江副 康成 鳥栖市の未来を語るブログ

鳥栖市議会議員として鳥栖市の未来に対する思いを語るとともに、その活動の様子を議会および議会外についてお知らせします。

核(兵器)なき世界へ

2010-04-09 10:36:40 | 先端産業
核(兵器)なき世界へ
昨年のプラハ演説から一年、今年もオバマ大統領が世界
の安全保障の道しるべとなる情報発信をロシアのメドベー
ジェフ大統領と共にしてくれたこと大変喜ばしいことと思い
ます。

核兵器は共同管理⇒核縮小⇒核廃絶へ
私は「核の傘は必要か」で書いたとおり、核兵器は共同
管理⇒核縮小⇒核廃絶と進むべきと考えており、只相互
信頼が期待できないケースの懸念がある限り、現実的な
対処として最小限の核の抑止力は人間の情念を抑える
手段として畏れの感情を呼び覚ます必要悪の手段として
現状核の存在が是認されるのかと考えます。

共同管理と核縮小
オバマ大統領のメッセージは私の希望に対する道筋へと
期待を抱かせてくれるものです。しかし、ここで「核なき世
界へ」と言いつつも、実は核、原子力を我々が生きていく
上で必要な基幹エネルギーとしてきちんと確立しようとい
う大きな流れの中で、破壊力のみに着目した過去の核兵
器への転用の誘惑、それを勝手に許さないという管理体
制の構築に問題の本質があります。

原子力も選択可能な安全安定した社会へ
地球温暖化問題さえも化石燃料から原子力、太陽エネル
ギーへ変換させるための方便だと言うような話も聞こえて
きますが、原子力から安定的に安全に電気エネルギーを
得たいというのは今生きている多くの人々の願いではない
でしょうか。そうした世界への地慣らしとして「核なき世界」
は大変重要なことだと思います。

核廃絶へ
この世で怖いものの存在として、幼い時から悪いことすると
鬼が出で食べられるぞと言い伝えがあったりします。
私は同様の心理的なものとして核の脅威を国際的な必要悪
として現状容認する者ですが、現在のスーパーコンピュータ
の性能からすると、核兵器の脅威は我々の目に脅威のものと
して描写できるのではないかと思います。核兵器を使われた
市民の立場で平和教育のツールとして体験できるようにする
のも核廃絶への一歩かと思います。



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