。
毎日ここにこんなに書くことがあるのに、これがレポートとなると全然でないのは何故だろう。

そんな訳で、まだレポート終わってません。
一応文案はほとんどできたので、後は清書すれば良いだけなんですが…

なんかイマイチ、ピンと来るでき上がりではない。

この講習でレポートが出たのはこのレポートで4回目ですが、過去4回の中で、こんなに書くのに詰まったのはこのレポートだけです。
他3つのレポートは、過大に即した書きたい事がすぐに浮かんで来て、簡単…ではないですが、迷わず書き上げることができました。

しかし、今回はそんな感じには進まないのです。
どうも自分の書きたい事と課題の間に、ちょっとした溝があるらしい。
溝があるって事は、その書きたいことは、今回の課題の答えではないってことなのかといえば、そうでもない。

問題は、課題と書きたいことの、途中にあるらしい。

どこまで想像して良いのか、どこまでリアルに考える必要があるのか。

今回は、その溝をかなり無理矢理に埋めたので、ずっと違和感があるまま進んでいます。
違和感があるなら、そこを直せばいいのですが、直す方法も思い浮かばない。
結局、違和感を抱えたまま進んで、ここまで来てしまいました。


自分の言葉で書く。
私が、このblogに書くことに、そんなに困らないのは、全て自分の考え、自分の言葉で書いているからでしょう。

ですが、レポートの場合、すべて自分の言葉とは行かない場合があります。

まず、課題は最初から決まっているので、書くことは決まってしまっています。
ですが、これは、その課題について、自分に言葉で書くだけで良い。
blogで言うなら、最初に、カテゴリーや題名、テーマが決まっている状態で記事を書くようなものですね。
その物事について、自分になにか持っているものがあれば、それを書けばいいのです。

問題は、課題がもう少し詳しく設定されている場合。
今回は、そんな感じがあります。
「ある課題について書く」という所までは一緒ですが、さらに追加条件として、「それを何かに基づいて書く」という条件が付いている。
条件が2つだと、それを上手く繋げる必要があります。

第一、第二の条件、合わせて考えて、なにか書きたいことが見つかったなら苦労はしないでしょうが、第一の条件だけを見て、書きたい事を見つけると、その書きたい事に、第二の条件を合わせる必要が出てきます。

さらに、第一の条件の書きたいことと、第二の条件の書きたいことを別々に考えてしまった場合、この2つを、文章上で繋ぎ合わせなければならなくなります。

それがスムーズに行くならいいのですが、上手く行かなかった場合、2つの条件を無理矢理合わせたり、どちらかを諦めたりしなければならなくなる。

今回はそこに引っ掛かって、なかなか前に進めませんでした。
結局、無理矢理合わせる方法を使って、前に進んだのですが、やはり違和感がある。
自分の言葉で書いている気がしない。

自分の言葉で書いていないと、文章はなかなか出てこない。

それなら、どちらかを諦めて、もう片方を考え直せばいいのですが…
考え直す代替案も浮かばない。


結局、どこまでリアルで、どこまで想像で書くのか、という問題がそこに表れる。

レポートなんて、課題に合うように、嘘八百も混ぜ込んで書くものなのかな…。
特に今回の課題は、もともと嘘八百を書く課題だし…。
だけど嘘八百を考えるのが難しく、代替案が浮かばないということになる。

もともと嘘八百なのに、なんだかそこに真実味を持たせようとしてしまう。
どうせ真実味なんて、今の私じゃ持ちえないのだけど。

うーん。
難しいなぁ…。



今日の記事は、今私と同じ立場にいる、同じレポートを書いている人じゃないと、何を言っているのかわからない部分があるでしょう。
もしかしたら、同じレポートを書いている人にも、何を言ってるのかわからないかもしれない。

まあ、私の記事はいつもそんなもんですが。



おっと追記。

そう、今日はお風呂に余計なもの持ち込みませんでしたよ。
まあ…それが普通なんですけどね。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
応援しています (サポ太)
2005-08-27 13:05:29
初めまして、サポ太です。

何年か前、鉄輪の坂道で毎日大汗をかいた一人です。

もうすぐ折返し点ですね。長いのはここまで。

終わってみればあっという間ですよ。

あの質問もしておけばよかった、あれを聞いてみたかった、あーすればよかった、こーすればよかった、と悔やむことばかり。すべて後の祭りです。



レポートは僕も手こずりました。卒業前の飲み会でゼミの先生が教えてくれた、失敗しないためのレポート作成術をお知らせしましょう。講習でも役に立つと思います。

1.出題者を知る

 意気込みをもった人か、度量のある人か、ユーモアの分かる人か、ちゃんと読んでくれる人か、文字や言葉にうるさい人か

2.出題の狙いを知る

 学生に何をさせたいか、学生の何を知りたいか

3.採点のポイントを知る

 指定の文献を読んでいる、講義を聞いている、自分の言葉で書いている、実験・観察・調査・見学をきちんと行っている

4.引用時のマナー

 他人の考えと自分の考えを明確に区別して書き、引用部分には必ず出典を示す

5.講義やレポートの感想

 レポートの最後に簡潔にまとめる。謝辞も忘れない

6.採点者の気持ちになって

 文字は読みやすく、気持ち多めに書く

 誤字は絶対に避ける



講習の場合、1はなかなか分からないと思うので2と3と4に特に注意します。5も結構大事でしょう。

できあがったらせめて半日か一晩寝かせて読み直し、6でしくじらないように点検します。

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レポート。 (とうとよ)
2005-08-27 21:47:05
サポ太さん初めまして。



ぴー子さんに続いて、またも先輩の来訪。

これもblogをやっているからこそでしょうか。

blogの力に改めて感心しています。



レポート等についてのアドバイス、どうもありがとうございます。



その中でも、私が驚いたのは、5番でした。

私は今まで、レポートには、直接課題に関係あること以外書いてはならないと思っていましたので。



講義の感想や、先生への謝辞なども書いて構わないのですね。

参考になります。





レポートの書き方も難しいですね。

レポートの書き方の講習とかあるのかな…。



長期間かけて行うレポートを書くのは、この司書講習が初めてなので、まずそこから戸惑っています。

私の出身の放送大学では、一コマの間に書き上げるレポートばかりでしたから。



一度そこで、レポートの書き方について、先生から講習があったのですが、そこでは、「感想など入れるべし」とはありませんでしたし。



堅く堅く考えて、直接の課題以外のことを書いては、アウトなのだと思っておりました。



レポートの書き方。

皆さんはどこで覚えたのだろう…。
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