VOL2 わ・た・し流

おとぼけな私ですが 好きな本のことや 日常のなにげない事等 また 日々感じたことも書いていきます。

人生 何週目?ブラッシュアップ・ライフ

2023-02-27 12:29:36 | ドラマ

特に 超面白いとか  ドキドキハラハラ とかない

けど、何となく次が気になるドラマ。

もしかしたら  自分もやり直しているかも?

なんて思わないじゃない。

来週は  今の自分としての最後の人生が

スタートする。はて?どうなるんでしょう。

というところ。

 

人って  多分誰でもきっと  あれ?こんな事

前にもあったよね?と思う一瞬  あったんじゃ

ないだろうか?

デジャヴってやつ・・・

あと なぜかこの先の展開が読めて、しかも

本当にそうなった、という経験あるよね。

私は 自分にちょっとばかり予知能力がある

のか?と思った事さえある。

もしかしたら  やり直しだった・・・?ら

面白いなあ(≧▽≦)

自分では、地球人生  これで最後にしよう

なんて思っているけど、このドラマ見ると

人間として生きるって  中毒性あるなあ

と、改めて思ってしまう。

ヒロイン、アサミさんは  5週目の人生を

ただただ  自分個人として 「楽しむ」事を

選択して 生き始めた。

私も  人生晩年になって  ただ  今を大事に

楽しんで生きていく 方向に舵を切った。

それが許される「今の日本」である事に

感謝が尽きないのです。

不安?恐怖?  あって当たり前。それがこの

三次元だから。

これで最後  と勝手にでも定義すれば、人生は

愛おしい・・・

 

それから、猫の体調は少々改善した。まだ完全

ではないけど、吐きもどしは少なくなり、尿の

回数は増えました。

ツボ刺激も、体調不良の時はじっとしてやらせて

くれたけど、回復したら  逃げている😅

喜んでやらせてくれるツボもあって、きっと

気持ちいいんだろうな  と思う。

パソコンやってる間  二匹の猫らは 私にべったり

くっついて寝てる・・・かわゆす🤗


桃花徒然 その94

2023-02-23 19:01:23 | 永遠の桃花

枕上書 番外編より

 

(帝君の背中の傷に 鳳九は ひどく胸を痛めた)

懸命に涙をこらえながら  帝君に一歩づつ近づき

「どうして怪我をしたの?」

目の渕は真っ赤になり、彼の痛みを自分も

感じているかのよう・・・

帝君は 彼女の頭をさすってなぐさめる。

「安心して。大した傷ではない」

鳳九「向こうを向いて私に見せて」

(とても気のきく従者は  薬を置いて下がって行った。

そうして、扉まで閉めた。閉める直前に二人の様子が

見えた。)

帝君は背中を扉の方に向け、椅子に座らせられていた。

白い衣には 血がにじんでいる。鳳九は脇に立って

彼の衣服を脱がせようと 両手を肩に添えている。

従者はそれ以上見る勇気はなく、急ぎ立ち去った。

 

衣服の上部分を脱がせ  腰まで下すと  青年の

逞しい背中が、明珠の柔らかい光の中、露わになった。

左肩から右腰にかけて 背中全体を横切る醜い鞭の跡も。

傷はまだ癒えていない上 清めた後の  反り返った肉と

鮮血がみえた。

 

帝君自身は それをたいした傷とは思っていなかったし、

多少は治っていると思っていたので  鳳九に見せたが

予想に反して 傷を見た鳳九の 大きく息を吸い込む音

を聞く。彼は鳳九を酷く驚かせてしまった事を知って

慌てて衣服を戻そうとした。そうして  安心させよう

と「怖がらないで。ほとんど治ってきているし、

もう痛みもないのだよ」と言った。

鳳九は  衣服を戻そうとする帝君の手を阻むと

涙をこらえたようなかすれ声で

「まだ薬を付けていないわ」と言った。

帝「怖くなったのではないのか?」

鳳九「大丈夫」

 

鳳九は 従者が置いていった薬腕を手に取った。

お椀の中には  薬を塗り付ける小さじと棒が

あったが  傷に触ると痛いかもしれない。

鳳九は  考えて 指で薬を優しく刷り込んでいった。

鳳九の指が 傷口に触ると、彼の背中がこわばった。

痛いのかもしれない・・・そう思って優しく

慎重に  時間をかけて薬を塗っていった。

傷口は  白い軟膏で覆われ  血は見えなくなったが

痛みはひどいのに違いない。そうでなければ

帝君の背にうっすらだけど、汗がにじみ出る事はない、

きっと痛かったのだろう、と鳳九は思った。

鳳九は帝君の肩に手をかけ、優しい声で言った。

「まだ 凄く痛むの?」「少し息を吹きかけて上げる」

そうして、彼の傷口に優しく息を吹きかけていく。

姿勢正しく座っていた帝君の身体が  少し震えた。

「まだ痛むの?」「もう少し フーフーしてあげるね」

そういいながら手で、傷の脇に沿って背中をさすり

息を吹きかけて 次第に腰付近まで行った。

暖かい吐息が傷口にかかるうち 帝君の左肩に置いた

鳳九の手が いきなり握られて 腕を引き寄せられた。

と思う間もなく  気づいたら 帝君の胸に抱かれていた。

 

