私たちは富赤

富田・赤大路地域人権教育推進委員会
(2009年度より名称が変わりました)

第38回「平和展」の開催

2024-08-08 12:33:00 | Weblog

 

 8月8日と9日は、高槻市立生涯学習センターの1階展示ホールで、「平和展」が開催されていて参加してきました。

 今年の平和展のメイン展示には、「命の水を届けた医師・中村哲さんのパネル展」をはじめ原爆投下により破壊された建物の破片など、貴重な実物の品が展示されていました。

 

 また、参加者が一枚ずつの葉に「平和への願い」を書き、平和の樹を完成させるコーナーがあり、参加したわたしたちも想いを込めて書きました。そして、富赤人権推事務局(第四中学校区地区単位会)と協力者が折ってくれて完成した『千羽鶴』が飾られていました。この千羽鶴は、平和展が終わると広島の平和祈念館に寄贈される予定となっています。その他、紙芝居のコーナー(鶴ちゃんの紙芝居)もあり、園児たちが見入っていました。

  

 現在、世界のあちらこちらで戦争が起こっている現実があります。戦争は「最大の人権侵害」であり、必ず弱者が大きな犠牲となります。また、戦争は間違いなく人格を変えます。わたしたちは、戦争をおこさせることにストップをかけなければなりません。今後、戦争体験者がいなくなっていく中、体験者から聴いた話等を次世代に継承していく取り組みを追求していけません。

 

 そのためにも、一人ひとりが人権の大切さを認識することが必要です。富赤人権推として、今後とも人権にこだわり「人権啓発」を中心として取り組みを進めていきたいと思います。

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