野田順康 

つぶやき

博多

2018-05-24 22:37:15 | Weblog
能古島から見る博多(福岡)をとても気に入っています。
最近になって博多は国内的には成長都市として注目を集めていますが、私はもう30年も前から博多は日本の第2エンジンと言って来ました。都市の成長・衰退サイクルからすると、博多は1980年代から成長サイクルに入っており、市政や県政には殆ど関係なく成長を続けているのです。しかし、今のままでは、2035年頃にピークに達し、その後は衰退サイクルに入って行くことでしょう。博多の文化性、歴史観、拠点性を考えれば、さらにアジアの中核都市へ成長することは可能と考えますが、残念ながらその様なチャレンジがなされていません。
国土計画もそうですが、最近はプランニングに対する姿勢が余りに近視眼的です。1979年に国土庁に入庁したころ、国土計画は過去千年のデータを分析し、将来100年を推計して10年間の計画を策定するものだと先輩に指導されました。昨今は10年の計画を作るのに、10年間の事だけしか考えていないように思えます。国の政策も地方の施策も極めて場当り的です。政治には国家史観や民族の魂を議論する余裕もありません。
博多の歴史を眺めれば、どれ程この都市が成長と衰退を繰り返したことか。そのことをベースにこの都市の将来を考える必要があります。


芥屋

2018-05-20 16:46:51 | Weblog
天気が良いので糸島の芥屋まで魚を食べに行って来ました。好物のアラカブがなかなか美味しかったです。何時も思うのですが、アラカアブと沖縄のミーバエは同じ仲間でしょうか?味も食感も良く似ています。ミーバエのマース煮が食べたくなって来ました。
さて、海の家の建設は始まっていましたが、芥屋海岸は夏前で静かなものです。海の透明度もその色も沖縄に負けないくらいでした。糸島は本当に福岡の宝物ですね。


日韓トンネルの活動拡大

2018-05-14 23:38:36 | Weblog
日韓トンネルについては、もう40年も前から様々に議論してきたのですが、最近、その活動がかなり活発化しています。全国44都道府県に推進協議会が設立され、かなり前向きな検討が展開されています。
昨年、プロジェクト・ファイナンスの可能性の検討を依頼され、出資額を40%程度に拡大し、1%程度のソフトローンが提供されれば、実施可能との結論を出したのですが、今日はとうとう国会の議員会館で説明することになりました。隣には河村元官房長官(現予算委員会委員長)まで出席され、かなり大掛かりです。北朝鮮情勢が急変したので、関心が高まった側面もあるでしょう。検討すべきことは沢山あるので、私一人では何ともなりませんが、東アジアの平和と繁栄のためには、重要なプロジェクトになって行くことでしょう。