いきなり何の写真かというと、入院中の夕食に出てきた半分に切ったミニトマト。
ではなく…
嚥下食のトマトゼリーなるものです。
見た目はミニトマトそのもの。
さすがに食感はゼリーだけど、味は甘くってフルーツトマトを思わせる。
かなーり気に入ったんです♪
今回の入院で、嚥下食がだいぶ変化していた。
全体的に味が濃くなっているような…
気のせいかな??
でも、間違いなく味のレパートリーは増えてた。
それと、いままで作る人によって固さや食感などがバラバラだった肉や魚が、市販のムースになっていた。
手間をかけた手作りから、市販品に変更になったのは進んでいるのかは別問題として…
嚥下障害がある患者としては、時にパサパサ、モサモサする手作りより、市販のムースになることで格段食べやすくなったと思う。
ソフト食を手作りする手間を考えると、この選択はとってもいい方向に作用している。
で、何が言いたいかっていうと…
今まで、普通に行なってきたことを変えるっていうのはとっても労力がいるってこと。
何もないところから作り上げていくより、いま機能しているものを変えていく方がずっとずーっと大変だと思う。
だって、変えなくたって特段問題があるわけではない。
いままでそれでやってこれたんだから…
だけど、どんな事柄だってシステムだって、突き詰めていけば問題点なんていくらでも出てくる。
それをイイ方向になるように、「変えていこう」って思って行動を起こすのってスゴイと思う。
事なかれ主義の日本の文化の中で、こうやって行動を起こすのは大変だろうなって思う。
まぁ、私の大袈裟な妄想も十分に入ってるんだけど…
大幅に変更になった病院食にそんなことを考えていました。
栄養士さんに聞いてみたら、9月から大幅にリニューアルしたそうです。
お疲れ様でした。