VOL2 わ・た・し流

おとぼけな私ですが 好きな本のことや 日常のなにげない事等 また 日々感じたことも書いていきます。

歩生蓮を読み込もう その2

2024-08-25 14:06:14 | 永遠の桃花

  長依の物語からスタートしたので、成玉とは

長依を憐れんだ連宋が  自分の修為を使って凡界に

誕生させた存在だと思ってしまった。

そして、長依の記憶を持つ姻蘭が登場した時  ?

これは・・・?と思った。が・・・

 

連載71話に至り  いろんな伏線が回収されてきて

おお!

そういう事?と 驚いている。

 

成玉の物語に差し挟まれるエピソード、

 麗川滞在中の古墳にまつわる伝承は  桃花シリーズ

の墨淵と少かんに繋がっている。

少かんが  わが身を犠牲にして人族を凡界に送る時

手助けをした祖てい神こそが  この古墳に伝説となって

残る 那蘭多神であり、阿布多(字が違うかもです)は

凡界に送られた人族の一人で  「帝昭儀」の名を祖てい

から頂き  人でありながら神使いとなった者。

若木之門を開けた後 羽化した少かんは  そのわずかに

残った仙力を 祖てい神に引き渡した。

そして、祖てい神が混沌に献祭した時には  わずかな

霊息が残る  という。

そして、その霊息は  一粒の紅蓮子に変わるのだ、と。

祖てい神は 神使いの 帝昭儀に  その紅蓮子を 神界に

持ち帰って 墨淵に渡すように言う。

「彼に伝えて、それは少かん神が命を引換えにして

彼の新神紀の為に残してくれた花主。蓮子を植え

崑崙虚の霊泉の水を与えれば  早くに形をなし、神位を

得て  花主の職を全うするでしょう」

「彼には  大切に・・・大事にして欲しい」

帝昭儀「その霊息は誰ですか?そして 誰になりますか?

尊上(祖てい)貴女ですか?それとも少かん君ですか」

祖てい「彼女は彼女。私ではないし、少かん神でも

ない。彼女は彼女自身になり、 新神紀の花主になる」

 

・・・なんと、それこそが  長依だった?

そして  成玉は・・・・祖てい神そのものの転生(?)

らしき事が出て来るのです。

 


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