ジーコ寅の「鹿島アントラーズよ永遠に」

昨年四月まであった、ジーコ寅の「名曲探偵アントラーズ倶楽部」に続いて開設したブログです。音楽部門は今回はやめました。

忌野清志郎   「イヤシノウタ」

2012-02-12 22:53:51 | 日記
山村  「先輩、もうすぐヴァレンタインですね」

柴崎  「俺、あんま興味ないから・・・・」

山村  「先輩ってどんなタイプが好みですか?」

柴崎  「別に決まってないよ」

山村  「癒し系とかどうですか?」

柴崎  「俺はビシッとした女が好きだから・・・・・」

山村  「え?ビシって・・・・ひっぱたかれたかったりして」

柴崎  「俺ってMに見えんの?」

山村  「どっちかというとSに見えますよ」 

柴崎  「君の奥さんって癒し系じゃん」

山村  「そうっすね!」

柴崎  「俺は坂口安吾の悪妻論に影響されてるのね」

山村  「なんっすか、それ?」

柴崎  「夫婦はいわば弱点、欠点を知り合い、むしろ欠点において関係や対立を深めるのさ。知性あるところの夫婦の

     つながりは、むしろ苦痛が多く平和が少ないものなんだって。そしてそんな苦痛こそが人生で、夫婦は愛し合うのと

     同時に憎しみ合うのが当然で素晴らしいと言うんだ」

山村  「先輩、大丈夫っすか?飲んでます?それじゃ俺達、いい夫婦じゃないみたいじゃないですか!」

柴崎  「そういうことになるだろうな」

山村  「ジョルジーニョ監督に聞かせたくないな」
  
柴崎  「そうだね、大変なアントラーズになりそうだ。愛し合って憎しみ合って・・・・」









忌野清志郎をライブで聞いたのは一回だけ。渋谷のあるライブハウスに当時好きだった女性を誘ってみた。彼女は来なかった。

ルーマニアのジプシーバンドのタラフ・ドゥ・ハイドゥークスとの共演でとても楽しいコンサートだった。

清志郎の存在感とエネルギーはもちろんすごかったけれど、「タラフはすごい!」「タラフはすごいよ!」と心から賞賛して

彼らを引き立てる心配りが忘れられない。


聞きながら普段は飲まないような強い酒を飲んだのを覚えている。

彼女が来ていれば、僕の人生はまったく違ったものになっていたと思う。

でも、今はそれで良かったと思っている。

去年のアントラーズのように僕に力がなかったのだ。

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