少女は茫然と顔を上げ、深い瞳で自分を凝視する

青年を見た。

彼の手が  更に彼女を近寄せる。彼女はようやく

気付いた。

先ほどのこわばりや汗は 痛みのせいではない事に。

紅葉のように真っ赤になって 彼女は言った。

「私・・私はそんなつもりは・・」

先ほどは一生懸命薬を塗っていただけで、誘惑する

つもりはなかったと 弁明しようとしたが

彼に口を封じられ、最後まで言う事は出来なかった。

 

長い口付けの後、彼は目を瞑って 額を彼女の額に

くっつけた。

鳳九は 全身が火照って  頭も混乱していたが

弁明を忘れてはいなかった。小さく言う。

「私は  そういうつもりは  なか・・・」

帝君は かすかに笑ったよう  依然として目を瞑った

まま言った。

「うん、貴女が ではなく、私がしたかったから」

 

その答えに、鳳九はとても恥ずかしくなって軽く

下唇を噛んだ。そして、両腕を彼の肩に巻き付けた。

しかし、強靭な肩に目をやった時 彼の傷を思い出した。

一瞬の戸惑いの後、負傷している帝君に負担を

かけてはいけない!と 帝君の身体から 離れようとした。

彼女の動きを察して、 帝君は目を開けると彼女を

一瞬見つめ、突然彼女を抱きかかえて 立ち上がった。

驚いた鳳九は 本能的に彼の首にしがみつく。

二人の数歩先には ベッドがあった。

 

碧海蒼霊はすでに夜になり、万物が静まる時。

部屋の照明は  半分閉じた 夜明珠のみ。

ほの暗く柔らかい灯りが部屋を包んでいる。

鳳九は柔らかい布団に降ろされ、帝君が覆い

かぶさってくる。この後の展開を察知して

鳳九は真っ赤になった。「貴方の傷・・・」

青年は額をつけ、このような時にもまだ

自分の傷を心配する彼女を愛しく思ったよう・・

微笑むと「大丈夫」と言って唇を重ねた・・・

 

一方、寝殿の外に出た従者は  走って来るゴンゴンと

遭遇した。父君が帰還したと聞いて急ぎやって来た

のだ。  従者はしかし  寝殿に入ろうとする

ゴンゴンを引き止め、はて?如何にして  今 寝殿に

入ってはいけないと 伝えたら良いか 思案した。

しかも 一晩中になるやも・・・

従者は懸命に脳ミソを振り絞っていたが、ゴンゴンは

しばし考えて、「父君は また九九に補習してあげて

いるの?」

従者「ほ・・補習・・?」

ゴン「そう。しょっちゅうあるからね。夜、僕が九九を

探しに行くとき、重霖哥哥が  今は父君が九九の為に

補習をしているから邪魔してはいけないって言うんだ」

寂しくため息をつく。

「九九の先生は本当に厳しいから、授業について

行けなかったら酷く罰せられるんだ。だから、父君に

補習してもらうのはとても大事なんだって事、

僕はわかっているから」

従者は  どう答えて良いか・・・困って

ただ機械的に「うん、そう。補習は大事だ。

若主人が理解しているのはいい事だ」と言った。

ゴンゴンは 「うん、それじゃあ、頑張って

いる九九と父君の邪魔はしないから」

と言って おとなしく戻っていった。

従者は  石廊に消えていったゴンゴンの  小さな

後ろ姿を  複雑な面持ちで見つめた。

その一瞬、かすかに良心が痛んだ気がした。

 

水辺に  映る満月・・・

今宵は  人も月も 円満。明日はきっと良い日・・・

 

 

 

 


GYAO!最後に「永遠の桃花」配信してくれてありがとう!

2023-02-20 21:12:34 | 永遠の桃花

今、他の方のブログで知りました💖検索したら

ヒットしましたよ。

3月31日迄に多分全58話配信してくれるのですね。

もう  本当に嬉しくて  思わず記事書いちゃいました。

「沼る」とはどういう事かを教わった作品です。

今も あまたのドラマ 映画 見てるけど、

ここまではまった作品は  ありません。

私、自分でも きっと気が狂ったに違いないと

思っています😅

GYAO!さん、最後までありがとうございます💖

感謝が尽きません🤗


桃花徒然 その93

2023-02-20 15:29:46 | 永遠の桃花

枕上書 番外編より

 

折顔上神、弾劾書の出来具合に言及した帝君に・・・

眉をひそめ  「こんな時に  まだそんな冗談を・・」

そうして「( ゚д゚)ハッ!  まさか!」

・・帝「多議に 少々入れ知恵をした・・」

 

淡々と言う帝君に  折顔上神は呆気に取られた。

「・・・貴方が書いたものだったとは!」

帝「言葉や文章については ほとんど 多議自身が

推敲、作成したものだ」

折顔「何故・・・?」

帝「今の局面は  なかなか良いと思わないか?

