鹿島アントラーズの伝統は生きていた!鹿島アントラーズの底力、勝者のメンタリティーは死んではいなかった・・・・
所要があって出かけなければならず、出先の家電量販店に入って、顰蹙を買いながら観戦した。(ヨドバシは見させてくれない)
観ていて感じたのは、まずは守備の集中力の高さだ。あれほど細かいパスワークがうまいフロンターレの攻撃をほとんどつぶしていた。全体
的な連動性の良さで、うまく守った。ファン・ソッコが、試合後、「中を締めてチーム全体で外に追い出すことができた」と振り返ったよう
に、頭脳的、かつ組織的な守備が90分通してすることができた。アウェーだったが、アントラーズの方が落ち着いて、全体的な状況が良く
見えていたと思う。激しく戦いながら、頭はクールだった。
後半5分の得点シーンは、まずはクロスを上げた山本をほめたい。右足のフェイントで、相手DFをうまくかわして、ここしかない、とい
う場所にクロスをあげた。それを頭一個分だけ、前に出た金崎がうまく頭で合わせた。このゴールの瞬間、私はヨドバシカメラでジャンプ!
フロンターレサポなのか、不愉快に思った店員が、テレビの配線を切ってしまい、見られなくなり、近くのビッグカメラに移動。
ヨドバシカメラの店員は関東全域で性格が悪い。ビッグカメラの方がずっと対応がいい。何せ見ていた人間でアントラーズサポは私くらい
の地域だったから、私が目障りだったのかも。私は風邪で熱っぽく、だんだん体が火照ってきたが、もう祈るような思いで、アントラーズの
勝利を願う。土居や遠藤は調子を落としていたが、小笠原と永木のボランチがフロンターレの縦パスを防ぎ、特に小笠原の当たりの激しさが
素晴らしい。
こういう大事な一発勝負に強いのがアントラーズ。時間の使い方がうまい。ファブリシオも良くやって、攻撃の基点を作っている。土居と
遠藤が不調で、柴崎がいなくとも、ここまで隙のないサッカーができたのは、素晴らしい。本当に気持ちが入った、昔のアントラーズのよう
な戦い方ができた。魂を感じたぞ!
赤崎はあの一対一を決められないのが赤崎。最初のトラップの技術がない。ここに来て金崎が本来の調子を見せ始めたのが心強い。優磨と
柴崎がどれくらい使えるのかが気にかかるが、昨日のような集中力があれば、勝てるはずだ。
帰りの電車の中では発熱しながらも、嬉しさのあまりひとりでに笑い続け、周囲の客は、おかしな目で私を見ていた。しかし、これを喜ば
ずにいられるか!天にも昇った気分で一人ニヤニヤしていた。
29日のホームのレッズ戦は必ず勝とう!
リーグ優勝を信じている!頑張れ!アントラーズ!