バイクと音楽を楽しむ前期高齢者

ロイヤルエンフィールドとグループサウンズ、カワサキWシリーズとグランドファンクをこよなく愛しています。 

20180613 カフェOTTO通信 ツーリングレポート

2018-06-13 21:35:18 | バイクツーリング

2018年5月18日

帰ってから点検したのですが、スピードメーターケーブルをはずしてビックリ。上方半分がサビだらけでした。他の部分も簡単にポキッと折れます。新品のケーブルは引っ張り出してグリスをいっぱい詰め込んでやりました。ここらが生産地インドと多湿日本の違いかなあ。とりあえず整備完了です。

6時起床。薄曇りで青空率は0%。7時出発。上田は真田幸村の本拠地で六文銭とか「サナダ」ののぼり旗が多くはためいている。

国道144号線を北上し、菅平口を右折。標高1362mの鳥居峠を越えるとゆるやかな下り坂で嬬恋に入る。そこから国道を離れ、「嬬恋パノラマライン」へ。旅人を誘導するような看板が立っている。パノラマラインなどと言っても金儲けのための商業施設はない。ただの農道だ。普通、農作業の邪魔になるので一般車には入ってほしくないだろうに、心が広いんだな。心だけじゃなく、北海道の美瑛を思わせる土地の広さも、それに風景も素晴らしかった。一面キャベツ畑。この村は春秋キャベツの生産量が日本一という。植えられて間もない赤ちゃんキャベツ、大きく育てよ!

国道406号線に戻り、東へ。10:00、中之条に到着。この町には先の大戦でたとえ命令とは言え、忌まわしい戦争に協力した自分たちを「おろかもの」と規定し、再び過ちは繰り返さないという気持ちを込めて元軍人たちが「おろかものの碑」というものを作られた。それを安置してある林昌寺を訪ねる。その碑は寺の入り口近くにひっそりとたたずんでいた。裏には彼らの名がきざんである。恐らくいろんな嫌がらせや迫害があったことであろう。その碑に向かって頭を垂れ、一礼をした。

さらに東へ。標高1880メートルの金精峠を越えて中禅寺湖へ。大型バス多数。28箇所のコーナーをもつ「いろは坂」を下って日光へ。道の駅では月光仮面ならぬ、「日光仮面」が出迎えてくれた。おもしろい・・・としておこう。

 

空模様が怪しいので電話で天気予報を聞く。「今晩から明日にかけて雷雨となり、所によっては激しく降るでしょう・・・」あかんやん。テントできそうな橋を探すが、30分ウロウロしても見当たらない。それに激しく降られたら増水して流されるかも。

しかし諦めきれず鬼怒川沿いの国道121号線を北上。峡谷は深くなりテントは不可能と判断。会津若松のビジネスホテルに泊まることにした。料金¥5500は痛いなあ。

続く