みんなで遊ぼう‐遊ぼう会

遊び道具がなくても、“みんなで楽しく安全に”遊べる遊びを紹介しています。

『ジェスチャーゲーム』

2011-03-28 | 少人数でもできる遊び
これもパーティーゲームの定番『ジェスチャーゲーム』。盛り上がること必至です!ここでは3種類を紹介します。

〈対象年齢・人数・場所〉
年長以上。2人以上。どこでも。

〈遊び方〉
1.ノーマル
(1)ゲームを始める前に、出題者を1人決めるか、お題を書いたクジを作っておきます。
(2)1人が前に出て、お題を確認します。声を使わずに、お題が何かをジェスチャーで表します。他の人は、それが何を表しているかを当てます。

2.チーム対抗戦
(1)5、6人程度のチームにわかれます。
(2)1チームにつき、代表を2人選びます。1人がお題を考える人、1人がジェスチャーをする人です。他の人は自分のチームのお題を当てます。
(3)制限時間内に、より多くのお題を当てることのできたチームが勝ちです。お題を考える人はジェスチャーをする人以外にお題が聞こえないように注意しましょう。

3.ジェスチャーしりとり
(1)言葉を使わないしりとりです。
(2)前の人のジェスチャーを当てて、次の人にまたジェスチャーで伝えていきます。
(3)一通り回ったら、それぞれが何のジェスチャーをしていたかを最初の人から発表していきます。

〈おまけ〉
初級:お題を「ネコ」「校長先生」などの単語にする。
中級:お題を「ケンカするネコ」「マッチョな校長先生」などの文章にする。
上級:お題を「愛」「希望」などの抽象語にする。

〈注意点〉
大人だけでやる場合は、ジェスチャーが当たっても当たらなくても笑いが起き、盛り上がる場合が多いですが、小さい子はやはり正解しないと悔しいようです。


【出典】
伝統遊び

『わたしはだれでしょう』

2011-03-28 | 考える遊び
出題者のヒントを手掛かりに、答えを見つけるクイズです。ヒント数が限定されていない分『スリーヒントクイズ』よりは簡単にできます。

〈対象年齢・人数・場所〉
小学生以上。2人以上。どこでも。

〈遊び方〉
1.ノーマル
(1)1人が頭の中で、誰(何)かに変身します。
(2)他の人はその人に対して質問をしていきます。このとき「あなたは誰ですか(何ですか)」という質問以外であれば、聞かれたら必ず答えます。
(3)他の人は質問の答えから推理して、その人が誰(何)か当てます。

2.対戦型
(1)全員が、頭の中で誰(何)かに変身します。
(2)2人でじゃんけんをして、勝ったら相手に質問をし、負けたら相手の質問に答えます。あいこはやりなおしでも、両方が質問でも良いでしょう。
(3)より早く相手の正体を当てた人が勝ちです。
(4)これを相手を変えつつくり返します。制限時間以内にたくさん正体を暴いた人の勝ちです。

〈おまけ〉
場所に限定した「ここはどこでしょう」、歴史上の人物に限定した「拙者はだれじゃ」などいろいろなバージョンをお試しください。

〈注意点〉
特にありません。


【出典】
伝統遊び

『あんたがたどこさゲーム』

2011-03-28 | ことば・リズム遊び
『あんたがたどこさ』の曲に合わせてリズムをとり、「さ」の歌詞のときにポーズをとるという遊びです。曲後半にある怒涛の「さ」にちゃんとついていけるかな?

<対象年齢・人数・場所>
年長以上。2人以上。どこでも。

<遊び方>
1.まねっこバージョン
(1)向かい合いまたは輪をつくって『あんたがたどこさ』の歌をみんなで歌いながら、左右にとんでリズムをとります。
(2)リーダーが最初の「あんたがたどこさ」の「さ」でポーズをとります。
(3)他の人は「ひごさ」の「さ」でそのポーズを真似します。
(4)リーダーは次の「さ」でポーズを変え、他の人はその次の「さ」でリーダーのポーズを真似します。
(5)これを繰り返し、最後の「かぶせ」ではリズムに合わせてみんなで3回ハイタッチします。

2.ジャンプバージョン
(1)前の人の背中が見えるように一列または円形に並びます。
(2)『あんたがたどこさ』の歌をみんなで歌いながら、前にジャンプします。
(3)歌詞の「さ」の部分だけその場でジャンプします。
(4)最後の「かぶせ」の「せ」はその場で足を開きます。

3.お手玉バージョン
(1)一人ひとつお手玉を右手に持ちます。
(2)左手の手のひらを上に向けます。そのまま差し出したポーズで固定します。
(3)あんたがたどこさのリズムに合わせて右手のお手玉で、左手の手のひらをポンポンと手拍子します。
(4)「さ」の時は、相手の手のひらにお手玉を乗せます。玉は交換です。
(5)最後の「かぶせ」でお手玉を頭のてっぺんに乗せます。
(6)2人同時にお手玉を前に落として、両手でキャッチできたら成功です。

<おまけ>
「さ」の部分は後ろにジャンプ、足を開く、向きを変えるなど工夫したり、速いリズムに挑戦してみたりしましょう!

