
ついに国民の大多数が反対する世界を覆うパンデミック渦中、2021東京オリンピックが開幕する日だった。
ニュース検索にも飽きて散歩に出掛けた。
河川敷のグランドでは30℃を超える真夏の日差しの下、少年たちが草野球に興じていた。
試合が終り、夏の日盛りの道を歩く野球少年の後ろ姿を撮らせてもらった。
「カッコいいよ。」「ありがとう」の労いの言葉をかけるのは写真撮影の礼儀(笑)
私は夏の日の郷愁の草野球風景、フィールドオブドリームスやナチュラルや君のいた夏のような映画が好きだ。
その「五輪開幕前日、東京の感染者は1979人。首都圏の感染者は3日連続で3000人を超え医療逼迫状況。全国の感染者も5397人。
このまま感染拡大が続くと8月第1週には東京の「感染者は3000人を超えると尾身さんたち「専門家委員会は警告している。
頼みのワクチン接種率もやっと2割に達したところ。
それに発注していて届くべく追加分のワクチンが、在庫切れでまったく首都圏に供給されない(埼玉県は事前予約分の15000件ノワクチンが届かないと発表)
パンデミック渦中に五輪のような巨大イヴェントを開催するなら、せめて国民の5割くらいのワクチン接種率が最低限の国の役割だと思う。
それなのに、開催間際になって、」やっと接種率2割(それもワクチン1回接種の割合)とは、あまりにも情けない。
国民国家の第一の目的は「国民の生命と財産を守る」ことだと云われている。
パンデミック渦中、その本来の役割を優先し真っ当した国々が感染症の抑え込みに成功している。(トランプからバイデンに政権が移行したアメリカも)
残念ながら我が日本は最初からずっと優先順位の第一位は東京オリンピックの開催でした。
その結果が現在の惨状です。
腰砕けで忖度ばかりの国内メディアと違ってオリンピック報道で来日している海外メディアはリアルで辛辣な報道が身上だ。
newsweekは、「東京五輪はアスリート生命を脅かすスーパースプレッダーになる」と警告しています。
私は春の第3波の頃、増え続ける感染者に救急病院が搬送されてきた「患者の受け入れ拒否をする「現場に居合わせた。
もし私の入院が数カ月遅かったら?と想像すると恐ろしかった。
私の病気は脳の出血が酷く、対応が遅れると命にかかわると入院時云われた。
医療逼迫とは、救急救命の医療現場が機能しなくなる。という恐怖を切実に感じた。
もうあんな体験は2度としたくない。
菅首相、五輪をやめることが簡単で楽なら、今すぐやめてほしい。余計な挑戦など誰も望んでいない。
7/24.NHK首都圏ニュース。医療崩壊寸前まで追い込まれた救急病院の現状です。
またあの悪夢が繰り返されようとしています。
最早待ったなし。一刻も早くオリパラを止めなければ。
過去の録画したドラマで時間つぶしです。
新聞やネットもニュース記事も一貫性が無い!
舵取りがいない船は漂流するだけ・・・
先輩のヨットに招待されました。
GPSで自動運転可能とか?
それでも暗礁を通るときは人の知識だそうです。
人知を超えるパンデミック、分からないのかなあ?
少年の後ろ姿、未来があり良いですね。
今回のコロナを巡る国の無策ぶり(税金の使い方が終始国民のためではなく自分たちの利権優先)も私たちが政治に無関心だった結果です。
気候変動の問題も待ったなしです。(詳しくは今一番読まれている「本、「人新世の資本論」をどうぞ。
コロナを巡る問題は一貫して科学的ロジックな問題です。
だから常にアンテナを張り巡らせ信頼できる専門家のデータに裏付けされた科学的な情報を探し続けることが大事です。
散々安倍政権が公文書の隠蔽偽造を重ね、偽デマ情報が大手を振ってまかり通っていますからね。
信頼できる情報検索は、これからの時代を生きてゆくための貴重なスキルです。
菅政権の直近の支持率は時事通信の29%が妥当な数字でしょうか?
この人では日増しに悪化する感染症対策を任せることはできないと国民の大多数が思っているはずです。
まず私たちにできることは、腐りきった現政権からまともな国民国家へと移行してくれる政権への選挙結果を出すことですね。
それが国民自らが選択した民主主義国家への第一歩だと思います。