
旅も松山を出発して、ちょうど一週間。
やっと舞鶴まで、やって来た。
地図を広げて、目的地を日本海側の山形県境だとすると、
およそ 1/3 くらいの位置だろうか?
まだまだ先は長い。
鳥取市内のビジネスホテルを、朝、出発して鳥取砂丘へ向かった。
この広大な砂の空間には驚かされる。
アラビアのロレンスのオープニングテーマ曲が聴こえてきそうだ。
砂丘の頂きまで足を延ばし、全貌を視野に入れた。
朝から砂漠のような灼ける陽射しが、ジリジリ肌を焼く。
文字通り、その日一日、灼熱の陽射しに焦がされた。
(鳥取37℃、米子38℃)
山陰の幹線道路である国道9号線上、対向車線を走る何人かの自転車旅行者と擦れ違った。
お互いを認識し合うと、手を挙げて挨拶する。
時には重装備のオートバイ旅行者も手を挙げてくれる。
その日は、砂丘を過ぎた海岸線に群れ飛ぶカモメにカメラを向けている時に出会った。
大阪から九州周回の旅に向かう広野さんは、
日本各地を自転車で旅するベテランのツーリストだった。
色々と自転車旅のアドヴァイスを頂いた。
人懐っこい笑顔が印象的。
そう云えば、その日にもう一人、
竹野海岸のキャンプサイトで放浪の書画家、喜多村琢さんとも出会った。
この人も柔和な笑顔の人だった。
喜多村さんとは、散歩に出た夕方の海岸で出会い、
ずいぶん色んな話を聞かせてもらった。
日本中を歩いて廻っている70歳のボヘミアンは素敵だった。
明け方の強い雨音に目覚めた。
昨夜は、何時まで経っても気温が下がらず寝苦しい夜だった。
朝の雨で、ぐっと涼しくなった。
6時頃には雨も上がり、テントを撤収して出発。
午前中の涼しい内に距離を稼いでおこう。
但馬漁火街道と名付けられたリアス式海岸を辿る道は、アップダウンが激しい。
急峻な海岸線の奥に開けた漁村を結ぶ道なので、
山の中腹を辿る道は、入り江の集落までその都度降りなければならない。
結構、朝からハードでタイトな試練が続く。
その先も城崎以降、いくつかの山越えが続いたが、
この朝の道と比べると、ゆるやかな登坂車線だった。
豊岡ではコウノトリの郷公園、
宮津への国道から脇道に入り、天橋立と観光気分も味わった(笑)
冒頭の画像は、山陰の典型的な海沿いの集落風景として印象深い。
これより若狭、北陸への道を辿る。
7/26 走行距離、83.22km。
7/27 走行距離、124.00km。
沈む夕陽の中、蜩の蝉時雨に包まれています。
2日連続で寝不足なので今夜は、ゆっくり眠ります。
ここはキャンプサイトでないので周囲は自然の音だけです。
人家もあるし、車の通行もあるのに、驚く様子もなくて
こちらが、ビックリしました。
今夜、訪問があるかも~~
旅行が大好きなものですから、旅気分になって追っかけていきます。
昨夜、お猿さんの訪問は、たぶん無かったと思います(笑)
その代り、ぐっすり眠れました。
土曜日のテント内、サウナ風呂状態の熱帯夜と
昨日、日付の変わる時刻から起きて、ブログの更新をしていたので二日連続の寝不足。
そのせいで昨日は、まったくペースが上がりません。
諦めて昼下がりの海水浴場の木陰で昼寝しました。
海からの風が通り抜け、とても気持ちよく眠れました。
それからは、少し元気も回復したようです。
敦賀まで行ける体力はありましたが、
三方湖畔でテン泊しました。
それは正解だったようです。
とても静かで涼しい夜でした。
さて今日は、何処まで行けるでしょうね?
早くも舞まで・・・
私は昔から地図を見ると北は登り坂のような感じがします。
今から福井、石川、富山・新潟と・・・
真夏の過酷な旅は続きますが、体調に気をつけられて・・・
一眠りして、やっとPCを開く気分になっています。
もう日付が変わりましたが、酷い一日でした。
ほとんど三方湖周辺から移動していません。
今日という一日を語る言葉が浮かびません。
なんとかトラブルは夕方には解決しました。
明日から、また移動を開始します。
リアルタイムで旅の記録を綴ることは、なかなかしんどい作業です。
それも承知で始めた以上、今更弱音も吐けませんね。
今日の報告は、また後日。
今日は越前海岸を快走して芦原温泉到着です。
温泉に入って今夜は長旅の疲れをとります。
そして越前の美味い海産物もね。
昨日のトラブル、今日の120kmの快走。
本当に旅は日替わりで面白い。
もう何でも来いです(笑)