全ての人の思惑が  一目瞭然になった・・・」

動揺一つない 泰然とした帝君の言動を受け

折顔上神は  頭を高速回転させた。そうして

一瞬のうちに すべてを理解した。

・・・ああ、この数日間の憂いを すべて 

犬に食べさせたいよ・・・🤦‍♂️

 

その頃までに すでに二人は碧海蒼霊のほとりに

差し掛かっていた。

帝君は雲船を召喚すると 折顔上神を見た。

「もうこんな時間だが、石宮までついてくるつもり?」

付け足して「やめておいた方が いいでしょう。従者は

私たち家族三人の世話で忙しいから、貴方をもてなす

暇はない・・・」

 

折顔は  しばし言葉を失った。自分がここまでついて

来てしまった事に腹が立った。

・・本当に 考え無しだった・・😡

 

しれっとして 一人 船に乗り込む帝君を見ると、

余計にいらつく。少し考えて 帝君の背中に向かって

呟いた・・・

「家族三人って。家族三人いるからって、偉いのか?

😡」

その後、少し冷静になると・・・

確かに  なかなか偉いな・・・って思った。

ため息をつく・・自分が不憫に思え、 寂しく

向きを変えると  一人っきり、帰って行った。

 

一方、鳳九は この弾劾の一部始終を  帝君が

帰ってくる前日に、従者から聞かされた。

自分が習った歴史では、危機に瀕したこの時

帝君が命を受け  臨時の神王となって戦いに

勝利するも  その後、治世には興味がないとして

自ら神王の座を譲り渡し、 碧海蒼霊に戻った

 となっていた。

自ら譲り渡すのと、弾劾を受けて下りるのとでは

その差は  あまりにも大きい。

26万年後 四海八荒において、帝君に  そのような

無礼を働ける者などいようか?

鳳九は怒りのあまりに その場で泣き崩れた。

その夜は 怒りに悶々として眠れず、そうして

帝君の思いはいかばかりかと 思い遣った。

その為、朝もまだ明けぬうちから厨房に入って

帝君を少しでもいたわれるように、と

豪勢な食べ物を作る事に丸一日を費やした・・

 

小仙童が帝君の帰還を告げに来た時には 丁度

最後の料理を煮込み始めたところだったが

伝言を聞くと、鳳九は すぐに火を止めて 

帝君の待つ寝殿へと走った。

しかし、途中で気付く。

今日一日  厨房の中にいたせいで、身体中に 油や煙の

臭いが染み付いているわ・・・

慌てて近くの客間に駆け込んで サッと沐浴を

済ませる。

 

寝殿に入ると ちょうど 帝君も沐浴を済ませたところ。

玉の椅子に座って 背中にできた傷を 従者に手当して

もらっていた。それはB上神との最後の戦いの際

B上神が繰り出した蒼雷鞭によってできた傷だった。

蒼雷鞭は  八荒の神器における兵器ランキング上位

にある神兵器であり、それによって付けられた傷は

生まれつき回復力が異常に速い帝君であっても

癒えるには  数ヶ月もかかる。

 

従者が  薬を準備している時、帝君は寝殿に向かって

くる 足音をきいた。足取りの乱れや躓きは

走ってくる者の気持ちが  いかに急いて、心が

乱れているかを物語っていた。

 

処置が済むと  帝君は  衣をかきあわせて立ち上がり

振り向いた。予想通り  赤い衣の少女が

入り口に立ったまま 帝君を見つめていた。

 

「おいで」彼女に向かって手を差し出す。

(余談、中国語で  ごう来  って言ったのでしょうか?)

 

 

 

 

 

 

 


陳情令 見終わりました

2023-02-19 08:43:34 | ドラマ

終わり良ければ すべて良し🤗

視聴中に次回配信が待ちきれない時のお助け。

それが「あらすじ」を書いてくれるブログです。

陳情令も最後の三話で追いついてしまい、17日の

次回配信まで待ちきれない!

こんなとき~~♪検索するのが  あらすじブログ。

私の知る範囲では  「ココノボ」さんのブログが

微に入り細を穿つ  ようなあらすじでして🤗

この方ほど詳しく書いてあるのは滅多にない。

陳情令も幸いにして あったので  ラッキー💖でした。

この物語も きっと 原作は面白いに違いない。

アニメでも日本に紹介されている位だものね。

そちらも現在視聴中。

ドラマでは  主演の二人もいいけれど、

何気に  「温寧」がお気に入りでした😊

傀儡として 暴れまくるけど 普段は優しく

柔順。おどおどしている。

ガタイはでかいが小心者。です。

色々印象に残るキャラが沢山いるドラマでした。

中国ドラマの古装劇には 何だか  サイコパス

やソシオパスに分類されるかも?と思われる

キャラが必ず登場するような・・・?

そうそう、枕上書の帝君もほぼ サイコ😁って

私は思っていますが・・・