まだ 飛散は少ないけど そろそろ本格的な
花粉の時期到来です💦これから砂嵐と花粉と
Wでやって来るわ・・・
今日は 桃花の原作から 少辛を取り上げてみた。
ドラマでは 白浅が司音だった時に出会うが
原作では白浅が白真と遊びに行った先で
虐められて息も絶え絶えになっていた巴蛇を
見つけ 可哀そうに思った白浅がそれを連れ帰って
手当をした。蛇はまだ人の形をしていなかったが
やがて人の形をとれるようになり、恩を返したいと
狐狸洞に残って 雑用などをするようになった。
美しいが いつもおどおどしていて 少辛の
10メートル以内に近づけるのは 白浅と白真だけ。
万人受けする迷谷が少辛に好意を示しても
逃げ回ってばかり。（どうりで、ドラマでの迷谷の
少辛に対する態度がきつかった訳だわ・・）
その少辛に 女心が芽生え ある時 匂い袋を作って
白真にプレゼントした。
ところが、あの木頭は（白浅が白真の事を・・・( ;∀;)）
それを折顔に転贈してしまったのだった。
しかも 折顔が大変気に入ったが、その色でなく
薄紫色がいいと言ったから、可能ならば
もう一つ作って欲しいと頼んだ！
少辛は 目を真っ赤にして 以後は自分の意思を
表すような事もしなくなった。
その少辛が 桑籍と駆け落ちするなど 信じられない
と白浅は思ったが、兄の言うには、
きっと少辛の美貌に狂った桑籍が、少辛を
棒で叩いて気を失わせ、拉致したに違いない！
（その頃 白真が編纂していた小説がそんな内容だった
らしい）
白浅は その小説が 具体的背景と専門的な知識に
基づいた推理をしていたので その説を信じた・・・
・・・少辛は とても賢く、その後息子の元貞が
素錦にはめられて人間界へ落とされた時、この時
白浅が約束した「願い事をひとつ叶える」を使って
見事に 息子を救うのです。
ドラマでは 白浅が少辛に向かって 「願いを
叶えたのちは もう貴女とは主従でも何でもない」
と冷たく突き放した様子がありましたが、原作では
何も語りませんでした。
桑籍は夜華の誕生以前には 天君が一番期待していた
息子で 次期太子候補でした。
なぜ 桑籍は少辛を守り通せて 夜華は素素を
守れなかったのか・・・
桑籍の時は 天君がまだそのようなアクシデントに
不慣れだった事、少辛はとりあえず蛇の精が人の形に
なった仙界の住人だったこと・・等々 条件は
素素より良かったのではないかと思います。
また 大勢の神仙の前で大騒ぎをして 皆の同情を
買った という事もあるようですね。
夜華の時は 天君はもう二度と桑籍のような事を
起こさないと決めていたので より厳しい態度を
とったものと思われます。
