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あおぞら日記

おいしい嚥下食♪楽しくお出かけ♪在宅生活♪いろんな想い♪

患者は新人教育係?

2016年04月16日 | 想い
こんにちは、もう4月も半分終わりましたね。
なかなか更新せずにご心配をおかけした方々、すみません。


いつもみたいに、すぐに退院できるはずだったのに…

肺炎を繰り返して、だいぶよくなってきてもうすぐ退院だと思ったら…
すごい腹痛に見舞われまして…
胆のう炎起こしちゃってました。

そして今週末は神経内科学会があるようで主治医不在…

よって、まだ入院中です。



入院すると、いつも思うことがあります。

「なんで、私がここまで説明しないといけないの?」

「わからないのに、先輩や上司に聞かないの?」


今回の入院も、もれなくそんな出来事が続いてます。
もう自分で教えるのも面倒になってきて、いまは「わかる人に代わって」とすぐに言ってしまいます。

こちらは体調がよくないから入院しているわけであって、そんなときにいろいろ説明するのは正直面倒でしかない。

家で生活しているときは、ヘルパーさんには医療ケアは最初から教えますよ。
だけど、ここは病院。
私が教えなくたって、指導役はいっぱいいるはずです。


前にも書いたことがある気がするけど…

自分の勝手な判断で行動したり、初めてのことを一人でやってみようとしたり…
そんなチャレンジ精神は求めていない。

患者である私にやり方を聞きながら、一人でやろうとする若い看護師さんの多いこと…
本当に毎日がため息の連続です。
初めてのことを自分一人の判断でやってしまう怖さというものをわかっていないように思います。


今日なんかは、マニュアルをベッドサイドに持ってきて、読みながら私の痰吸引ケアをしようとするので…

「ちゃんと理解してからにして。」と伝えました。

その時のその看護師さん…

「えっ?見ながらじゃ嫌ですか?」って。


もしも、自分が逆の立場だったらどう思うのだろう?

目の前でマニュアル広げられて、明らかに初めてやられる患者の気持ち…
どう考えてるんだろう?

不安な気持ちにさせることくらい、ちょっと想像すればわかりそうなものだけど。
人体実験でもされる気持ちだよね。

しかも、人工呼吸器や痰吸引など生命に関わることをされるって…
私は、まだ弱いけど自発呼吸が少しできるからまだいいけれど…
もっと慎重になった方がいいんじゃないかと思ってしまう。


もちろん、指導を受けながらであれば問題ないです。
誰かは初めての患者になるわけですから。

だけど、自己判断できるようにはどうしても思えない。

何より、自分がやろうとしている行為がどんな意味を持っているのか?
どれ程の危険性があるのかわかっていないように思えて仕方ないです。

「本当の怖さを知らない」という怖さをわかっていないように思います。

きっと私は、すごく扱いにくい患者だと思う。
だけど、それでイイと思う。

そうやって、自己防衛するしかないし…

患者は医療従事者にとって、生きた教材であるのは確かです。
いろんなことを教えてくれます。
いろんな経験を積ませてくれます。

だけど、それは自分自身が患者を通して学んでいくものであって…
患者が指導するのは違うと思う。

あくまでも、自分自身が必要性を感じて、勉強していく。
先輩から指導を仰ぐものだと思う。

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