みんなで遊ぼう‐遊ぼう会

遊び道具がなくても、“みんなで楽しく安全に”遊べる遊びを紹介しています。

『ハニワおに』

2013-10-21 | 元気に走り回る遊び
以前紹介した『バナナおに』の亜種です。みんなで元気に走り回りながら、協力プレイを楽しみましょう!


<対象年齢> 小学校3年以上
<人数>8人以上
<場所>広い場所
<エネルギーレベル>★★★★☆
<協力レベル>★★★★☆


<遊び方>
(1)ハニワー(オニ)を決めます。オニは5人に1人ぐらいがよいでしょう。
(2)逃げる側は、ハニワーにタッチされるとハニワもどきになってしまいます。ハニワもどきになるときは、立ったままピンと“気をつけ”をして、動けなくなります。ハニワもどきは、動けなくなって、ハニワ顔 |∵| をします。
(3)ハニワもどきになっていない人は、ハニワもどきになった人を助けることができます。助けるには、2人が両側から ┌|∵|┘ こうなるように左右の腕をL字型に曲げ、ハニワを完成させます。左右の腕が上下別々になるように息を合わせましょう。完全なハニワの形になることで、ハニワののろいが解けて動けるようになります。
(4)ハニワーは全員をハニワもどきにするために動きまわります。


<注意点>
・熱中しすぎてぶつかってしまうことがあるので、場所が狭い場合や人数が多い場合は動くスピードを制限するなど工夫をしましょう。
・ハニワはとても貴重です。ハニワを完成させる時は、腕がポキッと折れないように、優しくしましょう。


<おまけ>
・ハニワ顔で爆笑を取ったら、すぐに復活できるなど、ルールに工夫をして遊んでみるのもいいでしょう。


【出展】
遊ぼう会オリジナル

『バコッシュ』

2013-10-10 | 室内遊び
室内だけど思いっきり遊びたい!そんな時に新感覚のテーブルテニス『バコッシュ』はいかがでしょうか?うちわをラケット代わり、風船を球代わりにして卓球のようにラリーをします。ふわっと舞い上がる風船をコントロールするのが意外と難しくとても楽しい遊びです♪

【対象】年長さん以上
【人数】4人以上
【場所】卓球ができるくらいの広さの部屋
【体力レベル】★★★★☆
【協力レベル】★★★☆☆

<遊び方>
(1)ペアを組みます。
(2)ペアの中で役割をわけます。1人はバコ、もう1人はシュシュです。
(3)バコは球を打ち返すことができます。打つタイミングで「バコッ!」と言います。
(4)シュシュは風を起こすことで、返す球の軌道を修正することができます。「シュシュ」と言っている間のみ風を起こせます。
(5)対戦相手と台をはさんで向かい合います。
(6)じゃんけんをして、勝ったペアにサーブ権を与えます。
(7)サーブから始まり、センターラインを超えて相手側のコートに球を入れます。球がワンバウンドしてからが自分たちのターンとなります。この時、体がセンターラインを超えてはいけません。
(8)打ち返せなかったり、床に落としてしまったら相手チームに得点が入ります。
(9)先に5点をとった方が勝ちとします。

<注意点>
以下のルールを守れなかった場合、ペナルティとして相手に得点が加算されます。
・ワンバウンドする前に、球に触れたり風を起こした場合
・掛け声を言えなかったり、タイミングよく言えなかった場合
・体がセンターラインを越えた場合

<おまけ>
・一回打ち返すごとに、バコとシュシュの役割をチェンジするルールを加えて遊ぶこともできます。役割を素早く切り替える力が必要になります。
・台はなんでもいいです。小さ目の2つの机を離して置き台とすると難易度がグンとUPします。
・バレなければ、相手のリターンをフーっと息で吹き返してしまいましょう。バレたら潔く相手に得点を加算しましょう。


【出展】
遊ぼう会オリジナル

『目かくしウォーク』

2013-10-01 | 自然に親しむ遊び
目かくしをして歩くだけで、普段慣れ親しんだフィールドが全く異なる世界に!音(耳:聴)・匂い(鼻)・触覚(手足)などいろいろな感覚を使ってみよう!

〈対象年齢・人数・場所〉
小学校3年以上。2人。森などの野外。

〈遊び方〉
(1)2人1組を作ります。1人がバンダナやタオルなどで目かくしをし(目を閉じるだけでもOK)、もう1人はガイド役になります。
(2)ガイド役の人は目かくしの人を丁寧に案内してあげます。このとき、言葉は一切なしです。目かくしの人に木の幹や小さな草花、硬いもの、柔らかいもの、冷たいもの、暖かいものなど変化のあるものを触らせてあげます。また、丈の長い草むらや砂利の上など、足裏の感覚の違いを楽しめる場所に連れて行ってあげるのもいいでしょう。
(3)10~15分たったら交代します。
(4)2人とも体験が終わったら、体験したことや感じたこと、気づいたことなどをわかちあいます。

〈おまけ〉
・目隠しをした人が目以外の感覚にも集中できるように工夫しましょう。

〈注意点〉
・ウルシなどの危険な植物に気をつけましょう。
・案内するとき、ガイド役の人は目かくしの人が歩きやすいように気をつけて歩きましょう。


【出典】
2002年3月(社)日本環境教育フォーラム編集発行
「総合的な学習の時間」に役立つ自然体験アクティビティ集