みんなで遊ぼう‐遊ぼう会

遊び道具がなくても、“みんなで楽しく安全に”遊べる遊びを紹介しています。

『かがみ遊び(まねっこ)』

2011-03-24 | 少人数でもできる遊び
これは、室内で親子でやると笑いがいっぱいになる遊びです。子どもはお父さんやお母さんが自分の真似をしてくれるのが大好きです。いろんな表情や形をまねて体と心をあたためてください。

〈対象年齢・人数・場所〉
年中以上。2人以上の偶数人数。隣とぶつからない程度。

〈遊び方〉
(1)2人一組で向かい合います。座っていても、立ってもOKです。
(2)一人が人間役、もう一人は鏡役になります。
(3)人間役が行う動きを、鏡役は鏡のように真似していきます。例えば、人間が右手を上げると、向き合った鏡は左手を上げます。人間がその右手をぐるーっと回すと、鏡もその動きに合わせてぐるーと回します。人間がウインクをしたら、鏡もウインクなど、体のどの部分を動かしてもOKです。
(4)交代で鏡役をやってみてください。

〈おまけ〉
立ってやる場合は、その場で片足立ちや両手をぐーんと伸ばすなどをすると、ストレッチにもなって気持ちがよいです。

〈注意点〉
いきなり最初から激しい動きをすると、鏡にひびが入ってしまいます。最初はゆっくりと太極拳のように動いてみましょう。


【出典】
PA



『前後左右』

2011-03-24 | 元気に走り回る遊び
動きは単純ですが、だんだん頭がこんがらがってきて楽しくなってくるはず…?

〈対象年齢・人数・場所〉
「前・後ろ・右・左」の方向がわかればOK。4人以上。輪になればOK。

〈遊び方〉
(1)全員で輪になります
(2)リーダーが「まーえ(前)」と言ったら、みんなで「まーえ」と言いながら前にジャンプします。同じように「うしろ」「みーぎ」「ひだり」も、それぞれ同じように言いなが
らジャンプします。動きに慣れたら、ストップして次に進みます。
(3)今度は、リーダーの声と反対のことを言って、反対に動きます。つまり、リーダーが「まーえ」と言ったら、みんなは「うしろ」と言いながら後ろにジャンプします。「みーぎ」と言ったら、みんなは「ひだり」と言いながら左にジャンプします。これはちょっと頭を使いますが、コツをつかむと簡単だと思います。
(4)次は、リーダーの声と同じことを言って、反対に動きます。つまり、リーダーが「まーえ」と言ったら、みんなは「まーえ」と言いながら後ろにジャンプします。「みーぎ」と言ったら、「みーぎ」と言いながら左にジャンプします。こんがらがってくるけど、失敗したってみんなで笑い飛ばしましょう!
(5)最後は、リーダーの声と反対のことを言って、リーダーが言ったとおりに動きます。ぐちゃぐちゃになりますが、失敗したときにはまたみんなで大笑い!

〈おまけ〉
遊び方がわかってきたら、リーダー以外の人が声かけてもOKです!


【出典】
PAワークショップ(2011年2月12日@国立吉備青少年自然の家)より


『伝言ゲーム-その2-』

2011-03-24 | ことば・リズム遊び
パーティーゲームの王様、『伝言ゲーム』!パターンを変えることで、難易度も上がっていきます。またチーム対抗戦として、その正確さやスピードを競う遊び方もあります。ここでは、5種類を紹介します。

〈対象年齢・人数・場所〉
小学3年生以上。10人以上。列を成せる程度。

〈遊び方〉
4.背中文字伝言ゲーム
(1)声に出さずに、背中に文字を書いて伝えていきます。
(2)書いていいのは三回まで、など限界を設定しましょう。
(3)わかった、わからないなどはうなずいたり、首を振ったりで伝えるようにしましょう。

5.ジェスチャー伝言ゲーム
(1)回ってまわってくるまでは、顔を伏せて、前の人が見えないように後ろを向きます。
(2)伝える人は、相手の背中をとんとんとたたいて振り向かせ、回ってきたお題をジェスチャーで伝えます。
(3)これも、わかった、わからないなどはうなずいたり、首を振ったりで伝えるようにしましょう。ジェスチャー自体は、お題が伝わるようであれば、変えても良いです。
(4)最後の人は、伝わってきたお題を言葉で発表します。

〈おまけ〉
一度やってみた後で、「どのようにしたら伝わりやすいか」を話し合う作戦タイムを設けるのもオススメです。

〈注意点〉
“伝言”と言いつつも、ノンバーバルバージョンです。


【出典】
伝統遊び

『伝言ゲーム-その1-』

2011-03-24 | ことば・リズム遊び
パーティーゲームの王様、『伝言ゲーム』!パターンを変えることで、難易度も上がっていきます。またチーム対抗戦として、その正確さやスピードを競う遊び方もあります。ここでは、5種類を紹介します。

〈対象年齢・人数・場所〉
小学3年生以上。10人以上。列を成せる程度。

〈遊び方〉
1.ノーマル
(1)輪になって座ります。最初の人が何か言葉(単語、短文)を決めて、次の人に回します。
(2)ぐるりと一周したら、最後の人が回ってきた言葉を発表し、最初の人に合っているか確認します。
(3)回す言葉の長さや、早口言葉のような言いにくい言葉にすると難易度が上がります。

2.逆さ言葉伝言ゲーム
(1)ノーマルと同じですが、最初にお題を逆さ言葉(例「とけい」→「いけと」)にしておきます。
(2)最後の人はそれを元の言葉に直して答えます。逆さ言葉なので正確に伝えるのが難しく、普通の伝言ゲームよりも難易度が上がります。

