VOL2 わ・た・し流

おとぼけな私ですが 好きな本のことや 日常のなにげない事等 また 日々感じたことも書いていきます。

永遠の桃花通信13

2021-10-20 11:10:11 | 永遠の桃花

え~  いよいよ 神回と言われた

  30話行きます。

多くの人がこの回は何度も何度も見返すと言っている。

 かく言う私も  数え切れないほどみてます🤗

ドラマでは 本当に美しく  また、今まで

  素素編が辛くて 涙涙だった分

夜華の心情がより一層こちらの胸を打つ。

  見てる側は 素素が白浅だと知ってるから

やっと やっと 再会出来たね💖という思いがあふれる。

 

  原作では 素素が誅仙台から飛び降りて白浅に戻り

過去の辛い記憶を消した後、この話となっている。

  東海の祝宴前の桃林で、折顔から

少辛の夫君に避妊用桃をあげた話をきかされる。

  5万年前の事件を蒸し返され、白浅は不愉快だ。

おかげで、婚約者が夜華君に決まり、孫ほどの相手で、

  しかも寵愛する側妃と子供までいるのだ。

挙句の果てに  結婚を進める話さえ天族からは来ない。

  少辛を憎む気は無いが 世間中に 白狐が蛇に負け

婚約破棄されたと後ろ指をさされ、孫がいても良い年に

 結婚もできず、ひそかに白浅は気にしていたのだった。

 

東海の祝宴に 土産として、桃花酔をもらい、

  桃林で一泊してから出発するつもりだが、気分悪い。

折顔から 絶対に飲むなと言われたお酒を飲んじゃおう。

 

  東屋の屋根に上がり、満月の美しい風景を堪能しながら

一口二口、いつものお酒と味が違う?

 折顔のお酒は久しぶりだからね。

・・・ところが これが おそらく媚薬入り・・・

 

身体が燃えるよう、体内で血が跳ねる。頭が朦朧として

  理性もつかめず、どうにもならず 衣服をといた・・・

池に飛び込んで身体を冷やそう・・・

 

  ところが、ふらついて屋根から落ちてしまった。

途中で 誰かに受け止められた?

 

 『天地がひっくり返るようなめまい。

白い月明りが十里桃林を照らす。

 枝の先には花が咲きほこり 二歩先の碧瑶池は

うっすら蒸気が立ち昇り、突然燃え盛る炎に姿を変える。

 

 強く目をつむる。身体は焼かれて鋭く痛む。

  微かな冷たさを求めて 目の前の人影に飛びつく。

顔を上げると彼の顎の下、

素肌が露出されている首筋にあたり

  それは冷たい玉石のよう。

手指はもはや自分の意のままに動かす事ができず

  震える手で 私は彼の腰ひもを解き始める。

そうして 彼は私を押しのけようとする。

 私は急いで彼をなだめる「怖がらないで、怖がらないで

私は ただ手を冷やしたいだけ」

 しかし 彼はさらに強く私を押しのけようとした。

十数万年の間 私は 妖力を使って人を惑わしたことが

 なかったが、今夜は非力だ。混とんとした中

意識を集中して彼を見た時、

心の中では不安でいっぱいだった。

 長らくこの種の妖術を使っていないので、

今回効くかどうかがわからない。

彼は明らかに疑惑に感じていて

瞳は深く意図が読みずらかったが、しかし、ゆっくりと

私に腕を回した。』

 ここで 文章は終わっています。

あとは読者の想像にお任せ・・・

 

 衣服の前をはだけた状態で受け止められ

迷魂術を相手にかけたわけです。

 しかも 相手は ただ黒っぽい服を着ている人影

勿論 文章の脈絡に 夜華は登場していません。

 その後も その人が誰とは書かれていません。

 

『鶏が三回目鳴いたとき、私はゆっくりと目を覚ました。

微かに 昨晩はおかしな夢を見たような気がする。

 夢の中 私は艶めかしく、

良家の少年を手籠めにしようとしていた。

 懸命に 少年の顔を思いだそうとするが、

覚えているのは黒い衣服と 十里桃林の妖艶だけ』

 

 このあと、東海で白浅と会った夜華の態度で

この少年が夜華だと思わせるような文章が綴

られているのです。

 こういう表現方法って

すごいわ・・・と つくづく思います。

 次回 私の妄想を・・・( *´艸`)



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