みんなで遊ぼう‐遊ぼう会

遊び道具がなくても、“みんなで楽しく安全に”遊べる遊びを紹介しています。

『Sケン』

2011-03-21 | 元気に走り回る遊び
S字の道を突き進み、相手の陣地を攻め落とせ!じゃんけんを武器に戦う陣取りです。

〈対象年齢・人数・場所〉
年長以上。8人以上。教室ぐらいの広さ。

〈遊び方〉
(1)2チームににわかれます。
(2)地面に大きなS字を書いて、線の両端にチームごとにわかれます。
(3)各チーム先頭の1人が相手の側に向かって線の上を走って行き、相手チームと出会ったらじゃんけんをします。
(4)勝った人はそのまま進み、負けた人は自分の陣地に戻ります。そのとき、負けたチームの次の人が線を進み始めます。
(5)S字の上では両足がつけますが、じゃんけんで負けて戻るときは線から出てケンケンで戻らなければいけません。 
(6)相手の陣地にたどり着いたチームが勝ちです。

〈注意点〉
S字は大きく書くようにしましょう。


【出典】
伝統遊び

『ケイドロ(ドロケイ)』

2011-03-21 | 元気に走り回る遊び
今も昔も大人気の遊び『ケイドロ』。ここでは2バージョンを紹介します。

〈対象年齢・人数・場所〉
小学3年生以上。10人以上。グラウンドの半分ぐらい。

〈遊び方〉
1.ノーマル
(1)2チームにわかれ、一方が警察(A)、もう一方が泥棒(B)となる。
(2)警察は、地面に線を引いて牢屋を作る。
(3)Bチームが逃げ、Aチームがこれを捕まえる。タッチしたら捕まえたことになる。
(4)捕まった泥棒は、牢屋につながれる。しかし、Bチームの仲間がタッチすれば牢屋から出られる。
(5)ゲーム時間を決め、時間内にBチームを全員捕まえられればAチームの勝ちです。

2.陣取り
(1)2チームにわかれ、それぞれ陣地を決め、陣地に宝を置きます。
(2)チームで相談して、相手の宝を取りに行く人、自分たちの宝を守る人など役割を決めます。
(3)相手にタッチされたら、相手チームの陣地につながれます。しかし、味方チームの人にタッチされたら牢屋から出られます。
(4)宝を取られるか、チームメートが全員捕まったら負けです。

〈おまけ〉
大人数でで陣取りをするとき、3、4チームにわかれるとより複雑な攻防が展開されます。

〈注意点〉
特にありませんが、衝突など怪我には気をつけましょう。


【出典】
伝統遊び

『おにごっこ-その2-』

2011-03-21 | 元気に走り回る遊び
だれもが知っている「おにごっこ」。
派生の遊びをいくつか知るだけで、子供から大人まで、飽きずにみんなで楽しめるものになります。


<対象年齢・人数・場所>
年長以上。5人以上いると楽しい。みんなが走り回れる広さ、足場の安全なところ。

<遊び方>

(1)じゃんけんなどで、ひとり「鬼」を決めます。他の人は、逃げる人です。
(2)鬼は、逃げる人を走って追いかけ、タッチします。
(3)タッチされた人は、次の「鬼」になります。

ここまでは、だれもが知っているあそびです。
鬼ごっこには本当にたくさんのバリエーションがあります。
その中でも楽しいものをいくつか抜粋して紹介します。


●たかおに●
逃げる人は、鬼よりも高いところにいる限り、タッチされません。
※一ヶ所にとどまれる時間は決めておいた方がよいでしょう。

●かげおに(かげふみ)●
・鬼は、タッチの代わりに、逃げる人の影を踏みます。
・逃げる人は、木陰や建物の影に隠れると自分の影を隠すことができます。
※これも、一ヶ所にとどまれる時間は決めておいた方がよいでしょう。夕方にやると影が長くなります。

〈おまけ〉
ゾンビ鬼
ほとんどの鬼ごっこに使える変則ルールです。
鬼にタッチされると、交代ではなくその人も鬼になります。
鬼はゾンビのようにどんどん増え続け、最後の一人が捕まるまでやります。

