今日の花は「ジンチョウゲ(沈丁花)」、ジンチョウゲ科の常緑低木で原産地は中国南部。日本にあるのは殆ど雄株で挿し木で増やしたもの。雌株は赤く丸い実をつけるそうですが、見た事はありません。見掛けて、珍しがって実を食べてはいけません。実は有毒です。が、花は煎じて歯痛・口内炎に使えます。
前エントリの最後に「春一番かしら?」と記しましたし、Blog友達からも指摘されましたが、気象庁の定義(関東)では、発表する期間は立春(今年は2月4日)から春分ま(3月20日)での間。日本海に低気圧がある事。強い南寄りの風(東南東から西南西までで、風速8m/s以上)が吹き、気温が上昇する事。と、4つの項目を満たさないと発表されません。
が、年々気温も上昇し、私の子供の頃とは季節感がズレていますし、花粉症(スギ)も社会問題化し始めたのは30年位前からですし、今冬はスーパー寒気がやって来て例年とは違いますし、桜の開花も例年より遅いのでしょう。暦に縛られる気象用語ってどうかなぁと思うこの頃です。
へへへ、天邪鬼故に私個人的には今日の嵐を「春一番」と勝手に呼ばせて貰いますっ!昨日、帰宅時に風に煽られましたが、その時には雨雲は日本海の方に棚引いていましたけれど、天気予報じゃ今日のお昼には傘マークが昨日から変わらず、よっぽど自信があるのだなぁと、然し乍ら本当に雨が降るのかなぁと訝っていました。
風に巻かれたのでしょうか、今朝は近畿の方が全面的に雨で、その侭東に向うとやはり降りそうだと、時間別予報を追ってみましたが、予測ではやはりお昼過ぎに降る様でした。が、起きた時には昨日よりも風が唸りを上げ、ベランダに出してあるバケツ等も転げ回る始末。飛ばされそうな物は部屋に取り込み、夜が明けて来た頃には、もうレジ袋引っ提げゴミ拾い出来る様な風じゃなくなり、ボランティアも諦めました。行かなくて正解。9:30頃にはもうサッシの上まで雨粒が飛んで来る横殴りの雨が降って来ました。
確か気象予報もスーパーコンピューターを使っている筈ですが、予報よりも2~3時間も早く降って来たのですから、そのアルゴリズムにナイゴリズムな、しきい値を人間臭い値にしているのではないでしょうか。人間は自然を甘く見積もり過ぎです。計算機が叩き出した計算結果を有り得ないと、数式を疑い、納得する数値に収まる様計算式を変えがちです。恐らく、そう云う補正をしている筈です。
で、天気予報のサイトを見ますと確定が15:00に弱雨2mm/hのみとなっており、風雨が厳しかった頃は曇りですって。15:00頃にはとっくに風雨は過ぎ去っていたのですけれど。それに風速も最大9m/s。あちらこちらで風速30m/sを越えたので電車が止まっていたのに。戦時中は天気図も極秘文書だった時代がありましたが、まさか今の時代でも国家機密事項で態と予報精度を緩くしたものしか見せないのでしょうか?
このBlogで散々書いた国交省の方が気象庁よりもより多く、精度の高いドップラーレーダーも多く持っていて、何の為の気象庁だと記していましたら、別管理・運営は止めないものの、データは気象庁に渡すと報じられ、少しは前進したかなと思っていたのに、まだデータの共有化は始まっていないのかと訝ってしまう結果ですね、今日の天気は。故に気象庁の定義など関係無く、今日の嵐が個人的には「春一番」ですぅ!
恥ずかし乍ら二十四節句や雑節の定義すら知らなかった若かりし頃、同級生と季節の定義で言争いをしたもので、1~3月が冬、4~6月が春、と譲らない同級生に対し、冬は12~2月、3~5月が春と、私もカレンダーに拘って、後になって反省したものです。それも加味して今日の嵐が「春一番」ですっぅ!
...何時までも拘るなっ!って、こだまでしょうか?
「こだまでしょうか」でググってみて下さい。YouTubeに「こだまでしょうか?いいえ、枝野です。」って秀逸なパクリ、否、オマージュが見られます。
まだ、身体が覚えているのでしょうね。今日は年度末でしょう。棚卸しでは夜通しが常でしたから、棚卸しの準備を考え始める2ヶ月前位から、つまり2~3月、8~9月は大体低調なのです。今日はボランティアに出掛けませんでしたから、倦怠感が強く出てしまい、このBlogを記し始めたのも16:30です。怠くて横になり乍ら映画を見ていたのですが、ウトウトはするものの眠れず、余計に怠さが増します。
観ていた映画はもう何度も観ている「アバター」です。完璧主義者とも云われる、ついこの間マリアナ海溝を単独では世界初の最深潜航10,898mを達成したジェームズ・キャメロン監督の作品ですが、ISV ベンチャースターから離脱するヴァルキリーの向きが逆になっているのが理解出来ません。パンドラに近付くとISV ベンチャースターの進行方向も逆になっていますしね。方向転換出来る構造になっているのでしょうかねぇ?もう一つは、低温カプセルで過ごした時間は約6年、髪の毛や髭や爪はどうなっているの?成長を止める技術があるのでしょうか?エクステンデッド・エディションでは説明されているのでしょうか?
そんな些細な疑問も吹っ飛ぶ素晴らしい映画ですし、続編が楽しみでもあります。最初は何だかライオンの様な鼻で、ディズニー映画の様なアメリカ臭さを感じ敬遠していたのですが、「タイタニック」も好みではないしと躊躇したものの、iTunesで予告編を観たら即購入ボタンを押してしまいました。凝ったメカ物にはメロメロです。
( ´ー`)yー-~
春一番が 掃除したてのサッシの窓に
ほこりの渦を躍らせてます
机本箱 運び出された荷物のあとは
畳の色がそこだけ若いわ...♪
キャンディーズ「微笑がえし」より
※Blog友達が東京へお引っ越し。無事済んだでしょうか?