バイクと音楽を楽しむ前期高齢者

ロイヤルエンフィールドとグループサウンズ、カワサキWシリーズとグランドファンクをこよなく愛しています。 

20180619 カフェOTTO通信 東日本縦断ツーリング 5/22

2018-06-19 09:26:53 | バイクツーリング

5月22日 |☁

お宿→ 林道経由 安家洞→ r273経由 野田→ 久慈→ 山形→ 林道経由 軽米→ 田子→ 小川原湖

6時30分起床。雲はやんわりと薄いが空は青くない。8時出発。今日の目的はまず昨日の続きの林道。

昨日と違って細道山道の由緒正しい?林道風景だ。奥岩泉トンネルを越えるとゆったりとした下り坂。緑のシャワーを浴びながらゆっくりと楽しむ。僕はこのような道を走ることがツーリングの醍醐味と思っているのでシアワセ率は100パーセント♪

 マップルが「見事な渓流美」という安家渓谷ぞいの県道273号線を東へ。だが渓谷美というには様子がおかしいぞ。川沿いには大きな木が根を上に上げて倒れていたり、道路も路肩が流されていたり、海岸までの20キロあまりの半分が砂利道になっていた。

久慈から国道281号線を西へ。マップルは「久慈川の渓流を眺めながら」というが、ここも水が濁っていて渓流美とは言いがたい。とはいえ、交通量は少なく、緑を眺めながらの走行そのものは楽しめた。

道の駅やまがたで小休止。ここから県道5号線を経由し、林道へ。こちら側はまた往復2車線の快適路となる。クネクネとしたコーナーは無く、勾配もそんなにキツくなく、壮快に駆け抜けるという感じかな。

 14時30分、田子町ガーリックセンターに到着。いろんな形をしたニンニクのモニュメントやイラストが楽しい。ニンニクといえば「クサい」というマイナスイメージがある。しかしここまで明るく楽しく表現されているので見ている方も楽しくなってしまった。
 ガーリックセンターの冊子に「田子にんにくの一年」という欄がある。7月「田子町がにんにくの匂いに包まれます!」・・・そこまで言うか!
 後日、カフェOTTOでひんしゅくを買うのだが、田子町訪問でニンニクを多く食う事への抵抗感がきわめて低くなったのだ。これを洗脳というのだろう笑

 炊事棟には「原子力発電施設等周辺地域交付金施設」という張り紙が。隣に原発使用済み核燃料再処理工場の六ヶ所村がある。ここ三沢は周辺施設なのだな。地方の弱小自治体のほっぺたを札束でひっぱたいてこういう物騒なものを作る。(東京には絶対作らない)やがて自治体も交付金頼りの財政運営になる。原発関連施設が古くなれば支払われる交付金も少なくなるから今度は自治体の方から原発関連施設を作るよう要求するようになる。これは一種の麻薬だ。福井県も重度の麻薬中毒にかかっている。複雑な気分である。

今宵のメインディッシュはホヤだ2匹で196円と安価だがバラしてみるとなかなか身が充実している。ビワ色をした実はピンポン玉大。内臓を取り除くと食えるところは少ないが、やみつきになる味ではある。こんな珍味をイオンで平気で売ってるのだ。東北・北海道の人にとってみれば珍味ではなく、ごく普通の食材なんだなあ。関西では考えられないことだ。

 炭水化物は「寿がきや」のラーメン。無性に即席ラーメンが食いたくなる時がある。ネギだけをトッピング。そのネギを切るのに包丁を持ってきました・・・まな板がありません。この頃生活全般にちぐはぐな事態が起こり始めている。

 

 

 


20180619 カフェOTTO通信 東日本縦断ツーリング5/21

2018-06-19 05:52:31 | バイクツーリング

5月21日(月)  
 お宿→ 湯田→ r13→ 盛岡南→ R106→ 駅・やまびこ館→ 林道→ 岩手大川→ 岩泉

7時30分起床。お、今日も陽が差してるぞ。それにしてもきれいなキャンプ場だ。公園にテントを張るって感じやなあ。
8時30分起床。多数のご老人が集まっている。ゲートボールをされるんだろうなあ。


国道107号線を東へ。秋田の平鹿郡と岩手の和賀郡の名を取って「平和街道」。良い響きではないか。
右手に湖が見えてきた。湯田ダムだ。まだ新しいダムなのか、数多くの樹木が水没している。湖の名を錦秋湖(きんしゆうこ)と呼ぶ。かなり水が茶色い・・・美しくない。先日の雨のせいなのだだろうか?道の駅で小休止。

 東北道の5キロ手前で左折。県道13号線に乗る。道幅の広い2車線だが右も左も田んぼだけで少し飽きる・・・と思い始めたら、その水田に映った民家の美しいこと。この道路、なかなか粋な計らいをしてくれる。

国道106号線は盛岡を起点とし、太平洋に向かう道。107号線同様に走りやすいが、どんどん高度を稼いでゆく。北側の緑が青空と競い合っているという感じで色の爆発だ!道の駅・区界(くざかい)高原で休憩。

この峠は106号線の最高地点で標高は730メートルとなっている。
 ここからゆるやかな下り坂となる。JR山田線と閉伊川と、この国道が並んだり交差したりしながら太平洋へ向かっている。30キロほどの走行で川井の道の駅・やまびこ館に到着。
 これを左折してこのツーリングの主な目的の一つ、八戸川井大規模林道に入る。林道と言えば細道でクネクネと曲がりながら急勾配を上下する・・・そんなイメージがあるが、道幅が広い。ほとんど往復二車線路なのだ。

こんな素晴らしい道路ではあるが目前に直径40センチほどの大きな石が道路の真ん中に何個も転がっている!左側車線は完全にふさがっている。多分、今日落っこちてきたのだろうが上を見ても緑色。ずいぶん上の方から落ちてきたのかな?巻き込まれたら大変なので写真を二枚撮っただけで早々に立ち去ることにした。

ボンネットトラックが駐まっていた。すごい迫力だ。

40キロほどの道のりで一旦県道171号線に出る。ところが今日の宿泊地、「岩泉↑」の看板につられて快適路の林道をはずれて県道を東へ。これは林道よりも道幅が狭く、非常に走りにくかった。とはいえ自分の人生でもう二度と来ることはないのだろうと思えば、こんなややこしい道でさえも愛おしい。

国道340号線、455号線に乗って15時40分、岩泉青少年旅行村に到着。このキャンプ場には電源があるのでスマホの充電ができる。(持っていないが)それに二層式の洗濯機も自由に使える。ゴミ処理完璧。近くには温泉。利用料金は310円。この辺でキャンプ場を探すとなるとここしかない。というわけで今回で5回目の利用ということになる。直射で乾かすため、陽のある内に洗濯をした。

夕食はたんまりの野菜にジンギスカン450グラムとニラ一束。オムレツも作ってみた。