<注意点>
近すぎると間違えたときに他の人とぶつかってしまうので気をつけてください。


【出典】
伝統遊び

『八百屋さん』

2011-03-27 | ことば・リズム遊び
子どもたちに考えさせる遊びです。

〈対象年齢・人数・場所〉
年長以上。2人以上。どこでも。

〈遊び方〉
(1)1人が「やおやのおみせにならんだ しなものみてごらん よくみてごらん かんがてごらん」と歌います。この部分は手拍子を打ったり、振付をいれても良いでしょう。
(2)その後「にんじん!(パチパチ)」「ピーマン!(パチパチ)」など品物の名前を挙げていきます。それが八百屋にあるものであれば、他の人は2回手をたたきます。
(3)「あんぱん!」など、八百屋に打っていないものの時に手をたたいてしまったらアウトです。

〈おまけ〉
八百屋さんをパンやさんにかえたり、文房具屋さんに変えたりもできます。

〈注意点〉
特にありません。


【出典】
伝統遊び

『ピープルトゥピープル』

2011-03-25 | 少人数でもできる遊び
リズムに合わせて体の部位を合わせるゲームです。

〈対象年齢・人数・場所〉
小学生以上。3人以上の奇数人数。人とぶつからない程度。

〈遊び方〉
(1)ペアを作ります。残りの1人は進行役です。
(2)手拍子のリズムに合わせて進行する人が「肩と肩!」などの体の部分を言います。そうしたら、ペアになっている人と言われた身体の部位を合わせながら、「肩と肩!」と同じように声を出して続きます。
(3)いくつか続けた後に進行役が「ピープルトゥピープル」と言います。このときは「ピープルトゥピープル」と言いながら、別のペアを探して組みます。進行している人もこのときに加わり、新たな進行役が決まります。

〈おまけ〉
身体の部位に混ぜて、「笑顔と笑顔」「泣き顔と泣き顔」なども入れると楽しさが増します。

〈注意点〉
勢いよく身体を合わせようとしてぶつからないようにだけ気を付けてください。ボディアタックゲームではないのです。


【出典】
PAJ


『変身』

2011-03-25 | 少人数でもできる遊び
変身といっても戦隊ヒーローのように全身が変身するわけではありません。相手のどこが変わったかを当てる注意力が必要な遊びです。

〈対象年齢・人数・場所〉
年長以上。2人以上。どこでも。

〈遊び方〉
(1)2人の場合は、1人が変身役、もう1人は当てる役になります。3人以上の場合は、1人が変身役 残りの人は当てる役になります。人数が多い場合は、二人一組になってそれぞれであてっこをしましょう。
(2)当てる役の人は、後ろを向いて目をつぶります。
(3)変身役は、この間に自分のどこか1か所変えます。例えば、髪どめを左右入れ替える。ハンカチをポケットからちょっとのぞかせるなどです。
(4)難しくするために変える箇所を増やしてもOKです。そのときは、「3つ変身してます」などと教えてあげましょう。
(5)変身が終わったら、どこが変わったかを当ててもらいます。

〈注意点〉
変身は、目に見えるものでお願いします。「さっきより楽しい気分になったよ」などと言われても判別できません。


【出典】
GEMSワークショップ

『スリーヒントクイズ』

2011-03-25 | 考える遊び
ちょっと頭をつかう遊びです。3つのヒントから相手が考えていることを推理します。

〈対象年齢・人数・場所〉
小学生以上。2人以上。どこでも。

〈遊び方〉
(1)クイズを出す人は、「あるもの」を思い浮かべます。例:うさぎ、ピカチュー、野球選手など
(2)ヒントを3つ伝えます。例えば、ピカチューなら「肩にのります」「たたかいます」「電気を出します」などです。
(3)答えを思いついた人が手をあげて言います。
(4)2~3回答えが違った場合は、クイズを出す人に質問をします。質問は、相手が「はい」「いいえ」で答えられるものにします。例えば、「それは、動物ですか」「それは、飛びますか」などです。
(5)当たったら、交代します。なかなか当たらないときは、答えを言ってもらって交代しましょう。

