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みんなで遊ぼう‐遊ぼう会

遊び道具がなくても、“みんなで楽しく安全に”遊べる遊びを紹介しています。

『目かくしウォーク』

2013-10-01 | 自然に親しむ遊び
目かくしをして歩くだけで、普段慣れ親しんだフィールドが全く異なる世界に!音(耳:聴)・匂い(鼻)・触覚(手足)などいろいろな感覚を使ってみよう!

〈対象年齢・人数・場所〉
小学校3年以上。2人。森などの野外。

〈遊び方〉
(1)2人1組を作ります。1人がバンダナやタオルなどで目かくしをし(目を閉じるだけでもOK)、もう1人はガイド役になります。
(2)ガイド役の人は目かくしの人を丁寧に案内してあげます。このとき、言葉は一切なしです。目かくしの人に木の幹や小さな草花、硬いもの、柔らかいもの、冷たいもの、暖かいものなど変化のあるものを触らせてあげます。また、丈の長い草むらや砂利の上など、足裏の感覚の違いを楽しめる場所に連れて行ってあげるのもいいでしょう。
(3)10~15分たったら交代します。
(4)2人とも体験が終わったら、体験したことや感じたこと、気づいたことなどをわかちあいます。

〈おまけ〉
・目隠しをした人が目以外の感覚にも集中できるように工夫しましょう。

〈注意点〉
・ウルシなどの危険な植物に気をつけましょう。
・案内するとき、ガイド役の人は目かくしの人が歩きやすいように気をつけて歩きましょう。


【出典】
2002年3月(社)日本環境教育フォーラム編集発行
「総合的な学習の時間」に役立つ自然体験アクティビティ集

『僕の美術館 ~わくわく枠ワーク~』

2011-04-29 | 自然に親しむ遊び
なんともわくわくする名前ですが、遊び自体は静かな遊びです。枠で切り取るといつもの日常が変わった世界に見えてきます。お散歩ついでにやってみてください。

〈対象年齢・人数・場所〉
年長以上。2人以上。どこでも。

〈遊び方〉
(1)紙の真ん中を切り取って額縁を作ります。紙がない場合は、両手の親指と人差し指を使って四角を作ります。
(2)みんなでアーティストになり安す。お散歩をしながら、「キレイ」「おもしろい」など気になったものに額縁を立てかけたり、被せたりして作品にします。ちょっと離れた場所から、全景を額縁に入れてもおしゃれです。
(3)アングルが決まったら、みんなを呼びます。しかし、動いてしまうとせっかくのアングルがずれてしまうので気をつけましょう。
(4)みんなで鑑賞します。作者は、その作品の工夫したところや見てほしいところを発表します。見た人は「ほぅ、まるでゴッホの絵画のようだね」なんておしゃれぶったことを言ってみてもかまいません。

〈おまけ〉
・カメラがある場合は、枠の上から取ると本当の作品のように壁に飾れます。
・親子でやる場合は、お子さんの作品の意図を聞いてあげてください。意外な答えが返ってきて楽しいと思います。
・作品を私たちの仲間がやっているこちらのブログに投稿していただいてもOKです。

〈注意点〉
安全管理に気をつけましょう。枠の中だけに意識が集中しすぎて、周りが見えなくなってしまう場合があります。世界は枠の外にも広がっているのです。


【出典】
ネイチャーゲームより作成