【 Target  】   戦略、あるいは目標の重要性

夢も希望もなくした日本。今が立ち上がる時。言論・思想・発想の自由・権利のあるうちに。目指すは自民党解体。

郵政民営化特別委員会より

2005-08-28 | Weblog
■過去の答弁より

162 - 衆 - 郵政民営化に関する特別委員会 - 9号  平成17年06月07日

        < 引用開始 ↓>

[045]岩國哲人
加藤先生は、この中期計画、そして郵政公社の二年間の努力というのはどういうふうに評価していらっしゃいますか

[046]加藤寛
○加藤参考人 郵政公社が、生田さんになられましてから非常に努力をしていることはよくわかります。私もよくお話を伺うのでありますけれども、現在、既に御承知のように、利益は上がっている、二年間は黒字になった、しかし、それは減ってきているわけです。

         < 引用おわり >

■あちゃー、いけません 語るに落ちた。

 ◎公社の経営状況 

 2002年度当初予算    ・・・・・△379億円の赤字
 2002年度  決算最終損益・・・・・△225億円の赤字
 2003年度  決算最終利益・・・2兆3018億円の黒字(内1.1兆円信託運用益)
 2004年度  決算最終利益・・・2兆3000億円の黒字(    〃    )

(※2004年度決算の数字について。公社全体の当期純利益は1兆2,347億円です。昨年も、金銭の信託運用益が1兆1,000億円その信託運用益分を引いて考えると昨年と同じ水準となります。・・・5/25生田総裁臨時会見より。)
 つまり、単年度費で2年連続同水準と見ていい訳です。

■これだから『カト・カン』は、信用出来ない。
 20数年前から・・・・・
 

■これから郵政で何が議論され、どうなっているのか、八木沢徹さんの著書ジャパンポストを少しづつ引用していきたいと思います。
 日刊工業新聞社に入社し、編集記者として鉄鋼、通信、自動車、郵政、厚生労働など各分野を担当されて来た方だからこそ、総ての事情をご存知なようです。沢山紹介すると、本が売れなくて著作権侵害になりますので、本が売れるようにちょっとだけづつ紹介します。

★今日のジャパンポストの中身のご紹介。

 筆者は、旧郵政省時代、血みどろのNTT再編劇、橋本行革での郵政省解体論議の動きを追ってきた。「リクルート事件」や、「ロッキード疑惑」、「NTTドコモ株問題」をみるまでもなく、視界に見えてきたのは市場原理での消費者利益ではなく、永田町での派閥争いと、霞ヶ関内部での省益戦争であった。時代の構造改革は必要だが、痛みにはセーフティネットが必用だ。当初、変人宰相・小泉純一郎の登場に期待を持ってみていた筆者が疑問をもつようになったのは、「公」という視点が見えなくなったためだ。

 また、NTT・JRの民営化による競争と規制緩和で料金は下がったが、公衆電話や番号案内、ローカル線が切り捨てられた。2万4700の郵便局がコンビニ化し、世界最大の銀行と巨大保険会社になったら、それこそ「大民業圧迫」になる。
金融改革で郵便局が唯一の金融機関となり、市町村合併が進む中、年金生活者にとって必用なのは24時間営業のコンビニではなく、郵便局という「公的よろずや」だろう。

とはじめ書きから、判りやすく述べておられます。もちろん国債発行計画などや、カネ余りの金融市場もジャブジャブになると表現されておられます。欧州では、米追従型を辞めた。日本だけが1週遅れのランナーだと断言されています。


☆郵政問題と、内容を知りたい方にお薦めです。
 『 何故、郵政公社が良いのか。』すべて、この一冊でわかります。
 ちなみに私は、量販店で買いましたが大満足です。

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