野田順康 

つぶやき

国連専門家会議

2013-10-27 23:26:29 | Weblog
国連人間居住計画(ハビタット)の専門家会合(都市計画の国際的ガイドライン)に、日本政府の推薦を受けてアジアの代表として参画することになりました。
2050年までに約20億の人口増加があり、その9割が発展途上国の都市に集中する事、人口爆発を吸収する途上国の都市は十分な対応が取れないばかりか、過剰な消費や生産によって地球の気候変動や温暖化を助長してしまう事などを受けて、都市政策の国際的なガイドラインを策定することになったのです。
第1回会合がパリの外務省迎賓館において、10月24,25日に開催されたので、参加してきました。
途上国では主として人口100万人前後の都市に人口が集中していくので、明確な都市計画や将来モデルを描くことが大変重要です。一方、途上国の都市が集中豪雨などの気候変動に脆弱であるため、その対応は必至ですが、同時にそのような都市の活動が地球の気候変動や温暖化に寄与していくことも明らかです。都市のライフスタイルのあり方自体を根本的に見直す時期に来ているといえます。
2015年までにガイドラインを策定する予定です。


成長の限界

2013-10-19 20:12:56 | Weblog
最近はブログらしく論文とかは載せないようにしています。気軽に書かせてください。
後期の授業で学生諸君に「成長の限界」を読んでもらっています。もちろん原書。
1972年にローマクラブが出した報告書の2002年アップデイトバージョンです。エコロジカル・フットプリント(要約:人類が生き抜くために必要な消費量)は1998年に地球の許容量を超えたと言っています。正しいと思います。結果的に、地球の温暖化は進み、食料、鉱物資源を始めとする人類生存のために必要な資源の奪い合いが始まっています。地域紛争くらいで収まってくれないかと心配です。このような中、平和を維持するために、我々先進国が生活水準を下げざるを得ないことは自明の理でしょう。
今の政治は非常に短絡的です。この場に及んでも経済成長を旗頭にせざるを得ない。2050年には1億人を切り、今世紀末には6000万人になってしまう日本が経済で勝負することが不可能なことも自明です。経済ではない日本民族の信頼性をどうやって維持、強化するかを議論するのが今の政治に求められることではないでしょうか?何時になっても、日本と付き合っていれば学ぶことが多いと言われる国家でありたい。


グローバル人材

2013-10-12 20:50:04 | Weblog
今日の日本経済新聞が、私のグローバル人材教育について掲載してくれました。自分自身のことについては、少し誇張もあるかもしれないけれど、学生に対しては真面目に取り組んでいます。
国内の英語教育だけで会話が熟達する韓国と比較して、なぜ日本の学生は10年も勉強して英語が喋れるようにならないのか?教師として真剣に考えないといけない。
私は学生のマインドセットを変えることから始めています。質問されたら隣の学生と相談するな。歩きながら英語を喋りなさい。毎日少しでも良いから英字新聞に触れ、CNNかBBCを見てくださいと言って歩いています。
海外にいるのと同じような環境を雰囲気を学内に作れないか.....頑張ってみます^^;



第一歩

2013-10-08 20:32:19 | Weblog
福岡の国際化はthinkよりdo, actionが大事ですねえ。
本年6月に、国連の本部長時代に設立した会社を衣替えして、海外コンサルティング、海外市場調査、海外商品物販が出来る会社にしました。「株式会社 地域プラン」と言います。
特に、海外商品物販については、この春からスリランカのスパセイロン社と共同事業の交渉をして来ました。スパセイロン社はアーユルベーダ(スリランカ地方の伝統的健康法)に基づいたヘア・スキンケア商品を製造しており、日本で広く頒布出来ると考えています。お陰様でスパセイロン社とは合意に至り、㈱地域プランは日本における独占的販売権(Sole Distributor)を獲得しました。スリランカの留学生を是非採用して一緒に仕事したいと思っています。



本年11月中旬には、福岡市中央区白金1丁目にセレクト・ショップ「preem」を開店して、スパセイロン社のヘア・スキンケア製品やその他の海外雑貨、ハンドメイド・アクセサリーを販売いたします。

まあ国際事業の第一歩かな(^o^)

preemのweb

博多祇園山笠

2013-10-06 22:29:12 | Weblog
もう秋になっちゃったけど、今年の山笠は還暦の赤締込で台上がりしました。集団山見せを始め、ここ何年か台上がりして来ましたが、来年以降は、その機会は無いと思います。山笠は良いよ。男の誉です。これからはオイチャンとして支えて行きますよ(^.^)。そして、新しいことにチャレンジしていきます。