以下は、ゾンビ鬼が基本となるあそびです。


●まるおに(ひっこしおに)●
(1)地面に2つ、円を描きます。大きさは、参加者みんなが入れる程度の大きさです。少し離して描くとよいでしょう。
(2)鬼は一つの円に入ります。もう片方の円に、逃げる人全員が入ります。
(3)鬼の「ひっこし!」の合図で、逃げる人は、もう一つの円に移動しなければいけません。
(4)引っ越し中に、鬼は円の外で、逃げる人をタッチして捕まえて仲間にします。
(5)鬼はどんどん増えます。最後の一人になるまで逃げ切れるでしょうか。

●あみおに●
(1)最初に鬼を2人決めます。
(2)2人の鬼は手をつなぎ、逃げる人を追いかけます。
(3)そして、逃げる人を、二人で手を輪のようにして囲って捕まえます。ちょうど、「かごめかごめ」のようなかたちです。
(4)捕まえられた人は、鬼の仲間になって、手をつなぎます。
(5)網はどんどん大きくなります。最後の一人になるまで逃げ切れるでしょうか。
※鬼が走るときには、必ずしも輪になっている必要はありません。
捕まえるときに、輪になって囲ってしまいましょう。


<注意点>
・タッチ返し(タッチされた後、即座にタッチし返すこと)はOKかどうか、タッチする部分はどこにするかなどは前もって話し合っておいた方がよいです。
・逃げられる範囲もどこからどこまでと決めておくと、迷子がでません。
・走り回るのが醍醐味の遊びなので、足場の安全な場所でやります。


【出典】
伝統遊び

『おにごっこ-その1-』

2011-03-21 | 元気に走り回る遊び
だれもが知っている「おにごっこ」。
派生の遊びをいくつか知るだけで、子供から大人まで、飽きずにみんなで楽しめるものになります。

<対象年齢・人数・場所>
年長以上。5人以上いると楽しい。みんなが走り回れる広さ、足場の安全なところ。

<遊び方>
(1)じゃんけんなどで、ひとり「鬼」を決めます。他の人は、逃げる人です。
(2)鬼は、逃げる人を走って追いかけ、タッチします。
(3)タッチされた人は、次の「鬼」になります。

ここまでは、だれもが知っているあそびです。
鬼ごっこには本当にたくさんのバリエーションがあります。
その中でも楽しいものをいくつか抜粋して紹介します。


●こおりおに●
逃げる人は、「こおり!」と言うことで、鬼からタッチされません。
そのかわり、他の逃げている人にタッチしてもらって“解凍”されるまで、その場を動くことができなくなります。

●いろおに●
(1)鬼は、最初に一つ色を言います。(「あか!」など)
(2)逃げる人は、その色の物を触っている間、鬼からタッチされません。鬼は、色を見つけていない人を追いかけましょう。
(3)逃げる人みんなが色をみつけたら、鬼はまた別の色を言います。

●かたちおに●
いろおにの“かたち”バージョンです。
「しかく!」「ごつごつ!」など、形を表す言葉を鬼が言います。
鬼の言葉のチョイスによって逃げる難しさが激変する、少し高度でエキサイティングなルールです。

●かくれおに●
かくれんぼと鬼ごっこの融合バージョンです。
(1)鬼は、最初に目をつぶって10秒数えます。
(2)その間に、逃げる人はどこかに身を隠します。頭隠してお尻も隠しましょう。
(3)鬼に見つかったら、その人が次の鬼です。その場で目をつぶり10秒数えます。その間に鬼は隠れましょう。最初に逃げる人は、他の人がどこに隠れるのかを見ておくのが秘訣です。

<注意点>
・タッチ返し(タッチされた後、即座にタッチし返すこと)はOKかどうか、タッチする部分はどこにするかなどは前もって話し合っておいた方がよいです。
・逃げられる範囲もどこからどこまでと決めておくと、迷子がでません。
・走り回るのが醍醐味の遊びなので、足場の安全な場所でやります。


【出典】
伝統遊び