〈注意点〉
ヒントはできるだけ簡潔なものを3つならべましょう。その方が、子どもたちが頭の中を整理しやすいです。


【出典】
本田先生



『かがみ遊び(まねっこ)』

2011-03-24 | 少人数でもできる遊び
これは、室内で親子でやると笑いがいっぱいになる遊びです。子どもはお父さんやお母さんが自分の真似をしてくれるのが大好きです。いろんな表情や形をまねて体と心をあたためてください。

〈対象年齢・人数・場所〉
年中以上。2人以上の偶数人数。隣とぶつからない程度。

〈遊び方〉
(1)2人一組で向かい合います。座っていても、立ってもOKです。
(2)一人が人間役、もう一人は鏡役になります。
(3)人間役が行う動きを、鏡役は鏡のように真似していきます。例えば、人間が右手を上げると、向き合った鏡は左手を上げます。人間がその右手をぐるーっと回すと、鏡もその動きに合わせてぐるーと回します。人間がウインクをしたら、鏡もウインクなど、体のどの部分を動かしてもOKです。
(4)交代で鏡役をやってみてください。

〈おまけ〉
立ってやる場合は、その場で片足立ちや両手をぐーんと伸ばすなどをすると、ストレッチにもなって気持ちがよいです。

〈注意点〉
いきなり最初から激しい動きをすると、鏡にひびが入ってしまいます。最初はゆっくりと太極拳のように動いてみましょう。


【出典】
PA



『前後左右』

2011-03-24 | 元気に走り回る遊び
動きは単純ですが、だんだん頭がこんがらがってきて楽しくなってくるはず…?

〈対象年齢・人数・場所〉
「前・後ろ・右・左」の方向がわかればOK。4人以上。輪になればOK。

〈遊び方〉
(1)全員で輪になります
(2)リーダーが「まーえ(前)」と言ったら、みんなで「まーえ」と言いながら前にジャンプします。同じように「うしろ」「みーぎ」「ひだり」も、それぞれ同じように言いなが
らジャンプします。動きに慣れたら、ストップして次に進みます。
(3)今度は、リーダーの声と反対のことを言って、反対に動きます。つまり、リーダーが「まーえ」と言ったら、みんなは「うしろ」と言いながら後ろにジャンプします。「みーぎ」と言ったら、みんなは「ひだり」と言いながら左にジャンプします。これはちょっと頭を使いますが、コツをつかむと簡単だと思います。
(4)次は、リーダーの声と同じことを言って、反対に動きます。つまり、リーダーが「まーえ」と言ったら、みんなは「まーえ」と言いながら後ろにジャンプします。「みーぎ」と言ったら、「みーぎ」と言いながら左にジャンプします。こんがらがってくるけど、失敗したってみんなで笑い飛ばしましょう!
(5)最後は、リーダーの声と反対のことを言って、リーダーが言ったとおりに動きます。ぐちゃぐちゃになりますが、失敗したときにはまたみんなで大笑い!

〈おまけ〉
遊び方がわかってきたら、リーダー以外の人が声かけてもOKです!


【出典】
PAワークショップ(2011年2月12日@国立吉備青少年自然の家)より


『伝言ゲーム-その2-』

2011-03-24 | ことば・リズム遊び
パーティーゲームの王様、『伝言ゲーム』!パターンを変えることで、難易度も上がっていきます。またチーム対抗戦として、その正確さやスピードを競う遊び方もあります。ここでは、5種類を紹介します。

〈対象年齢・人数・場所〉
小学3年生以上。10人以上。列を成せる程度。

〈遊び方〉
4.背中文字伝言ゲーム
(1)声に出さずに、背中に文字を書いて伝えていきます。
(2)書いていいのは三回まで、など限界を設定しましょう。
(3)わかった、わからないなどはうなずいたり、首を振ったりで伝えるようにしましょう。

5.ジェスチャー伝言ゲーム
(1)回ってまわってくるまでは、顔を伏せて、前の人が見えないように後ろを向きます。
(2)伝える人は、相手の背中をとんとんとたたいて振り向かせ、回ってきたお題をジェスチャーで伝えます。
(3)これも、わかった、わからないなどはうなずいたり、首を振ったりで伝えるようにしましょう。ジェスチャー自体は、お題が伝わるようであれば、変えても良いです。
(4)最後の人は、伝わってきたお題を言葉で発表します。

〈おまけ〉
一度やってみた後で、「どのようにしたら伝わりやすいか」を話し合う作戦タイムを設けるのもオススメです。

〈注意点〉
“伝言”と言いつつも、ノンバーバルバージョンです。


【出典】
伝統遊び