江副 康成 鳥栖市の未来を語るブログ

鳥栖市議会議員として鳥栖市の未来に対する思いを語るとともに、その活動の様子を議会および議会外についてお知らせします。

一票の格差と道州制

2012-11-28 17:06:29 | インポート
都会と田舎の疎外感
今度の総選挙は一票の格差の問題を残したままで、
選挙を迎えることとなりました。
都会の有権者は自らの一票の価値が低いと不満を
持たれ、田舎の有権者は議員を減らされることに
国政からますます遠ざけられると疎外感をもたれて
います。

制度疲労は募るばかり
将来的に議員定数を削減しながら、一票の価値の
調整を図るという解決方法しかいまだ論ぜられていな
いように思います。しかし、これでは永遠に政治に対
する不平不満から、あきらめ無関心に陥ってしまう方
々が多くなりそうです。
それに対して政治家の方から有権者に対しては、政
治ショー化宜しく、注意関心を引くことにウエートが移
ってしまう恐れがあります。

議員の必要性と一票の重み
しかし今だ、田舎の市町村議会の一票の重みと都会の
市区議会の一票の重みに対して不平不満をいう人々を
見たことがありません。
なぜならばそもそも区域とくくりが違いますし、一方住民
の同質性は比較的保たれているからだと思います。

国会議員と重なり合う道州議員
私はこの問題の根本的な解決策は道州制を引くことに
あると思います。外交、安全保障、通貨など国の権限と
すべきこと以外は道州に権限委譲し、道州議会にこれ
までの国会議員に担わせた国民の期待と権利を移す
べきと考えます。
道州議会の議員を何人にするかはその道州民の自治の
問題であり、他の道州と比較する必要もありません。

道州制へ移行すべき
私は積極的に道州制にすべきとする理由を多く見ること
ができますが、一票の価値の不満を取り除く観点からも
早急に道州制に移行すべきと考えます。