あの西と興梠が接触し、興梠が倒れたシーンについて、興梠が振り返っている。元、同僚の西に興梠は、「お前、若いな」と言ったそうだ。
興梠自身も、しめしめ、うまくやったという気分だったのだろう。西にしてみれば、手を使ったわけでもない、足を引っかけたわけでもない、
ゴール前では普通にある接触だったはず。
いつも、「俺様がゲームを作っているんだ」という演出家家本の眼には、「待ってました!」と言うようなシーンで、即座に笛を吹いた。
だって即座に吹かないと、自信がないように見えちゃうし・・・そのあたりも家本大先生はしっかり計算している。にこやかに笑いながら・・・・。
昌子は試合後にビデオでちゃんと確認して、「しんどい判定だった」と。昌子は、「あのPK場面での失点以外は完璧で、やられる雰囲気は
なかった」と茨城新聞のインタビューに答えているので、やはり内心納得がいかないのだろう。
アントラーズは開始早々から、失点してはいけない、という意識が強く、守備ラインを下げ気味して、自陣に引いて守り、前線からプレス
をかけなかった(かけられなかったのか?)ので、第2戦では最初から前線でプレスをかけて、高い位置でボールを奪い取って欲しい。
ボールを奪う位置も、パスを回す位置も自陣に近すぎた。
そして昨日も言ったように機能していなかった、遠藤と中村だが、遠藤は体調が良くなかったらしい。試合後のインタビューにも、体調が
良くないからと断り、すぐに病院に行ったらしい。確かに、テレビで見る遠藤の表情は冴えなくて調子が悪そうだった。
結果論になってしまうが、柴崎があれだけできたのを見る限り、二列目は右に柴崎を入れて、左にファブリシオを入れる采配が適切だった
ように思う。中村も試合前から冴えない表情で、今日は駄目だろうな・・・という感じがした。石井監督はもっと選手の体調やその日のコン
ディションを慎重に見極めてもらいたいものだ。
第2戦は、2-1でもアントラーズの勝ちなのか・・・・それなら十分に可能だ。金崎の突破力はよみがえりつつあるし、柴崎も悪くな
い。あとは優磨くらいか。昨日のレッズの攻撃を見る限り、それほど好調とも思えない。とにかく守備陣がしっかりふんばって、2点を取る
可能性は十分ある。むしろ、こういう追い込まれた状況の方がアントラーズの底力は出るかもしれない。
絶対に優勝する!という強い気持ちで、死ぬ気で戦ってほしい。私はアントラーズの優勝を信じている。
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