先週、2月21日(金)から23日(日)まで全日本スキー連盟公認指導員検定会が全国5会場で開催された。私は第5会場(奥神鍋)で受検し合格させてもらった。これも60歳の挑戦ではあるが嬉しいような恥ずかしいような。私が初めてスキーを履いたのは3歳の時であるから指導員になるまで57年かかったわけである(笑)。
スキーが好きであった父に連れられて、3歳の時に京都府夜久野のゲンゼスキー場に初めて行った。当時はまだ長靴でスキーをしていたので、靴の中に雪が入って溶けてしまう。当然に冷たいわけで、こんなことは2度としないと泣いていたことを覚えている。しかし、小学校に入ると俄然スキーに傾倒し、ゲンゼや神鍋によく出かけていた。特にゲンゼのスキー大会で優勝したもんだから、ますます熱が入った。中学校3年で1級に合格していたので、まあ早い成長と言ってもいいだろう。
ただ、段々とSAJ(全日本スキー連盟)のしゃちこばった指導方法に飽きてしまって、競技スキーの道に入っていった。特に、大学の4年間は北海道に渡り、1年に100日以上滑っていた。全日本学生選手権(大鰐)にも出場させてもらったが、残念ながら特筆すべき成績は無い。
社会人になってからは、仕事仕事の生活であったので、年に2回ほど滑るのが精一杯。でもスキーの楽しさは何時も大きな安らぎであったと思う。1989年から3年強、スイス・ジュネーブに赴任した時には、またまたスキー熱が高まった。スイスやフランス・アルプスに毎週のように出かけてヨーロッパのスキーリゾートを満喫させてもらった。シャモニーの草大会に出場して優勝したのも懐かしい思い出である。
2002年に福岡に赴任し、ここでもスキーのチャンスを見出した。所属したクラブで準指導員を受けることになり、2003年に合格させてもらって、まあ自分のスキー人生もこれで締めくくりと思い、また仕事中心の生活に戻った。ところが、2012年に国家公務員並びに国連職員を退任してから、準指導員では何となく居心地が悪いと思うようになり、正指導員の受検と相成ったわけである。
準指導員も指導員も、受験前に40時間の養成講習を受ける。競技スキーをやってきた私にとっては、なかなか耐え難い講習内容。全体講習の半分以上が低速技術であり、講師の講話である。もちろん指導員を養成するのだから、微妙なエッジングや制動技術が重要であることは間違いないのだが、「スキーは楽し」と言う気持ちを忘れてしまうような講習とも言えるだろう。こういう講習を受けて合格する指導員が上手く「スキーの楽しさ」を一般スキーヤーに伝えることが出来るだろうか^^;まあ私は取り敢えず自分の大学のスキー部にスキーの楽しさを伝えていくことにしよう(^^)そして生涯スキーヤーでいようと思っている。
スキーが好きであった父に連れられて、3歳の時に京都府夜久野のゲンゼスキー場に初めて行った。当時はまだ長靴でスキーをしていたので、靴の中に雪が入って溶けてしまう。当然に冷たいわけで、こんなことは2度としないと泣いていたことを覚えている。しかし、小学校に入ると俄然スキーに傾倒し、ゲンゼや神鍋によく出かけていた。特にゲンゼのスキー大会で優勝したもんだから、ますます熱が入った。中学校3年で1級に合格していたので、まあ早い成長と言ってもいいだろう。
ただ、段々とSAJ(全日本スキー連盟)のしゃちこばった指導方法に飽きてしまって、競技スキーの道に入っていった。特に、大学の4年間は北海道に渡り、1年に100日以上滑っていた。全日本学生選手権(大鰐)にも出場させてもらったが、残念ながら特筆すべき成績は無い。
社会人になってからは、仕事仕事の生活であったので、年に2回ほど滑るのが精一杯。でもスキーの楽しさは何時も大きな安らぎであったと思う。1989年から3年強、スイス・ジュネーブに赴任した時には、またまたスキー熱が高まった。スイスやフランス・アルプスに毎週のように出かけてヨーロッパのスキーリゾートを満喫させてもらった。シャモニーの草大会に出場して優勝したのも懐かしい思い出である。
2002年に福岡に赴任し、ここでもスキーのチャンスを見出した。所属したクラブで準指導員を受けることになり、2003年に合格させてもらって、まあ自分のスキー人生もこれで締めくくりと思い、また仕事中心の生活に戻った。ところが、2012年に国家公務員並びに国連職員を退任してから、準指導員では何となく居心地が悪いと思うようになり、正指導員の受検と相成ったわけである。
準指導員も指導員も、受験前に40時間の養成講習を受ける。競技スキーをやってきた私にとっては、なかなか耐え難い講習内容。全体講習の半分以上が低速技術であり、講師の講話である。もちろん指導員を養成するのだから、微妙なエッジングや制動技術が重要であることは間違いないのだが、「スキーは楽し」と言う気持ちを忘れてしまうような講習とも言えるだろう。こういう講習を受けて合格する指導員が上手く「スキーの楽しさ」を一般スキーヤーに伝えることが出来るだろうか^^;まあ私は取り敢えず自分の大学のスキー部にスキーの楽しさを伝えていくことにしよう(^^)そして生涯スキーヤーでいようと思っている。