忍知しょう・・・

今朝がた 父の認知症がまた１歩進んだと思われる症状が・・



　　わけのわからないことを言って

おむつも替えさてくれないうえ


　　サッシ窓をあけて

外に出ようとする


　　それも　ズボンをさげてお尻をだした格好で



幸い　日曜日だったので　主人の助けも借り


　車イスをリフトに置いて　立たせ　ズボンを上げて

無事　車イスに保護



　　そのまま　早朝の散歩に出た


一応　ゼリーを吸わせ　一回りして帰って

　リフトで部屋へ



ところが　「そんな手でごまかすんじゃない！！」と


　さらに激高。



今日は　上からの（上ってどこよ？）人が集まるのだ


　あれを出して待つといっただろう！（あれって　何？）


仕方なく　しばらく一人にして

　「なんか　今日は来られないって　今連絡があったよ」

と　うその報告をした。



　　どっちにしても　父の妄想を否定するとかえってややこしい



すると・・・


　「もういい！！。ならお前の好きにしろ！

おむつでも　傷のてあてでも　　勝手にやればいい！！！」



　　もう　　激おこ　の世界


あのさ・・・別に勝手に手当したりおむつ替えたりしてるわけじゃあないんだけど・・・




　　「わかったのか！？」とどなるので

「はい！」と　元気に返事をしたら　収まった。


　その後　トイレに誘導しておしりをきれいにし、

着替えさせたら・・・「寝た」



　全部すんだのが　７時半過ぎの事で


今１０時になろうとしているけど　まだ寝てる



　　昨日の地震も　「上からの命令があったのじゃ」

と言ってたな・・・そういえば



　　全国の　認知症を介護中の方々


ご苦労　お察しします・・・


　　これでも　我が家は　ず～～っといいほうなのだから・・・



何があろうとも　「否定」「言い聞かせ」は　さらに悪循環を産む



　　でも　　あんなわけのわからない事に　いったいどうやって

あいづちをうてるのかい？？？


　　「忍知しょう」・・・が　介護者の定めか・・・

父 復活

おとといあたりから 父が 再び食事をとりだした



やれやれ・・・




父が 「食事は な ただ見てるだけで食べたことにする！」と宣言したけど



昨日などは 朝食を食べてからひと眠りして


目を覚ましたとたん

「さあ 朝ごはんだ」・・・！！！


さてさて やっぱりね の世界



ひと眠りして 目覚めるたびに

「おなかすいた！」 は 結構笑える



でも まだ 立ってくれるし


認知症の介護にしては 超 楽なのではないかと思う


それでも だんだん 腰への負担は 増してきて


はて？ これ以上弱って 立てるけど

かなりの介助がいる となったら


私 腰大丈夫か？



リフォームにともなって

荷物の移動など


かなり腰に負担がくることが増えるしなあ・・・



気合いで乗り切れる？


でも 自分 根性ないわ



「体力」欲しい！

あやかりたい

食事と　排泄は　生きるうえで　もっとも基本で


　大事な事だと思うけど



認知症が始まったばかりの頃の父は

　一日の食事を６回に分けて提供してくれ


と言っていたが



　　今度は　　食べれないから　柔らかいものに、

と言い　　それから　お米のごはんはもう食べないと宣言し



　　次は　絶食。


その後　「おなかがすいた」　と食事を催促するようになり


　　今度は　「食事は　見ていればそれで食べたのと同じだ」

といって　やはり　食べなくなった。


　今日は　「好きなものは　食べていいんだ」


「自分は　戦争中　食事係をやって　作ってくれる人の気持ちがわかる。


だから　なるべく　作ってもらったものは　食べようと思う」



　　と　ころころ変わるので

あまり　気にしないようにしよう・・と決めた



　　始め　腸にしこりがあるから　自分は大腸がんだといい


痔もちだから薬買ってこいといい　



　どちらも　今は　気にならなくなったらしく

一言も言わない。



　　のどにしこりができた時は

放射能のせいで　癌ができた　と言い



　食べ過ぎで胃がいたくなったら


「わしは　胃癌になったんじゃ」・・・


　　今は　胃は　治ったらしい　



おむつもいやがって　困るけど


　　こんな事は　想定内


もう　濡れたら　洗えばいいや　と私も居直ることにした




　　今朝は　「あ～～　よく寝た」と気持ちよく起きたし


とにかく　気分よくすごしてもらえればそれでいい



　　今は　「仏舎利」を手に入れた妄想にはまっている。


いいなあ　　妄想で　次々と夢をかなえて。



　　ある意味　幸せがやっと手に入ったんだからね



「もう、これが（仏舎利）あるのだからな、　薬もいらんのじゃ。


　　おむつも　する必要はなくなったんじゃ」


すべてはうまくいっているのね・・・



　　あやかりたいわ・・・

今朝 あさイチで・・・

発達障害を特集していましたね・・・




　　残念ながら　気づいたのがおそくて

途中から・・・



　　やはり　というか　栗原　類くん　　出ていました。



いまや　３歳児検診で　疑いのある子供は　１３％にものぼる　とか



　　　早期発見　大事です


対応が　遅れると　２次障害などを起こす割合も高くなるため


　　親は　かえって大変な思いをすることに・・・



脳の問題であるということは


　　ある意味　認知症とも共通するところがあるわけで



今日も　父の対応　頑張らなくちゃね・・・


　　父は　昨日から　


「食事は　な　　見るだけ　　食べる必要はもうないんじゃ・・」


　　と　のたまってます


朝　ゴミ出ししたり　近所のおばさんとしゃべったりして戻ったら、


　いつの間にか　　一人でトイレに大きいほうの便をしてあった・・・



？？？ほんと　　認知症の人って


　　　「謎」だわ


ちゃんと　おむつもして

　車イスに平然と座っているじゃあありませんか・・・


お尻の状況が　心配だけど


　　まあ・・・

褥瘡も　かなりよくなったし


　　大丈夫だろう・・・と　あくまでも　アバウトな娘・・・

まだまだ初心者で・・・

もう　朝の１０時だというのに


　　父が　まだ寝ている



最近　　よく寝るようになった


　　また　起きてばかりいる時と　いったりきたりして

認知症が進むんだろう・・・



　　「俺はなあ　認知症でも　他の人とは違うんだ」

と、言ってたけど


　　かなり　自分の認識が　肥大化しているのかなあ



願望が　実現したと　思い込んでいるから


　　ベストセラー作家になったり　　発明王になったり

先日は　娘に　「男の子のひ孫が　２人いるしな」　なんて言ってたらしい



　　父の世界は　　願望が実現した世界


それは　いい事だと思うから　あえて　否定しないで


　うんうん　と聴く



ただ・・・提案されるのが　一番困るのよね・・・これが



　先日も　「小のトイレは　おむつにするから

大の時は　ヘルパーを頼んでくれ」と言うので


　　ついうっかり

「あのね　ヘルパーさんは　　決められた時間に来てもらう事になるから

　　　それはちょっとできないんだよ」と言ってしまい・・・



もう　激高して　大変でした


　　「私がするから大丈夫よ」　って言えば良かったわ・・・



「俺が頼めば　　そんな事は　なんとでもなるんだ！」って


　　どんだけ　権力持ってるんだ？　の世界だった・・



今日は　お湯と　食事を用意して　起きるのを待ってるけど


　　まだ　寝ています・・・