江副 康成 鳥栖市の未来を語るブログ

鳥栖市議会議員として鳥栖市の未来に対する思いを語るとともに、その活動の様子を議会および議会外についてお知らせします。

地方分権道州制促進事業・・・JR鳥栖駅、端間駅間接続

2009-07-25 09:28:35 | 交通機関
先に「鉄道網」と題して記事を書かせて頂きました。
そしてその中で、JR鳥栖駅と西鉄端間駅を結ぶ構想を提案させていただきました。

昨日、市内の会社社長さんと本件でお話させていただいたところ、私の提案趣旨をご理解いただき一定の評価を頂いたのですが、
「江副さん、最後は誰がコスト負担するかという問題かな」とアドバイスされました。すべての事業は資金の手当てがなけば絵に描いた餅だということを一番理解させているからこそのお話なのでしょう。
次の予定の関係で、そこでお話が終わってしまいましたので、その続きをここで書かせていただきます。

本件は、JR沿線住民と西鉄沿線住民とをレールで切れ目なく接続することにより、地域として恒常的な交流を促進し、相互の住民の交通手段の選択幅を広げることに主眼があります。当然利益を受ける利用者、沿線自治体に応分の負担をお願いしなければならないことは言うまでもありません。利用者には運賃の中で負担感のないぐらいの加算があるだろうという意味です。沿線自治体にはそれで街づくりが進み将来的に住民の福祉と税収の伸びを期待しての投資的な意味合いでの負担という意味です。

それにもまして私が訴えたいのは、本事業は県境を越えて行う事業として地方分権道州制の基礎を固める基本的なものであり、地方分権道州制促進事業として国家予算を使う形で着手していただきたいということです。県境のない一体的な都市計画によりメリットが目に見えて現れる全国発の事業として位置づけながら取り組みたいということです。

これから国政選挙が行われますが、国会議員の皆さん、地方分権道州制促進事業法案及び関連予算を掲げて総選挙を戦ってみては如何ですか。