3.お話伝言ゲーム
後ろの人の難易度が徐々に上がっていく伝言ゲームです。前の人は、自分の始めたお話がどんな風に変わっていくかを楽しみます。
(1)最初の人は、短い言葉で始めます(例「むかしむかし」)。
(2)次の人は、回すときにもう一個言葉を付け加えてまわします(例「むかしむかし、あるところに」)。
(3)回っていくうちにどんどんことばが付け足され、最終的にはひとつのお話が完成します。最後の人は、完成したお話をみんなに発表します。

〈注意点〉
・子どもが一度に覚えられる言葉は、せいぜい文章2つぐらいです(例「むかしむかし、あるところに、おじいさんとおばあさんがいました。おじいさんは、意外と筋肉質でした。」)。
・意味のない言葉(逆さ言葉や適当に音を並べたもの)では、より記憶が難しくなります。


【出典】
伝統遊び

『ワードトラップ』

2011-03-24 | ことば・リズム遊び
ついつい言ってしまう口癖ってありますよね?会話を巧みに誘導して、相手にNGワードを言わせましょう。

〈対象年齢・人数・場所〉
小学4年生以上。4人以上。輪になれればOK。

〈遊び方〉
(1)適当な大きさの紙(写真ぐらいの大きさ)を、1人に人数分-1枚ずつ(8人でやる場合、1人7枚ずつ)配ります。
(2)紙に1つずつ“NGワード”を書きます。NGワードを書いた面は伏せて、誰にも見られないようにしてください。
(3)その紙を一度集め、シャッフルしてから、全員に同じ枚数配ります。このときも紙は伏せたままです。自分に配られたカードは、山札として伏せたまま重ねます。
(4)山札の一番上から紙を一枚取り、NGワードの書いてある面を前にしておでこにつけます(インディアンポーカーと同じ)。何が書いてあるか自分で見てはいけません。
(5)ゲームがスタートしたら、他の人のNGワードを確認します。普通に会話をしながら、そのNGワードを言ってしまった人から抜けていきます。

〈おまけ〉
例えば、NGワードが「カレー」の人がいたとしたら、「昨日の夕飯何食べた?」や「好きな食べ物は?」などのトークで罠にはめましょう。いきなり「カレーって言ってみて」などというのは、エレガンスさに欠けます。

〈注意点〉
あくまでも普段の会話で言ってしまいそうなことを書きましょう。以前友だちが自分の好きなプロ野球選手を書いて、誰もわからなかったということがあります。


【出典】
こちら葛飾区亀有公園前派出所128巻「トランプトラップの巻」より作成

『おちたおちた』

2011-03-24 | ことば・リズム遊び
「落ーちた落ちた」「何が落ちた?」落ちてくるものに合わせて動作を変えながら、

〈対象年齢・人数・場所〉
年中以上。2人以上。ぶつからない程度。

〈遊び方〉
(1)1人が「落ーちた落ちた」と言い、他の子どもたちは「何が落ちた?」と聞きます。聞かれたら「りんご!(手をおわん方に)」「かみなり!(手をおへそに)」「げんこつ!(手を頭に)」など、落ちたものとポーズを組み合わせて答えます。このとき、他の子たちもまねをします。
(2)何度か繰り返して、それぞれの答えのときのポーズを覚えさせます。
(3)みんなが覚えたら、「これから私は間違えるかもしれないから、みんなは間違わずに受け止められるかな?」と言い、りんごのときにおへそを押さえたり、今まで言っていなかったもの(例外)を言ったりします。例外のときのポーズは決めても、動かないとしても良いでしょう。間違いにつられてしまったり、例外に反応してしまったら負けです。

〈おまけ〉
落ちてくるものの例→「あんぱん(上を向いて口をあける)」「お金(足を出して、踏んで隠すふりをする)」「お星様(両手を組んで願い事をするふりをする)」「単位(頭を抱える)※大人用です」

〈注意点〉
動作をこちらで指定するよりも、子どもたちと一緒に決めていった方が飲み込みが早い場合があります。


【出典】
伝統遊び

『あーぶくたった』

2011-03-24 | ことば・リズム遊び
鍋を囲んでみんなで歌います。料理のときに口ずさむのもいいかも?

〈対象年齢・人数・場所〉
小学生以上。8人以上。輪になれればOK。

〈遊び方〉
(1)鬼が真ん中に目をつぶってしゃがみ、他の人は手をつないで輪になります。
(2)他の人はしゃがんだ鬼を囲んで「あーぶくたった 煮え立った 煮えたかどうだか 食べてみよう。ムシャ ムシャ ムシャ(鬼を食べるまね)まだ煮えない。あーぶくたった 煮え立った 煮えたかどうだか 食べてみよう ムシャ ムシャ ムシャ(鬼を食べるまね)もう煮えた」と歌いながら手をつないで周りを回ります。
(3)煮えたら鬼は立ち上がり、他の子は「戸棚にしまって(鬼を「戸棚」にしまうふりをする)かぎかけて ガチャ ガチャ ガチャ(ここでみんな鬼から遠ざかり、ひとかたまりになります) お布団しいて 寝ましょ」と歌って寝たふりをします。
(4)鬼は少しだけ近くにより「トントントン」と声をかけます。他の人は「何の音?」と聞いてください。鬼は「風の音」や「木が揺れる音」など適当に答えます。
(5)4のやり取りを何度か繰り返した後、鬼が「お化けの音~」と答えたらみんなは「おばけだー」と言って立ち上がり、一斉に逃げます。鬼はそれを追いかけます。あとは普通の鬼ごっこと同じです。

〈注意点〉
動作などを覚えるのに多少時間があかるかもしれません。いきなり始めずに、動作の確認を一通りしてから始めるとよい場合があります。


【出典】
伝統遊び