みんなで遊ぼう‐遊ぼう会

遊び道具がなくても、“みんなで楽しく安全に”遊べる遊びを紹介しています。

『ぜんぶ溶かしてみよう!』

2020-03-04 | 科学・算数遊び
紅茶に入れたお砂糖はどこに消えたの?お風呂の入浴剤は?
水の中でいろいろな粉が“溶ける”のを観察しながら、消えると溶けるの違いを学びます。

<年齢> 6 歳以上
<時間> 10 分~45 分
<道具> いろいろな粉(塩、砂糖、入浴剤、だしの素、粉末コーヒーなど)、透明なカップ(粉の数だけ)、
透明なフリーザーバッグ(粉の数だけ)、スプーン(粉の数だけ)、マドラー(粉の数だけ)
<わんぱくレベル>★★☆☆☆

<準 備>
(1)調べる粉をそれぞれ透明なフリーザーバッグに入れておきます。バッグには番号を振ります。
(2)透明なカップに 3 分の 2 ほど水を入れます。

<進め方>
(1)「これからいろんな粉を調べます」と言います。
(2)番号を振ったフリーザーバッグを渡し、それぞれどんな粒をしているか観察します。
(3)「それぞれの粉を、水に入れるとどうなると思う?」と聞きます。「溶ける」という言葉を子どもが使った場合、「溶けるってどういうこと?」と追加で質問します。
(4)粉を 1 つ選び、にスプーン 1 杯を水の中に入れます。まずはかき混ぜずに観察してみましょう。
(5)30 秒ほど観察したら、マドラーでかき混ぜてみます。カップの中はどう変化するでしょう?
(6)次の粉を選び、(4)(5)をくり返します。
(7)「粉が水の中に消えたのではなく、水に溶けたといえるのはどうして?」と聞いてみましょう。消えたのであれば、匂いや、味や、色も消えるはずですよね?

<おまけ>
・同じ量のお湯で実験をすると結果は変わる?(お湯の場合は薄いプラコップを使わないこと)
・ゼラチンと好きなジュースを混ぜてゼリーをつくる。
・液体、固体という言葉を知っている年代であれば、「液体の中に液体を入れるのは“溶ける”なの?」ということも考えてみるとおもしろいでしょう。

<注意点>
・フリーザーバッグを開ける際に粉が飛び散ることがあります。
・ゼリーをつくるときは、入浴剤などの粉を近くに置かないようにしましょう。

【出展】GEMS『溶解について』

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