野田順康 

つぶやき

ジャカルタ

2015-11-21 12:55:15 | Weblog
国連の地域会合に出席するため15年振り位にジャカルタへ行ってきました。ホテルから見えた再開発地域がインドネシアの発展を象徴しています。しかし、色々と話を聞いてみると、このような再開発は財閥系の20程の家族に牛耳られており、財閥系のサポートなしに再開発を進めるのは不可能とのことでした。開発が生む富は財閥系に集中し、富める者はより富める。貧し者はいつまでも貧しいと言う構図がはっきりとしています。低所得者の支援を受けて当選したジョコ大統領はこの格差問題にどこまで切り込めるだろうか?




パリのテロ攻撃

2015-11-15 23:29:04 | Weblog
国連の政策部会(HABITAT III)が開かれたので、日本の代表として11日から晩秋のパリに行って来ました。会議はOECD事務局で12、13日に開催され何とかタタキ台は出来ました。
13日の会議後に都心で食事をしていたら、ご存知のテロ攻撃が始まり、慌ててホテルに戻りました。外出禁止令も出されて、明日は帰れないなあと思っていましたが、14日の朝には解除となりました。14日の夜便だったので、日中は都心まで行ってみました。やはり人数は少なかったです。観光地になっている人気のマレ地区もがらんとしていました。
行く度にパリは多様化、多民族化しているように思います。リチャード・フロリダは多様化と多民族化を創造都市、成長都市の必要条件にしていますが、世界が不安定化する中では一概に言えないような気もします。自由都市パリはこの難問にこれから取り組んでいくことになるでしょう。


シャンゼリゼ

OECD

マレ地区



秋色

2015-11-07 10:52:47 | Weblog
秋も深まってきましたね大学通りの並木も秋色です。先日、福岡郊外の呑山観音寺に行ったらかなり紅葉が進んでいました。お寺さんの構えも立派で、これなら京都まで行かなくても良いなあと言う感じでした






辺野古

2015-11-01 00:04:09 | Weblog
若い頃、上原康助先生の大臣秘書官を務めていたので、何度も沖縄に同行し、沖縄戦の熾烈さを肌身に感じるとともに、戦後の沖縄の大きな基地負担を痛感した。江戸時代から今日に至るまで日本本土が沖縄に相当な犠牲を払わせて来たことは紛れもない事実だ。
今次の辺野古移設に対する日本政府の強引なやり方は、とても看過出来るものではない。ここまで沖縄県知事・県民を追い詰めてはいけない。安倍総理がそこまで普天間基地の移設を必要と考えるなら、自分の地元を説き伏せて岩国基地に移設するのが筋ではないのか。
沖縄は日本に残された希少な自然の楽園。もうこれ以上の自然破壊は止めておこう。


(古宇利島)