監督トッド・フィリップス
ブラッドリー・クーパー(Phil Wenneck)
エド・ヘルムズ(Stu Price)
ザック・ガリフィアナキス(Alan Garner)
ヘザー・グレアム(Jade)
ジャスティン・バーサ(Doug Billings)
結婚を控えた花婿のために男友達が集まってハメを外すバチェラー・パーティー。2日後の本番を前にしたダグは、親友のフィル、スチュ、そして婚約者の弟のアランとラスベガスへ向かう。高級ホテルのペントハウスを借り、乾杯後に街へ繰り出したはずだが…。翌朝、部屋でひどい二日酔いで目を覚ました友人たち。部屋は荒れ放題、ダグは失踪、そしてなぜかクローゼットに赤ん坊、バスルームにはトラが!?いったい昨夜、何が起きたのか?
★★★★☆
tatsuさんのブログで知った、コメディ映画。昨年の夏に見たものだが、今回二作目を見る前にもう一度見直してみた。やはり面白い。自分たちが完全に失ってしまった数時間の記憶と花婿を探すという設定自体がくだらなすぎて楽しい。こんだけ複数の人間が一緒に体験していれば、いくらなんでもそれぞれの記憶の断片を繋ぎ合わせれば思い出せると思うのだが、まったく思い出せないっていう設定なので、次々と謎を解きあかしていくミステリーみたいになっていて、ついつい引き込まれてしまう。ボクも酒を飲むのが大好きで記憶がブッ飛んだことが一度や二度じゃない。わけわからない怪我をしてしまったこともあるし、かけていたメガネを失くしてしまったことも。俺、一体なにをしでかしたんだぁ?アッチャー、やっちまったよ、おい・・・みたいな自己嫌悪に浸りながら、ウンウンゲロゲロ二日酔いの一日を苦しんだことがあれば、この映画の痛さを十分に共感できる。なんといってもエンドタイトルが爆笑!失くした記憶の断片が、写真になって登場してお馬鹿な体験の数々や知られざる醜態が写真で紹介されていく。初めから終わりまで楽しませてくれるサービス満点で、下品なのに楽しめる、そんな面白映画だ。凡百の退屈なコメディ映画とは違う楽しさがある。紹介していただいたtatsuさん、ありがとうございました!
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これからもステキな映画を紹介してくださいね。
ただ、田舎町に住んでいるので地方でも公開されるメジャー映画か、レンタル店にフツーに置いてある映画しか見られないんですけど。